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「 片付く収納計画」 バックナンバー

すべてのものに定位置を!【片付く収納計画 30】

2021.11.24

【執筆者プロフィール】

ichigo(草彅 直子) さん

元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。

現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。

HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:https://pokapoka-biyori.blog.jp/

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すぐに散らかる原因

すぐに散らかってしまう大きな原因のひとつに「ものの住所(定位置)が決まっていないから」ということがあります。

今、家の中を見回して、いつも出しっぱなしになっているもの、床に置かれているもの、なんとなく適当に置いてしまうけど実は邪魔になっているものはありませんか?

今回はリビングのお悩みと一緒に、ものの定位置づくりについてお話します。

【お悩み】
LDKが片付きません。調味料は出しっ放しになりますし、DMなどの郵便物も山積みになります。カタログ雑誌なども送られてきたものをそのまま置きっぱなしになってしまい、段々と乱雑になってしまいます。電気料金、ガス料金の明細も溜まってしまいます。

こちらのお悩みを読んだ瞬間、郵便物やカタログ雑誌、公共料金の明細がキッチンカウンターやテーブルの上に無造作に置かれて溜まっている様子が目に浮かびました。

それらのものの住所がしっかり決まっていないのではないでしょうか。だから、「とりあえずここに置いておこう」と目につく平面に置き、気付いた時には平面という平面には何かしらが置かれていて散らかった印象になってしまっているのでは?家族が集まるLDKで特によくある光景です。

ここでのキーワードは、
「定位置づくり」「サイクルづくり」です。

定位置づくり

まずは定位置づくりから。

ものの定位置をつくる時の基本は「使う場所に出し入れしやすい収納をつくる」ことです。

使う場所から遠く、面倒な収納をつくってしまうと、使うときは必要だから多少面倒でも取り出しますが、使い終わった後は「元の場所に戻そう」というモチベーションは下がってしまうので出しっぱなしが発生します。

ものの定位置をつくる時には、

・できるだけ使う場所に近いところ、または動線上につくる
同じ目的/シーンで使うものはひとまとめにしておく
・出し入れのアクション数(手間)は最小限にする
・家族みんなにわかりやすく(共有する

といったことを意識しながら、すべてのものの住所(定位置)をつくります

お悩みにある調味料なら、収納場所が実際に使うキッチンの作業台から離れた場所にあるとすれば、出しっぱなしになるのは当然のことです。または、食事の際に使うふりかけや調味料であれば、料理に使う調味料とは別にまとめてテーブルから近い場所に収納場所をつくっておけば家族が出し入れしやすくなります。

もしかしたら、そこにある必要のないものにスペースを取られていて、本当にそこに必要なものが置けないのかもしれません。一度、全体を見回して、場所ごとに使うものを割り出し、その優先順位をつけていくと収納場所を決めやすくなります。

料理に使う調味料は、使う場所=コンロの近くですぐに取り出せる場所に収納。ダイニングテーブルで食事中に使う調味料は、テーブルの近くに置き場所をつくります。

料理に使う調味料は、使う場所=コンロの近くですぐに取り出せる場所に収納。ダイニングテーブルで食事中に使う調味料は、テーブルの近くに置き場所をつくります。

トレーやカゴで境界線をつくる

DMや郵便物、ポストに届くカタログは、今よく置きっぱなしになっている場所(またはその近く)にトレーをひとつ用意して、「郵便物」とラベリングします。家族にもそのトレーをつくったことを共有してください。

無造作にそのまま置かれていると散乱している印象になりますが、同じ場所でもトレーにまとめるだけで印象がガラリと変わります。開封処理に必要なはさみや宛名消し、ゴミ箱(または新聞ラックなど)も同じ場所に用意しておきます。その場で不要と判断できるものはそのままゴミ箱行きにできるので、溜まる量を減らすことができます。

ソファ横の棚に、リビングに散らかりやすいものの定位置をつくっています。

ソファ横の棚に、リビングに散らかりやすいものの定位置をつくっています。

処理するサイクルをつくる

郵便物、公共料金の明細など、理想は家に持ち込んだらすぐに開封して処理してしまうことです。ただ、持ち込む人が複数いる場合、家族にはまずは郵便物トレーに入れるように促します。そして、帰宅時や夕食の片付けのついでなど、タイミングを決めてたくさん溜まってしまう前に処理してしまいます。

開封時に要・不要を判断し、保管が必要な明細や書類については、別に専用の場所をつくっておくと便利です。

PCで家計簿をつけているわが家では、PCデスクの上に「領収書(今月・来月・再来月 ※カードの締め日で仕分け)」「医療費領収書」「処理待ち重要書類(年末調整書類)」などのファイルを立てています(医療費は1年に10万円を超える場合は控除を受けられるので、他のレシートとは別にしておくと◎)。

ジャパラ状になっていて開きっぱなしにできるドキュメントスタンドなら、「電気」「ガス」「水道」「医療費」「年末調整書類」「保管書類」などラベリングしておけば、普段はサッと放り込むだけなのでさらにラクです。

年末調整や確定申告の際には、必要な書類がそろっているのでとてもスムーズです。そして、毎年、年明けの少し落ち着いたころに1年分を封筒にまとめる作業をしています。

毎年この処理をしているので特に後で必要となったことはありませんが、念のため3年分保管しています。

カタログや雑誌は、読む場所の近くにファイルスタンドなどで区切って収納する場所をつくります。1冊増えたら一番古いものを1冊捨てるなどのサイクルをつくって、区切った場所以上に増えないようにします。

大切な書類の保管場所も、使う場所につくりましょう。PCで家計簿をつけるなら、領収書等の書類ものその側に。

大切な書類の保管場所も、使う場所につくりましょう。PCで家計簿をつけるなら、領収書等の書類ものその側に。

じゃばら式で開きっぱなしにできるドキュメントスタンドは書類の出し入れが簡単。

じゃばら式で開きっぱなしにできるドキュメントスタンドは書類の出し入れが簡単。

ドキュメントスタンドのラベル例

ドキュメントスタンドのラベル例

定位置&リセットで散らかり防止

ものの場所が決まっていれば、「これ、どこに置こう?」と考える必要がないので片づける行動が早くなります。そして、その収納場所と収納方法を「できるだけ使う場所の近くに」「シンプルに」して家族と共有しておけば、お母さんだけが頑張る必要がなくなります。それでも人が集まり生活していれば散らかるのは当たり前のことです。

ものが家に入ってくるところから出すまでの流れ(収納/処理の仕組み)、リセットのタイミングを無理のない形でつくることは最低限必要です。

出しっぱなしで散らかった状態に慣れてしまう前に、ものの定位置とサイクルをつくっていってくださいね。

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