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2022.07.27
お部屋の開放感やインテリアの一部としても魅力あるロフトですが、せっかくつくったのにほとんど使わなくなるという声も聞くと、心配になりますよね。
そこで、毎日でも使いたいロフトの実用性をアップするための、ちょっとした考え方によって変わる違いを見ていきましょう。
天井の低い部屋の上にロフトをつくると便利
最近では、2.7m以上の天井高で開放感あるリビングを実現する住宅会社も増えて来ました。しかし、そのままロフトを天井の上につくると、3m以上から見下ろす高さになります。
高いところが苦手な方は、怖くて使わなくなってしまうこともあるようです。
このような場合は、天井が低くても問題ない収納や和室などの上に、高さを抑えたロフトをつくることをおすすめします。
開放感あるリビングの天井高や、収納や和室などの使い勝手はそのままに、気軽に上り下りできる実用性の高いロフトが両立できます。
段差を利用したロフト
ロフトの高さを下げる方法は、屋根勾配によるロフトの天井高を確保するためにも有効です。
屋根勾配によっては、ロフトの天井高が低くなりすぎて、上り下りがしにくくなることがありますが、スキップフロアのように段差を付けて低い位置のロフトを作ると、上り下りがしやすくなります。
それぞれの、ロフトの天井高は1.4mに抑える必要がありますが、段差による高低差を付けることで、天井高以上の開放感が増す効果も期待できます。
廊下にロフト
秘密基地感のあるロフトは、子ども部屋にも人気ですが、限られた部屋のスペースにはとても小さなロフトしかつくれないと思われていないでしょうか?
天井高が低くなる、ロフトの下の圧迫感やハシゴの位置が気になる方もいらっしゃるでしょう。
実は、隣接する廊下の上をロフトにすると、部屋の広さに縛られずに広いロフトを実現することができます。さらに収納スペースの上も繋げて活用すれば、さらに広くなります。
ロフトが真上にあることによる圧迫感も避けられますし、むしろ子ども部屋の床面積以上に空間が広がり、開放感が得られる配置となります。
ロフトにあえて間仕切りカーテンを
明るく開放感あるのが魅力のロフトですが、むしろ開放感がありすぎてロフトで過ごすときに落ち着かない場合もあります。
また、下から見えてしまうのが見苦しいため、収納スペースとして置くものを選ぶ必要があり思ったほど収納力を活かしにくいかもという心配もあるでしょう。
さらに、ロフトが空間を広げてくれる反面、冷暖房効率が下がることもデメリットです。なかなか思った室温にならずに、ロフトを眺めながら歯がゆく感じるかもしれません。
そこで、ロフトにカーテンを取り付けることを計画しておくのをお勧めします。
あらかじめ開口部をカーテンでピッタリ塞ぐことができるように設計しておけば、カーテンを閉めて空調効率を上げることができます。
ロフトの目隠しにもなり、中に籠もって集中して作業したい場合にも便利です。