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「 海外ドラマの間取りとインテリア」 バックナンバー

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マイ・インターン/The intern 海外ドラマの間取りとインテリア vol.69

2017.11.22

「マイ・インターン」のあらすじと主演アン・ハサウェイ、ロバート・デニーロ
VOL.69、かっこよくエレガントな家(マイ・インターン)

イエ子(以下・イ):この連載が書籍化されてから1年。実は書籍にだけ入っている映画の間取りがありました。今回はその未公開分をご覧いただきたいと思います!タイトルは『マイ・インターン』です!

Kさん(以下・K):アン・ハサウェイとロバート・デニーロという豪華共演の作品ですね。お二人とも素敵でした。仕事にストイックな女性社長も、包容力のある余裕たっぷりのベテランサラリーマンもぴったりの役柄でしたね。

イ:アメリカで映画公開後すぐにこの映画のインテリアについて雑誌で取り上げられたというだけあって、見どころいぱい家です。早速見ていきましょう♪

女性社長の家と言ってもそんな贅沢な広さではありません。1階は廊下とLDKのみで、2階は恐らくこども部屋と主寝室。1階を上から見るとこんな間取りになっています。

「マイ・インターン」のジュールスの家の間取り全体
間取り・インテリアの見どころ【白とブラウンに差し色】

イ:家の中はまず「清潔感」のある白がベース。LDKはどの壁も白く、ソファ、本棚、暖炉も白で統一されています。

K:真っ白で統一するというのは高級感もでますね。床のアンティークな木目も引き立ってます。ここに黒やグレーを合わせるというのがかなり上級。一気に個性的な雰囲気になりますね。

「マイ・インターン」ジュールスの玄関
「マイ・インターン」ジュールスのリビング全体
「マイ・インターン」ジュールスのリビング横から

イ:置かれている家具はすごくエレガント。上品で繊細なデザインのものが並んでます。

K:結構たくさんの家具がありますね。壁も写真いっぱい。椅子もたくさん。本棚も大きいものがいくつか…。

イ:やっぱりドラマ・映画に出てくる部屋は、こういう生活感がいいですね。これがないとホテルのようですから。

K:わたしが一番いいなぁと思ったのはダイニングスペースです。中央に大きなテーブルがあって、食事も仕事もできて、場所も使い方も家の中心的存在。そこでとっても目を引くインパクトの強い照明が素敵です。

「マイ・インターン」ジュールスの家族
「マイ・インターン」ジュールスのダイニング横から
「マイ・インターン」ジュールスのリビング全体
間取り・インテリアの見どころ【寝室も見せる収納で】

イ:さてさて最後は、お楽しみのキッチンへ。わたしはこのキッチンに惹きつけられました。こちらも照明が素敵!キッチン扉の色合いもどちらもかっこいいですね。

K:さすが、夫が家事をするだけはある。ここは彼の好みということでしょう。

イ:そして、うっとりするようなシンク上の壁面収納。かわいく・カジュアルに「見せる収納」すごく好みです。

「マイ・インターン」ジュールスのカウンターキッチン
「マイ・インターン」ジュールスのカウンターキッチン全体
「マイ・インターン」ジュールスのカウンターキッチン横から
「マイ・インターン」ジュールスのカウンターキッチン入口から

…でも、あれ?この感じ?前にも見とれるようなキッチンを見たことがあるような…と思って調べてみたら…

K:みたら?

イ:映画『恋するベーカリー』という映画に同じくうっとりするようなキッチンが出てくるのを思い出しました。そして、なんとこの映画は同じ監督(ナンシー・マイヤーズ)!しかも彼女の映画に出て来る家は、これまでにも何回か、読み解かせていただいておりました(笑)。

K:どれどれ…『ホリデイ』『恋愛適齢』?ああ、どちらもリクエストが多かったドラマですね!

イ:彼女が監督する映画では、女性が好きそうなコーディネートが徹底して取り入れられているんですね。ありがたい…。これからもチェックしていきたいと思います。

次回は前回の予告どおり、人気のシットコムにでてくる家です。現在全力で制作中ですので、公開まで少々お待ち下さいませ…。

間取り探偵イエ子と秘書Kさん

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