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2020.11.06
【執筆者プロフィール】
ichigo(草彅 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:https://pokapoka-biyori.blog.jp/
クローゼット収納最終回となる今回は、折れ戸でできる隙間と天袋の収納について書いてみたいと思います。また、愛用アイテムもいくつかご紹介しますので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


わが家のクローゼットは折れ戸が3枚、両端の扉はガッチリ固定ではなく簡単に動かせる仕組みになっています。そのため、両端の15㎝程の隙間も収納として活用しています。
例えば、比較的出し入れしやすい廊下に面した左側にはアイロンセット(アイロン台・アイロン・アイロン用スプレー洗剤)を置いています。
アイロンをよく使う場合はリビングなどに置くのもアリですが、わが家では年に数回しか出番がないので、服に関するものとしてクローゼットに集めています。
ちなみに、反対の右側には取り外したシューズボックスの扉や余った棚板など、ほぼ出し入れしないものを置いています。


出番の少ないアイロン台やアイロンなどの「アイロンセット」をクローゼットの端の隙間に収納しています。
他にクローゼットの隙間活用法として、壁面にバーを取り付けたり、突っ張り棒やS字フックなどを使ってネクタイやベルトなどの収納をつくることもできますが、扉や服の陰になってしまうため、ものの数を抑えて出し入れしやすくつくることをおすすめします。


ひとつの仕事(作業)をするために必要な複数のものを集めた収納を「グルーピング収納」と言います。わが家のクローゼットで言えば、旅行セットや冠婚葬祭セットがそれにあたります。
旅行セットには、
□ 旅行用かばん
□ ミニボトル類
□ ボディータオル
□ ポーチ/ジッパーバッグ
□ 洗濯ネット
などのトラベルグッズをまとめて、普段使っているものを旅行時に入れ忘れないよう持ち物リストをつくって蓋に貼っています。


こちらは「旅行セット」。カテゴリーに関係なく、旅行で使うものをまとめて入れています。また、普段使っていて、このボックスにしまえないものは、リストをつくって蓋の部分に貼ってあります。
冠婚葬祭セットには、
□ パーティー用バッグ/コサージュ/ハンカチ
□ お葬式用バッグ
□ お数珠
□ 新品のストッキング
□ お祝い袋
□ お香典袋
□ 筆ペン
などをまとめています。
もののカテゴリーにとらわれず、1つのシーンに必要なものをひとまとめにしておくと毎回考える必要が無くなり、忘れ物なくスムーズに準備することができます。
そのほか天袋に並んだ他のボックスには、
・帽子
・かばん
・クリスマス用品
・アウトドア用品
などが入っています。
届きにくい頭上の収納は、使用頻度の低いもの向き。用途ごとに大きめのボックスにザックリ分けておくと出し入れの回数をさらに減らせます。ホコリが気になる場合には、フタのある収納用品を選ぶと安心です。


天袋には、帽子や季節の飾り等、使用頻度の低いものを分類して収納。ほこりが入らないように、蓋付きの収納用品を使用しています。


では、最後にクローゼットの愛用品をいくつかご紹介したいと思います。
(1)『IKEA』のカゴ
まず、収納写真を掲載しているブログでよくご質問いただくのが、一時置きに使っている白いカゴ。こちらは、IKEAのALGOTシリーズのメッシュバスケットですが、現在は廃盤。似ているものに、同じIKEAのJONAXELシリーズがあります。
一度着た服を入れるカゴなので、浅く風通しがよいものを選びました。
(2)『フィッツ』のユニットケース
組み立てタイプではなく、側面が全面カバーされているホコリが溜まりにくいものを使っています。とても丈夫なのもお気に入りポイントです。
スッキリ見せるために、引き出しの内側正面に白いプラスチック段ボール(ホームセンターで購入)を張り付けています。
さらに、収納しているものが分かるように、プラスッチク段ボールにラベルも貼ってあります。最近は、100均ショップにかわいいアイコンシールなどが、たくさんありますね。


この引き出しは、側面全体がカバーされた引き出し収納。ホコリが溜まりにくいので、おすすめです。
(3)『マワハンガー』
ハンガーを統一するとクローゼットをスッキリ見せる効果があります。マワハンガーはフック部分が細いステンレスなので、さらにスッキリ見えます。
服の種類によって5種類を使い分けています。人別にサイズやカラー分けするといいかもしれません。滑らないのが便利なのですが、繊維がついたり引っ掛かる感じが気になる服には木製のハンガー(IKEA/BUMERANG) も使っています。


愛用しているハンガー。服によって5つのタイプを使い分けています。
(4)『ニトリ』のNインボックス
天袋の白いボックスはニトリのものです。クローゼットではNインボックスシリーズの中で一番大きいサイズを使っていますが、サイズもカラーもたくさんあって使いやすい収納用品です。


サイズもカラーも豊富な「Nインボックスシリーズ」はお気に入りの収納アイテムです。
(5)『無印良品』のアルミハンガー・ネクタイ/スカーフ用
夫のネクタイ収納には無印良品のアルミハンガー(ネクタイ/スカーフ用)を使っています。上下・手前3方向から取り出せる形状になっています。
ネクタイの素材によっては下から引き出しづらいこともありますが、選びやすくコンパクトに収まってくれるため、愛用しています。
フック部分が回転するので、バッグや帽子かけとして使っても場所を取りません。


商品説明には下から引き出すこともできるとありますが素材によって少し引き出しづらいこともあるため、夫は毎回上から出し入れしています。


さて、これでクローゼットの収納については終了です。
お家のお片付けを始める時、まず最初にクローゼットや押し入れのような大きな収納スペースから始めると、最初は大変ですがその後の片づけが格段にラクになります。
大きな収納スペースにはもう使っていないものが溜まっていることが多く、それを取り除けば、今外に出ている散らかる原因になっているものを仕舞う場所ができ、その後の収納計画が立てやすくなるからです。
ついついリビングのようなよく目につくところから始めたくなりますが、お片付けを効率的に進めるためにも、使わないものがたくさん詰まっている場所からスタートしてみるのはいかがでしょうか?