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2021.06.23
屋根裏にホームシアターをつくろう!
映画好きの方なら屋根裏部屋で憧れのホームシアターの実現を、一度は考えたことがあるのではないでしょうか?
ホームシアターと言えば、こだわりの音響設備や大画面のスクリーンなど、映像や音を楽しむための直接的な設備に目が奪われがちですが、屋根裏部屋では、よりシンプルで場所をとらず、設置も簡単にできるアイテムを選びたいものです。
今回は、屋根裏部屋でのホームシアター生活で役立つアイテムをご紹介していきます。
照明一体型プロジェクタ
引掛けシーリングローゼットを利用して天井付けできるというプロジェクタ製品があります。
プロジェクタを置くテーブルや配線の取り回しも不要で、コンセントの設置も少なくてすむ、とても魅力的な選択肢ですね。
ちょうどよい設置場所があれば、将来対応できるようシーリングローゼットでの照明にしておくことも一考の価値があると思います。
スマート電球を活用する
電球を交換するだけで、スマートフォンからの操作で照明のオンオフできるスマート電球。オンオフだけでなく、調光調節やスピーカーになってしまうものもあります。
より便利に照明を操作できるだけでなく、場所を取らずに音に囲まれてホームシアターを楽しみたい場合は、とても魅力的な選択肢になります。
ただし、ダウンライトや壁付け照明に取り付ける場合は、スマート電球のサイズやソケットの仕様に対応している必要があります。後々、使いたいスマート電球が取り付けられなくて、困らないよう、電球サイズとソケットの仕様をよく確認しておきましょう。
特に断熱施工対応のダウンライトの場合は、スマート電球に交換できないタイプがあるため、取り換えられない可能性があるのでご注意ください。
リモコンに変わるスイッチ
スマート電球以外にも、ダウンライトが手元でオンオフができるようになる製品があります。
スイッチをリモコン化できるタイプにしておけば、シーリングライトはもちろん、ダウンライトや壁付け照明でも、屋根裏入り口の壁のスイッチまでわざわざ移動しする必要がなくなります。
インターフォンと電話の対応
屋根裏部屋で一人でホームシアターを楽しんでいるときに、玄関のインターフォンが鳴ったり、固定電話が鳴ったり…映画鑑賞を中断させられるのはストレスですね。
とはいえ、大切な来訪や連絡を無視できません。なるべく屋根裏に居るままで対応できれば、階段を駆け下りることを避けられます。
そこで、屋根裏でも対応できるインターフォンや電話の子機設置の設置も検討しましょう。今では、スマホを子機代わりに使える親機もあるので、屋根裏での対応も考慮した機種選定がおすすめです。
また、ドアが開くと報知できる製品を使えば、屋根裏部屋に籠もっていても家族の帰宅に気付くこともできます。
各種配線も忘れずに
屋根裏部屋をホームシアターとして利用するなら、建築基準上の階とみなされる居室として扱われることになります。
余剰空間(小屋裏収納)ではなくなりますが、次のような設備を設置できるというメリットがあります。
●テレビアンテナ配線
●LAN配線
●エアコンの配線・設置
●造作家具の設置
もちろん、階とみなされることで、建築費や建ぺい率などに影響が出てしまいます。ご予算や建築地の条件の範囲で実現可能か良く確認した上で、憧れのホームシアターをプランに加えてみませんか。