- 第54回 ロフトを最大限まで生かす
- 第53回 和室の収納と部屋干しアイデア集
- 第52回 リビングとつながる北欧風和室
- 第51回 アメリカンスイッチを採用して
- 第50回 ライティングレールで自由な照明設計【後編】
- 第49回 ライティングレールで自由な照明設計
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- 第47回 バルコニー屋根は必要だった!
- 第46回 2階に広いウッドバルコニーがほしい!
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- 第44回 おしゃれな室内窓を安く取り入れたい!
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- 第39回 塗り壁DIY、道具も大切
- 第38回 シアタールーム「塗り壁スクリーン」計画
- 第37回 塗り壁DIYぶっつけ本番!(後編)
- 第36回 塗り壁DIYぶっつけ本番!(前編)
- 第35回 塗り壁のやり直しは?
- 第34回 塗り壁の失敗集
- 第33回 塗り壁DIYの購入アイテムと費用
- 第32回 塗り壁DIYに挑戦!
- 第31回 北欧風外観のすみずみまで魂をこめる
- 第30回 サイディングのつなぎ目をなくす!
- 第29回 北欧風ハウスの外壁
- 第28回 石畳タイルのある玄関
- 第27回 輸入ドアのペンキ塗りと取り付け工事
- 第26回 玄関ドアをアメリカから輸入して施主支給!
- 第25回 カナダ発の断熱材吹付工事
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- 第20回 外壁の下地選び
- 第19回 ドタバタの上棟
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- 第17回 空中移動するショベルカー(基礎工事前編)
- 第16回 キッチンの施主支給とDIYとは?
- 第15回 木製にこだわったキッチン選び
- 第14回 理想の間取りづくり(1階編)
- 第13回 理想の間取りづくり(2階編)
- 第12回 シロアリ対策にDIYで挑戦
- 第11回 施主支給:フローリング選びから納品まで
- 第10回 分離発注のお金の流れ
- 第9回 ハラハラの地盤調査とセルフ地鎮祭
- 第8回 ついに地主との引き渡し会に
- 第7回 家の設計を進める
- 第6回 建築士が入って急展開する
- 第5回 接道義務も満たしてなかった
- 第4回 マンガみたいな結末を迎える
- 第3回 接道に5人の所有者
- 第2回 土地が安い理由
- 第1回 秘密の不動産情報と出会う
2026.05.20
【執筆者プロフィール】
tiu さん
ある日、格安の土地を見つけて、新築計画をスタートしたところ、思わぬトラブルで一度断念することに。改めて始めた家づくりを支えてくれたのは、分離発注での契約を専門とする一級建築士事務所でした。
自由度も高く、すべてを建築業者に任せるより安くつくれるけれど、手間と時間がかかる「分離発注」と自分たちでできることはするという「ハーフセルフビルド」で、憧れの北欧風ハウスが完成しました。
ちょっと他とは違った家づくりのストーリーをこの連載で綴っていきます。
第52回 リビングとつながる北欧風和室
ダイニングとリビングを合わせてわずか9畳のわが家。そんなわが家にとってロフトはなくてはならない存在でした。
日常の空間に奥行きをもたらすリビングにつながるロフト、風が通り抜け、夏でも涼しく居心地良く過ごせる使える小空間。秘密基地のような遊び心ある屋根裏。今回はそんな理想のロフトを実現すべく、わが家がたどりついたロフトをご紹介したいと思います。
わが家のロフトの条件
わが家にはロフトへの大きな希望がありました。その条件が以下の3つ。
1.ロフトとリビングをつなげて大空間に
ダイニングとリビング合わせて9畳ほどのわが家は、少しでも部屋を広く見せるためにいろいろなしかけを取り入れました。その一つが今回のリビング併設の全開口型ロフトです。
2.真夏でも快適な居心地
実家のロフトが夏にサウナ状態で1分といられない場所でした。真夏でも快適に過ごせること、これは絶対条件です。
3.遊び心のある秘密基地的な空間
映画に出てくる秘密基地のような屋根裏部屋。自分の家にそんなワクワクする空間があるなんて夢が広がりますよね。これもロフトをつくる大事な条件でした。お金をかけずにどこまでできるか挑戦したいと思っています。
これらの条件をもとに、建築士さんと綿密に検討。勾配天井とロフトをどう組み合わせるか、空気の流れと窓の配置、断熱材の選定、収納スペース、コンセントや照明、はしごの選定から配置まで細部まで調整を繰り返しました。
分離発注方式は、こういうとき施主が設計や材料まで深く関われるのが良いところです。
勾配天井、窓の配置、断熱材の選定、収納スペース、コンセント、照明、はしごの選定まで細部を検討・調整しました。
ロフトのこだわりポイント
1.開放感
まずは開放感。写真はリビングからロフトを見上げたところですが、リビングとの仕切りをなくしたことで視線の抜け感が生まれ、広々とした空間を実現できました。
ロフトの下は子ども部屋と階段と浴室で、空間をあますことなく有効活用できたのもポイントです。
リビングと繋がった空間となり、視線の抜け感が生まれました。
2.断熱材(アイシネン)
実は住んでみるまで不安だったのが天井の断熱性能。これが原因で部屋が暑かったら一生後悔しそうですもんね(汗)。
素材はグラスウールなど様々な選択肢がありましたが、建築士さんおすすめの発泡ウレタン系の断熱材「アイシネン」を採用。予算アップにはなりましたがここだけは快適さを優先しました。
断熱材は、発泡ウレタン系「アイシネン」を採用。
そして、実際に8月の猛暑日に計測した結果がこちら(エアコン14畳タイプ1台、23度設定)。
外気温「35.9度」に対し、天井付近で「26度」。これなら問題なく過ごせるレベルです。天井を触ってみても常温。最近の断熱材に脱帽です。
外気温「35.9度」に対し、天井付近で「26度」。
3.空気循環システム(自己流)
天井にたまった空気を逃がす対策も欠かせません。
そこで、三菱電機の『カウンターアローファン』という、ダクトに接続して空気を送り出すためのファンを採用。
天井付近にたまった温かい空気を、このダクトから吸い込んで1階の床下に送るしくみです。空気の方向を切り替えることで、冬は床下エアコンの温かい空気をここから排気する役目もあります。
ちなみに、24時間換気システムという方法もありましたが、そちらは車1台買えそうな金額だったので断念。いろいろ探して建築士さんとも相談しつつこちらを採用することになりました。というわけで、完全自己責任システムです。
窓も大きめのものを配置。これで実家のロフトのような灼熱空間とはおさらばです。
三菱電機の『カウンターアローファン』で1階の床下に暑い空気を送ります(左側のカーテン部分は収納スペース)。
4.収納スペース
ロフトは7.5畳ありますが、左サイドの1.5畳の壁内スペースを物置としました。この部分は天井が低く立てない高さですが、収納ケースが2段は重ねられるので、この収納力があるとないとでは雲泥の差です。
ごちゃごちゃしているので普段はカーテンで目隠をしています。
5.秘密基地空間
ロフトの壁は、漫画喫茶のようなマンガ棚を設置。誰にも邪魔されずに、好きなマンガを寝転びながら読める夢の空間です。ここはこれから時間をかけてカスタマイズしていきたいと思います。
マンガ棚を設置。ひとりで寝転がって自由にくつろげる空間が完成。
生きたロフトへ
こだわりにこだわった結果、ロフトはわが家にとって欠かせない存在となりました。せっかく作るなら、やっぱり「生きたロフト」にしたいですもんね。この記事が、ロフトづくりで迷っている方の、なにかのヒントになれば嬉しいです。



























