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「 屋根裏部屋がほしい!」 バックナンバー

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子ども部屋のロフト活用【屋根裏部屋がほしい!33】

2022.11.02

子ども部屋を広く使えるロフト

最近では、子ども部屋の広さは必要最低限に、その分、リビング等の他の部屋を広く取るという家が多いように思います。

限られたスペースの子ども部屋で使い勝手を考えるのは、間取りの悩みの一つではないでしょうか?

そこで、今回はロフトを取り入れることで、実用性と収納にも困らない子ども部屋を実現するアイディアを取り上げてみます。

先々に物が増えるかも…という不安対策

子ども部屋の衣類、思い出の品等増えていくものの収納スペースが不安…というときは、ロフトを収納に使う目的で新築時に設計を依頼することがおすすめです。

居室空間の上部を収納として使うならば、「小屋裏物置」として取り扱われます。小屋裏なら、建物の床面積に含まれないので、お得なスペースになりますね。

建築士と相談の上、ルールにのっとって設計する必要があるので、その点だけご注意ください。

床からロフトまでの高さ、ロフトから天井までの高さに制限があります。また、面積も階下の1/2以下等の制限があります。

床からロフトまでの高さ、ロフトから天井までの高さに制限があります。また、面積も階下の1/2以下等の制限があります。

高さを利用した収納スペースがあると、床面を使い方の自由度が高まります。

高さを利用した収納スペースがあると、床面を使い方の自由度が高まります。

ロフトの下を収納に

前述の通り、床面積に含まれないためには、ロフトの直下の空間の天井高を2.1m以上とする必要があります。

しかし、子どもが利用するロフトとして、高すぎて危険で心配と感じる場合があるかもしれません。そんなときは、あえてロフトを低くつくってしまうのも一案です。

この場合、ロフトが階と見なされることになりますが、その直下の空間の天井髙を1.4mまでに抑えることで、階と見なされない収納空間にすることができます。

※ロフト部分が床面積に含まれているため、その下の空間は物置として取り扱われるというケースです。地域によっては、横から入るスペースを物置として認めていないこともありますので、ご確認ください。

ロフトの上をベッドスペースに。下には、衣類や本を収納できる棚を並べて、空間すべてを収納スペースに。

ロフトの上をベッドスペースに。下には、衣類や本を収納できる棚を並べて、空間すべてを収納スペースに。

このように、ロフトを低くすることで、上りやすくなりなります。また、天井高の制限もなくなり、ベッドを置いたり、勉強机を置いたり、ロフト上の使い方の幅が大きく広がります。

子ども部屋は、衣類、本、部活動用品、習い事用品…成長するにつれて、物が増えていくことが予想されます。小さな子ども部屋に家具を足すのに限界がでてくることを考えて、新築当初から、室内の一部を上下に分けて活用するプランを検討するしておくのもいいですね。

空間の有効活用のアイデアの参考にしていただければ、うれしいです。

固定階段をつくって、勉強スペースをつくっても。

固定階段をつくって、勉強スペースをつくっても。

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