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「 片付く収納計画」 バックナンバー

収納の適正容量とリバウンドしないマイルール【片付く収納計画 27】

2021.08.25

【執筆者プロフィール】

ichigo(草彅 直子) さん

元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。

現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。

HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:https://pokapoka-biyori.blog.jp/

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前回の寝室押し入れの収納をご紹介したところで、わが家の部屋別のお片付けが概ねひと回りしました。そこで、今回から数回にわたって、片づけた後のお悩みについてお答えしていけたらなと思っています。

「衣類収納と衣替え」の回で、毎日の服選びが快適になる衣替えのメリットや適正量のお話をしましたが、初回は、クローゼットのリバウンドについてです。

使いやすい状態を保ちたい

【お悩み】
ウォークインクローゼットの中の服をすべて出して、必要のない衣類を処分しました。ハンガーバーも空いたスペースができて、使いやすく大満足していたのですが、それから8カ月、すっかり元通り。ハンガーバーも服でパンパンになってしまいました。すっきりした状態を保つコツを教えてください。

今回のお悩みと同じように、「たくさん処分したけど、また増えた」という方、コロナの影響で外出が減り、服の選び方が変わった方も多いかもしれません。

また、今後ワクチン接種が進み、気兼ねなく買い物に行けるようになったら今まで溜まっていたお買い物自粛ストレスが爆発して、また服が増える可能性もアリですよね。

その前に、リバウンド防止策を考えておきましょう。

ほぼ正方形のウォークインクローゼット。衣類のほかにも、使わない寝具や季節の家電も収納。

ほぼ正方形のウォークインクローゼット。衣類のほかにも、使わない寝具や季節の家電も収納。

ご相談者さんのクローゼットの内部。ゆったり服を掛けられように整理したハンガーバーは、今は服が隙間なく掛かっています。

ご相談者さんのクローゼットの内部。ゆったり服を掛けられように整理したハンガーバーは、今は服が隙間なく掛かっています。

自分にとって快適な数を見定める

私は、基本的に「その人の楽しみは思いっきり楽しむのが一番」だと思っています。

だから、おしゃれが楽しみ!という方であれば、服が多くなるのも当然です。
ただ、際限なく増やしてしまうと、せっかく買った服の出番が減ることになって服がかわいそう。そこで大切なのは、自分なりの適正量(数)を見定めること。

・トップス 〇着
・ボトムス 〇着
・ワンピース 〇着
・アウター 〇着

と、コーディネイトが何パターンできるかを考えながら、まずは、目安になる自分なりのおおよその定数を決めます

その数に合わせてお気に入りのハンガーを揃えるのもおススメです(ハンガーの数で定数管理)

服を増やさないマイルール

だいたいの目安数が決まり、ひと通り衣類の整理が終了したら、そこからはできるだけ数を増やさないために多少のルールが必要になります。

①シーズン終わりの衣替え

これから始まるシーズンの服を処分するのは「もしかしたら着るかも」という心理が働きますが、終わったシーズンの服は要る・要らないの判断がつきやすいのではないでしょうか。

「この夏一度も着なかったから、来年も着ないな」とか、「今シーズン着倒してヨレヨレだからお疲れ様」とお別れして、来年また新しい服を楽しむためにスペースを空けておきます

そのため、衣替えは1年に最低2回がおススメです。(※衣替えにかかる時間を減らす工夫は第16回参照)

こちらは、わが家の夏の衣替えをした後のクローゼットです。

こちらは、わが家の夏の衣替えをした後のクローゼットです。

②試着は必須

私自身、服をたくさん持っていたのに毎日「着る服がない~」と言っていた頃を思い出すと、試着せずに買った服で失敗が多かったように思います。

「鏡で合わせてみて何となく」「SALE中で試着は混んでるし、安いから、まいっか」とあまり吟味せずに買って、家に帰って実際に着てみると着心地が悪かったり、シルエットのイメージが違ったり。

服を減らしてからは一着一着の買い物がとても大事になり、かならず試着するようにしています。最近はアドバイザーと相談しながら、家で試着してから買えるサービスなどもありますね。

③手持ち服とのコーデが〇パターン以上浮かんだらOK

試着するときに、家にある手持ち服との組み合わせがいくつできるかを考えます。私の場合は「3パターン以上思い浮かべばOK」ルール。

これもしっかり衣替えして、お買い物に行く前に手持ちの服を把握していないとできませんが、同じような服を買っちゃったという失敗は格段に減ります。

④1 in 1 out

一着新しいものを買うと決めると同時に、代わりに処分する1着を決めること。
買い物して家に帰ったら即、処分する服を出して、新しいものと入れ替えます。処分を先延ばしにしたり、買った服をタグが付いたままクローゼットに入れたりするのは箪笥の肥やしを増やす素になります。

⑤服にかける年間予算を決める

最後のアプローチとして、年間でおしゃれにかける予算を決めるという方法もアリです。

特に、衝動買いやおしゃれにお金をかけすぎて後悔した覚えがある人は一度試してみるといいかもしれません。1年で〇万円と決めて12カ月に分けて積み立てて、その中でやりくりします。金銭的な限度があると、もの選びに慎重になります。

捨てきれない衣類

最後に、一度処分すると決めてゴミ袋に入れてみたものの、捨てきれずまた取り出して着てしまったという経験がある方へ。

実は、私も経験ありで、それ以来「処分判断期間スペース」をつくっています。

整理でできた余ったスペース(一番取り出しにくい場所:一番下の引き出しの奥)に処分を迷った服を集め、そこから1年以上取り出さなかったら処分、取り出して着たら通常扱いとしています。

④の1 in 1 outルールに反することは否めませんが、スペースを最小限にして心のバランスを取っているといったところでしょうか。

でも「今は太っていて着られないけど、痩せたら着られる服」は問題外。痩せたらその時に自分へのご褒美を買う予定です。

一番取り出しにくい引き出しにつくった「処分判断期間スペース」。1年間取り出さなかったら処分というルールです。

一番取り出しにくい引き出しにつくった「処分判断期間スペース」。1年間取り出さなかったら処分というルールです。

私自身のクローゼットルールを挙げてみました。
ちなみに、私の服の適正(快適)数はワンシーズン12、3着で、年間では50着前後です(インナー類等含まず)。

服にあまりお金をかけないことにしているのでかなり少ない数だと思います。職場でも「服はミニマリスト」を公言していたので気楽なものでした。

適正数は人によって大きく異なります。収納スペースやどれだけそこにお金を遣えるかによっても違ってきます。まずは、今ある服と向き合って、自分自身の適正数を見極めてみるのはいかがでしょうか。

そして、ご紹介したマイルールの中から、どれかひとつでも試してもらえるとうれしいです。

イエマガ編集部より
みなさんの収納の使い方、ものの整理・管理方法等のお悩みも、ぜひお聞かせください(下記のアンケートフォームにご記入のうえ、送信ください)。こちらの連載で、取り上げさせていただければと思います。

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