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「 屋根裏部屋がほしい!」 バックナンバー

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「ドーマー」ってどんな窓?【屋根裏部屋がほしい!13】

2020.12.16

(1)壁不足を解消できるドーマー窓

屋根裏に窓を付ける壁が十分取れない場合には、ドーマーを利用する方法があります。

洋風住宅でよく見られる、屋根の上に突き出た小さな屋根付きの窓のことをドーマーと呼びます。おしゃれな洋風住宅の外観のアクセントとして、憧れる方も多いのではないでしょうか。

窓を取り付けるためだけではなく、屋根裏の空間を広げることができるので、屋根裏部屋をつくるほどのスペースがなさそうと諦めていた場合にも、魅力的な選択肢となります。

こちらは「ゲーブルドーマー」窓。

こちらは「ゲーブルドーマー」窓。

(2)ドーマー窓の種類

●ゲーブルドーマー

まるで屋根の上に小さな家が載ったようなドーマーです。主に採光目的に適しており、屋根裏の空間はあまり広げられません。三角屋根が可愛く、小さいものを、複数付けて外観上のアクセントとしても好まれます。

●ジェットドーマー

採光に加え、天井高を確保して、屋根裏空間を大きく広げるのに適したドーマーです。

●ピークドーマー

屋根にちょこんと三角形が載った可愛いドーマーです。ゲーブルドーマーよりも、広げる空間は小さく、採光と通気、外観のアクセント目的として使われることが多いようです。

(3)天井高不足も解決してくれるドーマー窓

天井の勾配で固定階段の天井高を十分確保できない場合に、ドーマーを活用することもできます。

一方で、建築費がアップしたり屋根構造が複雑になって雨漏りのリスクが高まるデメリットもあるため、建築会社とよく相談して検討しましょう。

屋根勾配のために、窓を付ける壁が取れなかったり、天井高が不十分な場合にドーマーが有効です。

屋根勾配のために、窓を付ける壁が取れなかったり、天井高が不十分な場合にドーマーが有効です。

天井の高いスペースを広げて使いやすい屋根裏にできます。

天井の高いスペースを広げて使いやすい屋根裏にできます。

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