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「 屋根裏部屋がほしい!」 バックナンバー

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第25回 よく検討したいところ  ②屋根の種類と角度の違い【屋根の勾配4寸】【屋根裏部屋がほしい!25】

2022.03.30

6寸勾配の奥行きと屋根の種類で比較

屋根の種類と勾配の違いによって、屋根裏の空間がどのように変化するか、比較検討の後編です。屋根裏スペースを広げるために、急勾配となる6寸勾配にした場合も見ていきます。

急勾配屋根は、デザイン性の高い外観や雨漏りに強くなるメリットがある一方、屋根の面積が増えたり、屋根足場が必要になることによるコストアップのデメリットもあります。

とはいえ、急勾配屋根は、屋根裏収納のスペース確保にも、やはり効果は絶大です。

切妻屋根/6寸勾配

奥行:4.5間(8190mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸

4寸屋根では、まったくなかった1.4mの天井高が半分以上確保できています。これなら、人が移動して利用するような屋根裏収納も問題なく実現できそうです。

【奥行/4.5間(8190mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸】高さ1400の天井が広くつくれます。

【奥行/4.5間(8190mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸】高さ1400の天井が広くつくれます。

■奥行/3間(5460mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸

1.4mの天井高は確保出来ていませんが、収納はしごで出入りする、物置スペースに特化するなど、工夫次第で利用方法はありそうです。

【奥行/3間(5460mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸】平らな天井の高い部分がないため、
中で作業するのは大変かもしれません。

【奥行/3間(5460mm)/屋根種類:切妻/屋根勾配:6寸】平らな天井の高い部分がないため、
中で作業するのは大変かもしれません。

片流れ屋根/6寸勾配

■奥行:4.5間(8190mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸

全面的に天井高1.4mの屋根裏収納スペースを確保してもなお、天井高スペースにまだまだ余裕があります。

ここまでするなら、いっそのこと天井や床面積の制限をなくせる3階建てプランにしたくなりますね。また、建物の片方だけ極端に高くなりすぎるため、外観のバランスや、重心の偏りによる耐震性の問題、斜線制限の影響などが気になります。

【奥行:4.5間(8190mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸】耐震性、斜線制限の問題がなければ、使いやすい空間ができる間口と勾配です。

【奥行:4.5間(8190mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸】耐震性、斜線制限の問題がなければ、使いやすい空間ができる間口と勾配です。

奥行:3間(5460mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸

6寸勾配であれば、奥行きが3間まで狭くなっても、勾配の影響をうけず、1.4mの天井高を全面的に実現できます。どうしても、屋根をかける方向に建物の奥行きを取れない場合には、有効な選択肢になりそうです。

【奥行:3間(5460mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸】間口が狭くても、1.4mの天井高を実現できました。

【奥行:3間(5460mm)/屋根種類:片流れ/屋根勾配:6寸】間口が狭くても、1.4mの天井高を実現できました。

片流れ屋根でも屋根裏収納を建物の中央に配置する方法

効率的に屋根裏収納スペースを確保するには、片流れ屋根が有利なことは、あらためてよく確認ができました。しかし、片流れの屋根の外観がどうしても好みに合わなかったり、計画地の斜線制限の影響を受けてしまうこともあります。

さらに、階下のプランとの兼ね合いで、屋根裏収納が建物の中央にあるほうが、階段の計画の都合が良い場合があります。

こんな時には、切妻屋根と片流れ屋根のいいとこ取りをしたような、招き屋根がお勧めです。招き屋根とは、切妻屋根の片方の屋根面を伸ばし、もう片方を短くしたような屋根のことです。屋根が段違いになっていることで、片流れのように屋根裏に広いスペースを確保できるだけでなく、外観も個性的になる特徴的があります。

屋根を段違いにする位置と合わせて、屋根裏収納の配置もコントロールできるので、階下の間取りとの調整も自由度が高まります。切妻屋根のように急勾配にしなくても、広い屋根裏収納を確保しやすいので、将来のメンテナンスコスト面でもメリットとなる可能性があります。

屋根裏収納の計画にお悩みの方は、招き屋根も選択肢として検討してみてはいかがでしょうか?

・屋根裏は広く取れるが、建物の端に配置することになる。
・屋根の頂点が建物の片方に偏り高くなるため、外観のバランスや斜線規制などの問題となる場合がある

・屋根裏は広く取れるが、建物の端に配置することになる。
・屋根の頂点が建物の片方に偏り高くなるため、外観のバランスや斜線規制などの問題となる場合がある

・建物の端に屋根裏収納を配置しながら、効率よくスペースを確保することができる。
・屋根の頂点の位置をコントロールできるため、外観のバランスや斜線規制などの対策にもなる
・片流れに比較してスペースの節約による、構造材や外壁材などの削減に繋がる場合もある。

・建物の端に屋根裏収納を配置しながら、効率よくスペースを確保することができる。
・屋根の頂点の位置をコントロールできるため、外観のバランスや斜線規制などの対策にもなる
・片流れに比較してスペースの節約による、構造材や外壁材などの削減に繋がる場合もある。

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