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2021.05.26
【執筆者プロフィール】
ichigo(草彅 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:https://pokapoka-biyori.blog.jp/
前回のマンスリー家事リスト、お役に立ちましたでしょうか。
今回は、わが家のもうひとつの家事リスト、「15分お掃除リスト」についてです。
年末大掃除はもうしない!
昔から、年末になると当たり前のように「大掃除」がありました。お正月を気持ちよく迎えるためのものですが、この習慣、よく考えてみるとあまり効率のいいものではないように思います。
家族が多く、手分けして掃除できるお家ならいざ知らず、何かと忙しい年末に、暦通りの休みしかない共働きには、大掃除はとても無理です。
そこで、大掃除ですることを、まんべんなく12カ月に振り分けてしまおうとつくったのが15分お掃除リストです。
15分お掃除を取り入れてから、たくさんのメリットを感じることができました。
・1年通していつでもそこそこキレイ
・季節に合わせた掃除ができる
・年末年始にバタバタせずにすむ
といったところでしょうか。
お正月だけ家じゅうキレイにして過ごすよりも、1年を通してまんべんなくキレイを保てるので、日々の暮らしの満足度が上がったように感じています。
また、水が冷たい冬にわざわざ掃除するよりも、春や秋など、ある程度暖かい季節のほうが体も動かしやすく、汚れも緩みやすくなります。
何より、年末にまとめて掃除するとすぐに疲れて飽きたり、途中で諦めてしまいますが、普段からちょっとずつなら長続きしやすいですよね。
お掃除リストのつくり方
それでは本題のリストのつくり方です。
① お掃除内容を書き出す
各部屋をじっくりと見まわして、必要なお掃除を書き出します。
特に、水まわり、窓・ドアまわり、天井・床まわり、大物家電まわりなど、普段お掃除しない見落としがちなところは要注意です。
また、この機会に家電や住宅設備の取扱説明書に書かれているお手入れページを確認してみてください。場所(材質)によって、NGの洗剤などもあるので、手遅れるになる前にぜひ!
この時、私のおすすめは、
・付箋に書き出すこと
・15分~30分程度で終了する内容に細分化すること
キッチンやリビング、バスルームなど、お部屋ごとに付箋の色を変えてもわかりやすいです。
また、ひとつの項目を所要時間15分~30分程度を目安にすることで、お掃除にかかる時間や気分的な負担を減らすことができます。
②内容に合わせて自分なりの頻度を決める
次に、書き出した項目それぞれを、1カ月に1度、3カ月/半年/1年に一度など、掃除の頻度を決めていきます。
自分のおうちですから、あまり無理せず、自分なりのキレイ基準で大丈夫です。
一番大事なのは長続きすることですから。
(正直、私も最初に作った頃は張り切って1カ月に1度していたことも2カ月に1度、3カ月に1度とどんどんゆるくなっていってます…)
③ 12カ月に割り振る
頻度ごとにまとめたら、次は季節との相性を考えます。
例えば、わが家の窓掃除は半年に1度。花粉の飛散が落ち着く5月と11月。暑すぎず寒すぎず、水もちょうどいい温度になる春と秋は外の掃除にもってこいです。
その他、カーテンや毛布の洗濯や浴室換気扇の掃除など、水を使う項目を春~秋に割り振ります。
逆に、家の中で完了する1年に1度の書類整理や拭き掃除は冬に。特に紙ものの整理を年末(または年度末)と決めておくと溜め込まずにすむと同時に、確定申告などの手続きなどもスムーズにできます。
④リスト完成!
12カ月に振り分けた内容がバランスよくなったら、いよいよリストを作っていきます。
付箋をそのまま利用して手帳などに貼ってもいいですし、しっかり清書してきれいなリストをつくって家族に見えるよう壁に貼っても良し。そこはお好みで、楽しみながら続けられる方法を探してみてはいかがでしょうか。
ちなみにわが家のリストは、PC(エクセル)を使ってつくっていて、1月初めに全体をさっと見直して印刷しています。手書きでリストをつくる場合は、後で書き足せるようあらかじめ空欄をつくっておくと便利です。
また、お掃除だけでなく、季節ごとの家事や行事のTODOなどを書き出しだすとどんどん暮らしがスムーズになっていきます。
こうして書き出して、1年を通してゆっくりひと回りすると、必要のない家事(掃除)、簡略化できること、汚れやすい/汚れにくいところ、もっと手をかけたいところが見えてきます。
また、じっくり家と向き合うことになるので、さらにおうちが好きになりますよ。