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「 家づくりの理想と現実」 バックナンバー

ハウスメーカー保証期間でのメンテナンス【家づくりの理想と現実 47】

2021.01.20

【執筆者プロフィール】

やっこ さん

30代の主婦であり、エンジニアとして働く会社員でもある。2014年に、1階にご主人の両親、2階にやっこさんご家族(ご主人+男児2人)が暮らす二世帯住宅を建てる。

家づくりの完成までの記録にとどまらず、完成後には図面では解らなかった使い勝手・デザインへの感想、また使いやすくするための細やかな工夫等の情報を公開し、新築を検討中の人たちに人気のブロガーさんです。

Blog https://iemonokoto.blog.jp/

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ハウスメーカーの定期点検

前回、引渡しから1カ月点検までのアレコレについて書きましたが、それから間もなく7年となります。

そしてこれまでの間(引渡しから)、6カ月後、1年後、2年後、5年後というタイミングでハウスメーカーによる定期点検が行われてきました(と言っても前回も書いたように、実際の定期点検を行ってくれるのはハウスメーカー本体ではなく、アフターサービス専門のグループ会社です)。

定期点検では、ハウスメーカー側で用意している経過年数ごとのチェックリストに基づく点検に加え、こちら側で気になっているカ所も申告して点検・補修等を行ってもらうわけですが、今回はこれまでの点検の中で対応が発生したいろいろな不具合について時系列で振り返ってみたいと思います。

6カ月点検は、その場で補修

6カ月点検は、1カ月点検の実施から日も浅く、あまり目立った不具合はありませんでした。

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リビング掃き出し窓のクレセント錠のゆるみ/玄関上がり框の傷/玄関ホールのフローリングの浮き/脱衣室ドアの取っ手のガタつき/階段の巾木のはがれ
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いずれもその場でちゃちゃっと調整したり補修してもらったりと、比較的短時間で終了となりました。

1年点検の修正カ所

1年経つと、いろいろ出てきました…。自分たちで気付いていた不具合だけでなく、ハウスメーカー側で見つけて補修してくれたカ所も。

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勝手口ドアパッキンと枠の干渉/キッチン収納扉の下部引っかかり/玄関収納扉のズレ/洗面室ドアの取っ手のゆるみ/和室収納扉の傾き/リビング収納扉の開閉時異音/リビング掃き出し窓の網戸の傾き/クロスのひび割れ/洗面室床の段差(写真参照)/キッチンダウンライト不具合(写真参照)
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こうして並べてみるとよく分かりますが、建具(ドアや収納扉)に関するものがとっても多いですね。

ドアや扉そのものに不具合があったというよりも、扉の重みでネジがゆるんで傾いていたというカ所が結構あり、とにかくこのときは「あっちも、こっちも」と申告してたくさん調整してもらったような記憶があります。

また、このとき大がかりな補修となったのは、最後の2つ、洗面室床の段差とキッチンダウンライトの不具合。いずれもその場での調整や補修では済まず、専門の業者さんを別の日程で手配して対応してもらうこととなりました。

洗面室床は、床板の継ぎ目なのか?クッションフロアの上からでも分かるような段差が現れてしまい、クッションフロア自体の張り替えとなりました。

隣接するトイレと一続きなのでトイレ側も合わせて張り替えてもらうことになり、内装業者さんだけでなく(トイレを取り外すために)水回りの業者さんも来てもらったり、半日以上かかる思わぬ大がかりな工事になってしまいました。

(余談ですが、クッションフロアを張り替えたら床が見違えるように白くなり、クッションフロアってたった1年でも結構色が沈着したりくすんだりするんだな~と実感しました)

ということで、「家って結構不具合が出るのね…」と恐れおののいた1年点検。

が、いわゆる初期不具合というのはこの段階であらかた出尽くしたようで、後から振り返ってみると、この1年点検が対応カ所が最も多くなった点検となりました。

内装の保証期間の終わる2年点検

上述のとおり、1年点検でいろいろと出尽くし、2年点検はわりとあっさり終わりました。

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勝手口ドアパッキンと枠の干渉/浴室扉の滑車不具合/洗面室鏡裏収納の開閉不具合/電動シャッター開閉時の異音/キッチンサイドパネルの傷
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やっぱり建具に関することが多めでしたが、1年点検よりはグッと少ないですね。

また、家の構造体に関わる部分以外は初期保証期間が2年ということで、内装や設備に関してはこの2年点検が無償で対応してもらえる最後のタイミングでした。

最後の項目のキッチンサイドパネルの傷は、初期不具合というよりは生活の中でついてしまった傷だと思われる(=本来は有償補修)のですが、一応2年点検のタイミングで発覚したということでハウスメーカー側のご厚意で無償で補修していただけることになりました。

5年点検では、外壁や基礎中心

5年点検が最も直近の点検です。内装や設備に関しては保証期間が過ぎていることもあり簡単な点検のみ、どちらかと言うと外壁や基礎、屋外の配管などの外回りの点検を重点的に行っている様子でした。

そして、この5年点検で対応が発生したカ所はこちらだけ。

「玄関鍵の引っ掛かり」

点検の前から、玄関の鍵を開ける際に鍵がうまく回らずに引っかかってしまって、何度もやり直さないと開けられないという状態が結構長いこと続いていたのです。

こちらは専門の業者さんにお願いして結局鍵ごと交換するという対応となりました。上述のとおり初期保証期間の2年が過ぎているために、本来は有償での交換だったのですが…。ハウスメーカー(というよりアフターサービス会社)側の営業的な事情で特別に無償対応となりました。

ハウスメーカーによって違う保証期間

ということで幸。運も重なり「不具合対応」としては無償で済んだ5年点検でしたが、この5年というタイミングは24時間換気システムのフィルター交換の時期でもあり、そのフィルター代で8万円弱ほどかかってはいます…。

また、この5年目までは小さな不具合ばかりでしたが、今後10年目、20年目を迎えていくと設備類の故障や交換といったこともポツポツと発生してくると思います(実際につい先日、ハウスメーカー手配で新築時に設置したエアコンが故障し、修理費で4万円弱が飛んでいきました…)。

そう考えるとメンテナンス費は増えていく一方なわけで、それなりの心積もりをしておかないといけませんね。一戸建ての場合、マンションのように修繕積立金などもないので、メンテナンス費として急に大きな出費が発生することも覚悟しておく必要があるんだなと改めて気付かされた5年点検でもありました。

ちなみに、内装や設備などの保証期間は2年と上述しましたが、構造体や雨漏りなどの初期保証については、わが家がお願いしたハウスメーカーの場合は20年間となっています。

この保証期間、どこのハウスメーカーも大差ないのかな?と思っていましたが、初期保証は10年間だったり30年間だったり、有償での点検により保証期間が延長できたりと、ハウスメーカーによってわりと違いが大きいようですね。

でもわが家の場合、ハウスメーカー選定にあたって保証期間についてはほとんど気にしていませんでした。重要なことだと理解はしつつも、建築時点では10年後、20年後という先のことをなかなかイメージしづらかったというのが正直なところで…。でもあっという間に7年が経過して、気付けば10年後が視野に入ってきたわけで、そうなると保証期間の切れる20年後という数字が急にリアリティを持ち始め、ちょっと恐れおののいている今日この頃だったりします。

ということで、保証期間や点検の有償・無償など、どうしてもイメージしづらいポイントですが、それでもやっぱり契約前にきちんと把握しておくことをおススメします!

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