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まっしん はやぶさ さん
関西から関東に転職を機にお引っ越し。関西で暮らしていた分譲の戸建ては賃貸に出すものの、住宅ローンの支払いは赤字に…。さらに関東での家賃も加わって…。
それならば!と、2軒目の家を建てることに。住宅ローンをできるだけ抑え、かつ、土地も建物も満足のいく家づくりに挑戦されました。コストを抑えるコツ、納得のいくまで調べられた知識をこの連載にまとめていきます。
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イラスト:天野勢津子さん
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東に面する二連の縦長窓の位置に合わせて張り分けたサイディングは、わが家の外観のアクセントとしてこだわったポイントです。
自ら作成した3Dパースで張り分けイメージ(第19話、20話)を工務店にも見てもらい、立面図でもしっかり確認したので準備に抜かりはなかったのですが… 張り分けられた結果を見て、まさかと固まってしまいました。
その理由は、窓の両側に余白が均等ではないため、窓が片方にずれているように見えてしまうからです。 立面図では左右均等な余白になるように見えるので安心していたのですが、なぜこんなことに…。
現場監督に確認してみたところ、サイディングを固定する胴縁という下地材の関係で、この位置になったという説明でした。
この胴縁は柱や間柱がある位置に固定するそうですが、それまで柱がどの位置にあるかをまったく意識せずに、張り分けや窓の位置を考えていたことに気が付きました。
もしかしたら、無理にお願いすれば、工務店も修正してくれそうな雰囲気でしたが、既に張り終わっているサイディングを見て、これをクレームにしてしまうと大変なことになると思い、あきらめました。
ちなみに、当初は結構なショックだった割に、最近はすっかり見慣れてしまいましたが(笑) 。
キッチンの通路を広げるため、東側の壁の一部を出っ張らせることになった(第13回)のですが、このお陰で、とても立体的な外観になりました。
入隅部分で貼り分けたサイディングも、とても自然な仕上がりです。 こだわった16mmのサイディングの彫りの深い陰影も予想以上に重厚感があります。
実は当初、この入隅部分に縦樋がつく予定でした。ジグザグの屋根部分から落ちる雨音が気になるかもと工務店の提案があったためです。
結局、雨樋屋さんの判断で付けなくてもよくなったのですが、雨樋が付くと折角の外観が台無しになると悩んでいたので、嬉しい工事中の仕様変更でした。
設計時はコストダウンのために、角の少ない家(第4回)にしなければと考えていましたが、ローコスト住宅の予算でも実現できたのは、太っ腹工務店のお陰です。
でも、この程度のちょっとした凸凹であればと、低価格で対応してくれる工務店は他にもありましたので、ローコストだからと諦めず相談してみると良いかもしれません。
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