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「 分離発注とハーフセルフビルドで」 バックナンバー

第52回 リビングとつながる北欧風和室

2026.04.08

【執筆者プロフィール】

tiu さん

ある日、格安の土地を見つけて、新築計画をスタートしたところ、思わぬトラブルで一度断念することに。改めて始めた家づくりを支えてくれたのは、分離発注での契約を専門とする一級建築士事務所でした。

自由度も高く、すべてを建築業者に任せるより安くつくれるけれど、手間と時間がかかる「分離発注」と自分たちでできることはするという「ハーフセルフビルド」で、憧れの北欧風ハウスが完成しました。

ちょっと他とは違った家づくりのストーリーをこの連載で綴っていきます。

Blog https://myhomeblog.tiulabo.net/

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第52回 リビングとつながる北欧風和室

和室の活用方法でお困りではありませんか?

お布団やタンスの置き場、日用品の収納、さらには室内干しのスペースなど、「和室をもっと有効活用したい」と考えているご家庭は多いはず。わが家も限られたスペースの中で、和室を最大限に活かしたいと試行錯誤してきました。とはいえ、生活感がただようのは避けたいもの。

今回は、そんなわが家がたどり着いた「リビング和室」の収納と洗濯物干しのアイデアをご紹介します。ぜひ、家づくりの参考にゆっくりとご覧ください!和室の紹介編はこちら

一畳の押入をどう生かす?

わが家の和室は「6畳の広さに1畳の押入」という構成です。

この限られたスペースに、布団や洋服、小物などを効率よく、かつ大量に収納したいと考えていました。リビングの横に位置するため、和室がごちゃごちゃしないことも重要なポイントです。

そこで、押入のレイアウトや収納アイテムを検討した結果がこちら。

「押入は上段ラック+ハンガーポールのみ」

押入のレイアウトはさんざん悩み抜きましたが、最終的には「上段ラックとハンガーポールのみ」というシンプルな構成に。あえて作り込みすぎないことで、将来的なライフスタイルの変化にも柔軟に対応できると考えました。

上から季節物、衣類、布団を収納

上段ラックには、普段使わない季節ものの衣類やバッグを配置。無印良品の収納ボックスを採用したことで、サイズがぴったりで見た目もよい感じに。

下段には「キャスター付きすのこラック」を導入して布団を乗せ、その上のハンガーラックに衣類を掛けられるようにしました。

これに合わせて扉は3枚スライド引戸を採用。開口部がぐっと広くなるため、大きな布団の出し入れもスムーズです。

一畳の押し入れのレイアウトです。扉で隠れている部分に引き出し収納があります。

一畳の押し入れのレイアウトです。扉で隠れている部分に引き出し収納があります。

タンスは信頼の「Fits」

写真には写っていませんが、押入の左端にプラスチック製の収納ケースを縦に積み上げてタンス代わりにしています。選んだのは、信頼の「Fits」。これまでさまざまな収納ケースを試してきましたが、やはりFitsは頑丈で長く使っても歪まないので選んで正解でした。

デッドスペースをとことん有効活用!

続いて、デッドスペースを生かした「ニッチ床の間」「鴨居風物干しDIY」についてご紹介します。

引戸のデッドスペースに「ニッチ床の間」

和室には3連のスライドドアがあるのですが、その引込スペースの横に30cmほどのデッドスペースがありました。そこを「ニッチ床の間」にすることに。

さらに、ホームセンターで調達した自在フックと棚を設置しラックを自作。これがあれば別途収納家具を置かずにすみますし、部屋も片付いてすっきりです。

リビング側からは死角になって見えないため、マンガや思い出の写真置き場にもなっています。たった、30cmですが和室に床の間というプチ満足感が得られるのも良いところです。

和室の出入り口3連スライドドアの横に自作の「ニッチ床の間」。ホームセンターで購入した棚の高さを変えらるレールとフック、棚板でDIYしました。

和室の出入り口3連スライドドアの横に自作の「ニッチ床の間」。ホームセンターで購入した棚の高さを変えらるレールとフック、棚板でDIYしました。

部屋干しは「鴨居風物干しDIY」で解決

今回の家づくりで「部屋干しをどこでするか?」は、わが家にとってかなり大きな問題でした。本音を言えば和室に洗濯物は干したくないのですが、日々の家事の現実はそうもいきません。

しかし、リビングから丸見えになるような「物干しスタンド」は置きたくないですし、「ホシ姫サマ」や「pid」なども検討しましたが、干せる量や、見た目や設置やメンテナンス、コストを考えるとどうも踏み切れません。

そこで思いついたのが「鴨居」。おばあちゃんの家にある和室の引戸の上にあるやつですね!

引き渡し後だったので自分で取り付けるしかなかったのですが、良い方法がなく、探しに探してたどりついたのが「木製カードレール(60cm)」。

その名の通り、本来は写真などを飾るためのアイテムです。これをドア枠の上に取り付けたところハンガーのフックにぴったり。

引き渡し後に、和室のドア枠に取付けた木製カードレール(60cm)。ハンガーフックにぴったりのものを見つけました。

引き渡し後に、和室のドア枠に取付けた木製カードレール(60cm)。ハンガーフックにぴったりのものを見つけました。

見た目も違和感無く、リビングからも見えず、頑丈でたくさん干せる上になんといってもリーズナブル。わが家にとってはこれがベストアイテムとなりました。その後、10年経過しましたが今でも現役で大活躍しています(試される際は耐荷重等、自己責任でお願いします)。

見た目もドア枠に馴染んで目立たず、便利な部屋干しレールができました!

見た目もドア枠に馴染んで目立たず、便利な部屋干しレールができました!

快適な和室ライフのために

和室という空間は、生活をイメージして作り込むことで「ただの和室」から「便利な和室」へと変貌します。みなさんもぜひ、ご自身のライフスタイルに合った「わが家流の和室活用術」を見つけてみてくださいね。この記事が、これから家づくりをされる方の参考になれば幸いです。

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