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「 夢のマイホーム奮闘記」 バックナンバー

第41回 夏を快適に過ごす 湿度のコントロール

2026.07.22

【執筆者プロフィール】

はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。

長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。

Blog: https://xshmblog.com

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第41回 夏を快適に過ごす 湿度のコントロール

近年、住宅の断熱・気密性能は大きく向上しました。数年前まで「高性能」とされていた断熱水準も、今では標準になりつつあります。室温は以前より安定させやすくなりましたが、実際に暮らしてみると、思いのほか難しいのが湿度の管理です

湿度を気にする理由

同じ室温でも、湿度によって体感は大きく変わります。湿度が高いと汗が蒸発しにくく、室温が低めでも蒸し暑く感じます。反対に、湿度が低ければ、気温が高くても比較的からっと過ごせます。「冷房をつけても涼しく感じない」ときは、温度だけでなく湿度も確認してみるとよいでしょう。

高湿度は建物にも影響します。空気が滞留しやすい部屋の隅や家具の裏にカビが発生したり、条件によっては壁の中で結露が起こり、柱や断熱材を傷めたりする可能性があります。湿度管理は、快適さだけでなく、家を長持ちさせるためにも重要です。

夏の体調にも、建物にも悪影響を与える湿度。今回は、「湿度対策」について考察します。

夏の体調にも、建物にも悪影響を与える湿度。今回は、「湿度対策」について考察します。

湿気はどこから入るのか

室内の湿気は、入浴や調理、室内干し、人の呼吸などで発生します。それに加えて、窓やドア、換気設備、建物の隙間から外の湿った空気が入ってきます。梅雨時期の東京では、月平均の相対湿度が80%前後になることもあり、外気を取り込めば室内の湿度も上がりやすくなります。

そこで大切になるのが気密性能です。隙間が少なければ、意図しない場所から湿気が入る量を抑え、換気経路を計画しやすくなります。ただし、住宅には換気が必要なため、外気を完全に遮断することはできません。浴室やキッチンの換気扇を動かすと室内が負圧になり、給気口や隙間から湿った空気を呼び込むこともあります。

1階の間取り。青い四角の部分に給気口があります。

1階の間取り。青い四角の部分に給気口があります。

2階の間取り

2階の間取り

最後はやはりエアコンと除湿機

必要な換気を確保しながら湿度を下げるには、エアコンや除湿機が現実的です。わが家でも、夏や梅雨時期は除湿機が欠かせません。

エアコンは実は強力な除湿性能を持っています。熱交換の仕組みから、室内の水を大量に室外へ排出するので、冷房運転にするだけでかなりの除湿効果があります。しかし、性能の低いエアコンでは「湿気戻り」(※)という症状を発することがあるため、安定した除湿性能を期待したい場合は、「再熱除湿」や、同様のハイブリッド機能を搭載したエアコンを探してみてください。

また、設計段階から除湿機の使用を想定しておけば、「除湿コンセント」と呼ばれる排水設備を設ける方法もあります。タンクの水を捨てる手間が減り、継続して使いやすくなります。わが家ではその知識がなく、採用はできませんでした…。

断熱性能が高まった今、次に湿度のことも考えてみるとさらに快適に過ごせるかもしれません。

※湿気戻り:室内が、エアコンの設定温度に達した時に、室外機の動作が停止し、エアコン内部に含まれる水分が室内に放出されること

わが家の除湿機。除湿器は靴を乾かす機能がついていると一石二鳥です。

わが家の除湿機。除湿器は靴を乾かす機能がついていると一石二鳥です。

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