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2022.05.11
【執筆者プロフィール】
まっしん はやぶさ さん
関西から関東に転職を機にお引っ越し。関西で暮らしていた分譲の戸建ては賃貸に出すものの、住宅ローンの支払いは赤字に…。さらに関東での家賃も加わって…。
それならば!と、二軒目の家を建てることに。住宅ローンをできるだけ抑え、かつ、土地も建物も満足のいく家づくりに挑戦されました。コストを抑えるコツ、納得のいくまで調べられた知識をこの連載にまとめていきます。
https://kisekinomyhome.blog.fc2.com/
イラスト:天野勢津子さん
https://amachakoubou.com/
前回に続いて、庭の植栽のご紹介の後編です。
今回は、景観だけでなく、リビングや庭の中への目隠しも意識した樹種選びとなりました。果たして思惑通りになったかどうかの視点でもご覧ください。
ゆっくり育てるオリーブ・ミッション
さらに、シマトネリコの隣には、オリーブ・ミッションの苗を植えました。
成長の遅いオリーブは高価なので、苗からゆっくり気長に育てるつもりで、目隠しは期待しません。白銀色の尖ったオリーブならではの特徴的な艶のある葉と樹形は、シマトネリコと違った品格を感じるので、綺麗に大きくなってくれるのが楽しみです。
もう一つの常緑樹にはシラカシを選択
もう一本シマトネリコとは違う雰囲気の常緑樹を植えたくなり、シラカシを選びました。
オリーブ・ミッションは成長に時間がかかりそうですが、シラカシは成長が早いので、シマトネリコと少し離して植えました。実は、大きく成長した格好良いシラカシのシンボルツリーの写真を、どこかの建築事例で見かけて憧れたのも選んだ理由です。
シマトネリコよりも存在感のあるしっかりした葉を付けますが、長細い葉のためスタイリッシュなイメージでとても気に入っています。
成長が早い樹木を選ぶとこうなる
シマトネリコの成長の速さは玄関脇の花壇(第45回)でも充分思い知らされています。しかし、庭の地植えは、南側で日当たりがよく、根も張りやすいためか、さらに成長の速度が早いようです。
植え付けから6年後には、脚立に乗っても届かない4m超えの高さまでシマトネリコもシラカシも成長しました。こまめに剪定しているつもりでも、油断するとすぐに葉が密集して伸びて手入れが追いつかなくなってしまう状況です。
確かに、当初期待した目隠しの役割はしっかり果たしてくれていますが、シマトネリコの爽やかで、やわらかい樹形を楽しむには、かなりの手間も剪定技術も必要なようです。
通路の目隠し対策を兼ねた鉢植え(ドドナエア・フェイジョア)
地植えの樹木選びのために園芸店を見て回っていると、あれもこれもと植えたい木が増えてしまったのですが、さすがに地植えスペースには限界があります。
そこで、庭の出入り口の目隠し強化を兼ねて、鉢植えにすることを考えました。
私道に面した庭の出入り口なので、人通りは多くはないのですが、庭で食事を楽しんだりくつろいでいるときに、ご近所さんと顔を合わせるのを気を使ってしまうときがあるのが気になっていました。完全な目隠しにはならなくても、さりげなく目線を隠せないかと考えて選んだのは、ドドナエアとフェイジョアです。
どちらも常緑樹なので、成長したら年中ガーデンアーチのように庭の入り口を彩ってくれることを期待していたのですが、鉢の大きさの選択が甘かったようです。
実は、ほとんど剪定していないのですが、植え付けから8年を経過した今でもフェイジョアの樹高はほとんど変わっておらず、目隠しにはなりません。さらに、丈夫で放任でも育つと聞いていたドドナエアに関しては、わずか1年ほどで枯らしてしまいました。
鉢の大きさ以外の原因もありそうですが、これ以上大きな鉢は、重くて扱いづらいので、当初の目隠し作戦は現在、残念ながら諦めムードです。
まずは、フェイジョアを元気に育てられるように研究してみたいと思います。