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2026.04.15
【執筆者プロフィール】
はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。
長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。
Blog: https://xshmblog.com
第35回 駐車スペースと玄関アプローチ
わが家の外構は、主に駐車スペースと庭という二つのスペースで構成されています。2回に分けて、外構設計を進める中で気づいた意外な費用や、日本の伝統的なデザインを取り入れたアプローチ、そして家族の憩いの場となった庭の工夫についてご紹介します。
多目的に使える駐車スペース
外構設計の過程で驚いたのが、コンクリートの価格の高さです。わが家では駐車場全面にコンクリートを敷設しましたが、植栽を含む庭全体の費用よりも高額となりました。
コンクリートの殺風景さを和らげるため、目地には土を残し、隙間にタマリュウを植え、緑を取り入れています。
駐車スペースの奥には板塀を設置しました。これは、裏の住宅へのクルマのバックライトの眩しさを軽減する目的で立てたものですが、夏の時期にはタープポールとしても機能し、実用的な多目的スペースを生み出しています。
目地に土を残し、隙間にタマリュウを植えてもらいました。
意外に高額となったコンクリートスペース。
駐車スペースの奥にタープを張ってプールで水遊び。板塀がタープポールとして役だっています。
アプローチは玄関への自然な道を
駐車場と土の庭をつなぐアプローチは、素材の対比と調和を意識して設計しました。
硬質なコンクリートの駐車スペースから有機的な庭へ緩やかに移行するため、タマリュウの緑と大谷石の石段で空間を区切りながら、玄関への自然な道の役割を果たしています。
大谷石で道と石段をつくりました。
また、アプローチには「土塀」を設けています。これは、私の出身地である沖縄県の古い家に伝わる、魔除けや目隠しとしての「ヒンプン(石壁)」の風習をヒントにしたものです。
リッチな石壁の代わりに、版築土塀と呼ばれる技法で玄関の半分を覆うように立てました。この土塀のおかげでアプローチにわずかなカーブが生まれ、敷地に入る際に奥行きを感じさせる、趣のある道筋ができています。
※版築土塀…土やセメントなどを重ね、模様をつくる工法
さらに、有機的なアプローチの素材感に、金属製のポストやエアコンの配管が馴染むよう、背丈が少し高くなるマホニア・コンフューサを植え、風景への一体感を出しています。
土塀の横からドアまでわずかにカーブする道で奥行きを感じます。
ポストとエアコンの配管まわりに、マホニア・コンフューサを植えて、自然の風景に馴染むようにしています。
次回は、1階のLDKに面した庭について詳しく記載します。



























