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2022.07.13
【執筆者プロフィール】
やっこ さん
30代の主婦であり、エンジニアとして働く会社員でもある。2014年に、1階にご主人の両親、2階にやっこさんご家族(ご主人+男児2人)が暮らす二世帯住宅を建てる。
家づくりの完成までの記録にとどまらず、完成後には図面では解らなかった使い勝手・デザインへの感想、また使いやすくするための細やかな工夫等の情報を公開し、新築を検討中の人たちに人気のブロガーさんです。
わが家の外構には、グランドカバーとしてクラピア、シンボルツリーとしてシマトネリコを植栽しています。いずれも入居後すぐの時期に植栽したため、現時点で約8年が経過したことになります。今回はそれぞれの成長経過をご覧いただくととともに、これらの植栽に関する正直な思いを語りたいと思います。
まず、グランドカバーのクラピア。
クラピアはイワダレソウの改良品種で、成長スピードが早く、背が低いことから刈り込み頻度が少なくて済むなど、メンテナンスが比較的容易ということで、近年注目を浴びているグランドカバーのひとつです。何よりもその「メンテナンスの容易さ」に惹かれて、わが家はクラピアを採用しました(芝生は管理が大変というイメージが強かったのです)。
ポツンポツンと植えた苗が3年後にはほぼ庭全体に広がった様子は、以前(https://iemaga.jp/perfect/30.html)もご紹介した通りです。
常緑ではないため、冬になると茶色く枯れ、春になると再び緑化してどんどん横へ広がっていき、初夏には花が咲き、というサイクルを繰り返しながら8年経過した現在の様子がこちら。
多少のムラはあるものの、庭一面が緑となりました。夏の初めのこの時期は花ざかりで、小さな白い花が庭中を彩っています。
植えた直後の2~3年はたまに肥料をあげたりしていましたが、その後は「育てる」ことに関してはほぼ放置。元々の土の状態もあまり良いとは言えないのですが、それでも枯れることもなくどんどん広がっていきました。
そういう意味では、「メンテナンスは楽」と言っても良いのかもしれません。
ただ、手をかけなくても広がるということは、つまり「生命力が強い」ということで…。それは両刃の剣でもあります。この辺りで止まって欲しというこちらの思惑は当然ながら届かず、予想以上に広がっていってしまうんですね。毎年初夏を迎える頃には思わぬところまで葉を伸ばし、気を抜くとビッシリ覆ってしまうので、夏場は刈り込みは必須です。
また、小さな白い花は見た目は可愛いのですが、ミツバチがたくさんやってきて庭にブンブン飛び回るというデメリットもあり、その点からもやっぱり刈った方が快適に過ごせます。
玄関横のシンボルツリーは、シマトネリコ
そして次に、シンボルツリーのシマトネリコ。玄関ポーチ横の花壇に植えています。
こちらはカーポートやウッドデッキの工事を依頼した外構業者の方が、端数分の金額で手元にあったシマトネリコを植えてくれたもの。
選択の余地はなかったため、植物としての特徴を熟慮して選んだわけではないのですが、爽やかで涼し気な佇まいはさすがシンボルツリーの代表格という感じで、玄関回りの雰囲気を格上げしてくれるとてもお気に入りの存在です。
が、このシマトネリコも成長の早さが特徴なんですよね…。
背が伸びただけでなく、初期の頃の爽やかな佇まいは一体どこへ?と言わんばかりにめちゃくちゃこんもりと葉が茂っております。そよぐ風なんぞには動じることもなさそうなドッシリした風格。
見かねた義父が昔ながらの植木と同じような感覚で剪定したのですが、今度は「生け垣ですか?」と突っ込みたくなるような爽やかさゼロの姿になってしまいました。
枝ぶりをいい感じに残して剪定するのがとにかく難しいんですね…。
それでも毎年剪定する中で、素人仕事ながらなんとなく枝ぶりを活かす方法も分かってきて、上手く剪定できたときの涼し気な雰囲気はやっぱり素敵だな~と今でも思っています。
とは言え、成長スピードはやっぱり驚異的(植樹後5年ほどで、高さは当初2倍以上の3メートルまで達しました)。今はこれ以上高くならないように気を付けて剪定しています。