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2021.08.18
【執筆者プロフィール】
やっこ さん
30代の主婦であり、エンジニアとして働く会社員でもある。2014年に、1階にご主人の両親、2階にやっこさんご家族(ご主人+男児2人)が暮らす二世帯住宅を建てる。
家づくりの完成までの記録にとどまらず、完成後には図面では解らなかった使い勝手・デザインへの感想、また使いやすくするための細やかな工夫等の情報を公開し、新築を検討中の人たちに人気のブロガーさんです。
設置から5年後
さて、わが家のウッドデッキは、設置後約7年が経ちました(設置時の費用・様子は前回参照)。今から2年前、設置5年後の様子がこちら。
表面の汚れ対策
この間の特別なメンテナンスは何にもしていません。板の表面の傷みや劣化、色褪せなどはほとんどないのですが、一見して分かるのは汚れですね。
黒っぽい煤けたような汚れがかなり色濃くあちらこちらにあります。設置後、結構早い段階からこういった汚れが蓄積し始たのですが、デッキブラシでゴシゴシこするくらいではほとんど落ちません。
早々に諦めてしまって長いこと放置していたのですが(おかげで写真のような有様でした)、この汚れに対して効果テキメンだったのはやっぱり高圧洗浄機。
昨年夏、ビニールプールで子どもたちが遊んだ後に、ふと思い立ってプールの残り水を利用して高圧洗浄機で洗浄してみたら(設置後6年にして初めてです)、ビックリするくらいキレイになりました。
いやはや、この程度の手間暇は惜しんではいけませんね。この洗浄から1年経ち、最近また汚れが少し気になってきましたので、これからは定期的に高圧洗浄をかけていきたいと思います。
気になる板の反り
そしてもう1点、不都合があるわけではないですが、経年で変化しているな~と感じるところ。それは、板の反りです。
写真だと分かりにくいのですが、家の外壁沿いのウッドデッキの表面を見ると、少し浮き上がっています。わずかではありますが、板の両端が上に向かって反ってきています。
普段はあまり気になりませんが、雨が降った後などは最後まで板の真ん中辺りに水が残って、反っていることを実感したりします(両端が反っている結果、真ん中部分が少しくぼんだ形になるので水が溜まりやすいのです)。
自然素材である天然木製のデッキであれば、もちろん反りや膨張は避けられないと思いますが、樹脂製デッキでも木粉が入っているわけで、やっぱり反りや膨張は多少あるそうですね。
ただ、樹脂製ウッドデッキが出回り始めた当初の製品はもっと反りが大きかったようで(ビスが飛んでしまうこともあったそうです)、それに比べるとだいぶ改善されている、というのが後日見に来られた外構業者さんの弁でした。
といった感じで、それなりに劣化はありますが、屋外で風雨にさらされている以上ある程度は避けれられないのかな?というところはありますし、何よりメンテナンスほぼゼロでこの状態を維持できているわけですから、製品としては十分に満足いく品質だと思っています。
今後、手を入れたいところ
今後、手を入れていけたらと思うポイントとしては、庭へのステップをウッドデッキと同じ素材でつくりたいというところでしょうか。
ウッドデッキ前には枕木を置いてステップ代わりにしています。設置当時は予算的な事情がありまして、外構業者さんからの提案で枕木を利用する形となりました。
あまり深く考えず提案を受け入れたら、やってきたのは「枕木風の木材」ではなく、某鉄道会社の線路下で実際に使われていたという本物の枕木で、あまりのビンテージっぷりに度肝を抜かれた私でしたが、まぁそれも面白いかなとそのままにして今に至っています。
ですが、どちらかというと「モダン」寄りな家の雰囲気とは違うよな~というのは、ずっと気になっているんですよね…。コロナ禍で家時間も長くなっている昨今、家の中だけでなく外構の気になっているカ所も手を入れていきたいという思いが強くなっています。
そういう意味では、最初の段階できちんと計画を立て、お金をかけてでも理想形で完成させておくのが、結局のところコストも最小化できるわけで、「ケチった部分は大抵後悔する」という典型的な失敗とも言えますね。
毎度のことながらこういった反省点の多い、トホホなわが家であります。