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2021.10.27
今回は、縦長の土地で屋根裏の空間を部屋として使う「広いホームオフィスを設けたプラン」をご紹介します。
充分な生活空間を確保しながら、屋根裏部屋を3階とすることで、自宅とは思えないくらい広く機能性の高いホームオフィスが実現できます。
約15畳の屋根裏ホームオフィス
【このプランの面積】
・敷地面積:136.26㎡(41.13坪)
・1階面積:53.82㎡(16.24坪)
・2階面積:44.72㎡(13.50坪)
・3階面積:37.72㎡(11.38坪)
・総床面積:136.26㎡(41.13坪)
このホームオフィスは、自宅での開業を想定したプランです。仲間と仕事ができる充分な広さ(約15畳)と、プライベート空間との区別を重視しています。
家族のプライバシーと快適な生活空間を確保しつつ、仕事にも没頭できる環境を自宅で実現することは、スモールビジネスを営む起業家の方には大変重要なポイントではないでしょうか。
外観では2階建てに見える
今回のプランは3階建てですが、3階から2 階のインナーバルコニーまで掛かる大屋根を採用し、2階建てのように見える外観になっています。
この敷地のように細長い敷地の3階建ての場合、縦に長く不安定に見える外観になることを和らげたり、外観に変化を演出できることも、屋根裏部屋を活用するメリットと言えそうです。
建物の正面が駐車スペースですが、2階リビングにしたため、明るいリビングを確保しています。せっかくの南向きの土地でも間口が狭いと、玄関や駐車スペースによって日当たりやリビングからの景色に影響することは、考慮しておきたいポイントです。
屋根裏部屋に玄関から直接出入り
起業まもないホームオフィスでは、昼夜問わず、頻繁な仕事関係者の出入りも予想されるのではないでしょうか。いくら、家族の理解があったとしても、少しでも家族のプライバシーを確保しておきたいものです。
そこで、このプランでは、1階玄関から3階屋根裏のホームオフィスまで出入りすることができる階段の配置にしてみました。
ベッド併設の屋根裏ホームオフィス
このホームオフィスは、仕事仲間の作業机や必要に応じた打ち合わせスペースが充分確保できています。また、屋根裏部屋の天井の高さを活かして、収納棚の上に仮眠がとれるベッドを設置しました。
こんな素敵な空間から、生み出される事業がどんなものになるかを想像したらワクワクしてしまいますね。