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- 第51回 アメリカンスイッチを採用して
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- 第44回 おしゃれな室内窓を安く取り入れたい!
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- 第38回 シアタールーム「塗り壁スクリーン」計画
- 第37回 塗り壁DIYぶっつけ本番!(後編)
- 第36回 塗り壁DIYぶっつけ本番!(前編)
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- 第34回 塗り壁の失敗集
- 第33回 塗り壁DIYの購入アイテムと費用
- 第32回 塗り壁DIYに挑戦!
- 第31回 北欧風外観のすみずみまで魂をこめる
- 第30回 サイディングのつなぎ目をなくす!
- 第29回 北欧風ハウスの外壁
- 第28回 石畳タイルのある玄関
- 第27回 輸入ドアのペンキ塗りと取り付け工事
- 第26回 玄関ドアをアメリカから輸入して施主支給!
- 第25回 カナダ発の断熱材吹付工事
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- 第21回 屋根材はアスファルトシングル『オークリッジ』
- 第20回 外壁の下地選び
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- 第16回 キッチンの施主支給とDIYとは?
- 第15回 木製にこだわったキッチン選び
- 第14回 理想の間取りづくり(1階編)
- 第13回 理想の間取りづくり(2階編)
- 第12回 シロアリ対策にDIYで挑戦
- 第11回 施主支給:フローリング選びから納品まで
- 第10回 分離発注のお金の流れ
- 第9回 ハラハラの地盤調査とセルフ地鎮祭
- 第8回 ついに地主との引き渡し会に
- 第7回 家の設計を進める
- 第6回 建築士が入って急展開する
- 第5回 接道義務も満たしてなかった
- 第4回 マンガみたいな結末を迎える
- 第3回 接道に5人の所有者
- 第2回 土地が安い理由
- 第1回 秘密の不動産情報と出会う
2026.07.08
【執筆者プロフィール】
tiu さん
ある日、格安の土地を見つけて、新築計画をスタートしたところ、思わぬトラブルで一度断念することに。改めて始めた家づくりを支えてくれたのは、分離発注での契約を専門とする一級建築士事務所でした。
自由度も高く、すべてを建築業者に任せるより安くつくれるけれど、手間と時間がかかる「分離発注」と自分たちでできることはするという「ハーフセルフビルド」で、憧れの北欧風ハウスが完成しました。
ちょっと他とは違った家づくりのストーリーをこの連載で綴っていきます。
第55回 床下エアコンがおもしろい!【前編】
床下エアコンをご存知でしょうか?
床下エアコンは、家庭用エアコンを使って低コストで全館空調システムを導入するという斬新なしくみで、わが家も挑戦してみることにしました。ただ、そこにはいろいろなメリットやデメリットも。
今回は、わが家が導入した床下エアコンについてそのしくみや実際の感想などをご紹介したいと思います。
床下エアコンとは?
床下エアコンは、その名の通り「基礎と床の間のスペース」にエアコンを設置し、床下空間を温めて、床のスリットから暖気を届けて家全体を温めるシステムです。そのため、高気密高断熱であることが前提条件となります。また、基本的に暖房専用の空調システムになります。
床下エアコンのメリットとデメリット
わが家が実際に感じた、床下エアコンのメリットとデメリットはこちら。
わが家の基礎と床の間のスペースに設置したエアコン。
■ メリット
・全館空調より初期費用が抑えられる
・全館空調維持費や修理費が抑えられる
・家全体が均一に温まる快適性
・エアコンの風を感じない生活
・家の魅力向上
■ デメリット
・電気代が高くなることがある
・温度調整に時間がかかる
・施工できる会社が少ない
・床下の定期掃除の手間
・メーカーの動作保証外になる可能性
・効果があるかがやってみるまで未知数
・シロアリ対策が必要
このとおり、床下エアコンはコスト面のメリットが魅力ですが、デメリットもいろいろとあります。特に保証や施工リスクの面から採用できる建築会社は限られているのが現状です。
床下エアコンのしくみ
床下エアコンは施工会社によって様々な方法がありますが、わが家は以下のような仕様になりました。
① ロフトで吸気:2階上部の空気をアローファンで吸い込みます
② 床下へ排気:ダクトを通じて、空気を1階の床下へと送り込みます
③ エアコンで暖気:送られてきた空気をエアコンであたためます
④ 1階に暖気: 1階の床に設置した複数のスリット(通風口)から温まった空気を放出し1階を温めます
⑤ 2階に暖気:1階の温まった空気で2階をあたためます(2階の床にもスリットを設置)→①にもどる
床下エアコンから、1階と2階の床につくったスリットを通り、暖気が室内に入るしくみです。
はじめての感想はまさかの⋯
そんな床下エアコンを、わが家ではじめて使った時の感想をご紹介したいと思います。
その日は、1月の初旬で外気温は5度。家の中でも手足が冷たく感じる寒い日でした。25度設定でスイッチを入れて待つこと1時間。ようやく1階がほんわかと暖かくなって来たかなという感じ。
その後、3~4時間たったあたりから、2階が徐々に暖まってきて、室温が22度に到達するのに約半日かかりました。それ以上は温度が上がらなかったので、このあたりがMAXのようです。
その時、家族がふと口にしたことばがありました。
「普通だ⋯」でした(笑)。
これが今まで家で体験したことがない「不思議な普通」で、空気の流れがない、静けさの中で、廊下もトイレも、どこにいっても暖かくもなく、寒くもなく、ただ「普通」だったのです。一年で一番過ごしやすい、春のはじめの頃の季節感が近いかもしれません。
1階のスリットから暖気が入り始め、役1時間ほどで室内が温かくなってきました。
2階のエアコンをつけることも
ただ、床下エアコンも、完璧ではありませんでした。更に外気温が下がると2階は肌寒く感じることも。朝晩は2階のエアコンを併用することもありました。
かといって設定温度をあげると1階が暑いというジレンマも。結局、わが家のエアコン構成は、2階に1つ(14畳用)、1階に1つ(6畳用・冷房専用)、床下に1つ(14畳用)の合計3台となりました。
電気代が思ったより⋯
その後、1月いっぱい稼働してみたところ、電気代がなんと例年の1.5倍に跳ね上がっていることが発覚。原因は、エアコンを自動運転にしていたことでした。
床下をどれだけ温めも、設定温度に達しないため、エアコンが常に稼働状態になってしまっていました。
そこで、温度設定は25度のまま、エアコンのタイマー機能でONとOFFを1日数回切り替えることに。このあたりも試行錯誤が必要そうです。
エアコンは、ONとOFFを1日数回切り替えることにしました。
床下エアコンはあり?
いろいろデメリットもありましたが、結果としては床下エアコンを導入してよかったと思っています。
あの体験は他ではなかなか味わえないですし、何にしても導入コストが安い点、いろいろと思考錯誤できる点がわが家に向いていました。
次回は、床下エアコンを導入にいたるまでの建築士さんとのやりとり、施主支給した資材や実際におこったトラブルについてご紹介したいと思います。



























