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2021.03.24
今回は、屋根裏収納の照明を考えてみたいと思います。
滞在時間も短く、基本的に家族以外が出入りすることのない屋根裏部屋の照明は、なるべく簡単なもので良いと考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、住み始めてから意外に気になる屋根裏空間ならではの照明選びのポイントがありますので、ぜひ確認しておきましょう。
シーリングライトの注意点
引掛け型のシーリングローゼットを天井に付けておいて貰えば、お引き渡し後に数千円から選べる好みのシーリングライトを取り付ける方法が、費用面では最もお手軽です。
屋根裏部屋は、天井も低いので簡単に自分で取り付けられるでしょう。
シーリングライトのデメリットとして、屋根裏部屋は一部屋で意外に広くなることもあるわりに、天井が低いため一つのシーリングライトでは、十分明かりが行き届かず隅々が暗く感じることがあります。
かといって、より明るいシーリングライトを選ぶと、低い位置で目線に入りやすい照明が眩しすぎて困ることになります。
また、中腰で移動する屋根裏収納は、シーリングライトに頭をぶつけやすく危険なので、なるべく通路上を外して設置する等、照明の位置を工夫したり、万一ぶつけても怪我にならないよう柔らかい材質のものを選んだりしておくと安心です。
壁付け照明の注意点
低い天井に照明を設置することを避けたいという場合は、壁付け照明がおすすめです。おしゃれでデザインの選択肢も豊富なので、屋根裏のインテリアも楽しめますね。
壁や天井を照らして明るさを広げるので、まぶしくて作業しづらいということはなくなります。
ただし、壁に棚や荷物を敷き詰めることができなくなるため、物置としての収納力を重視したい場合は不向きな選択肢となります。
ダウンライトの注意点
頭をぶつける心配も収納力を損なう心配もなく、なんといってもすっきりスマートに収まる照明がダウンライトです。
分散して取り付けることで、眩しすぎることもなく、隅々までまんべんなく明るくすることもできます。屋根裏部屋にできやすい勾配天井を利用して取り付けられる自由度の高さも魅力です。
メリットがいっぱいのダウンライトですが、器具単体はそれほど高価ではなくても、たくさんつけると施工費用も含めて、思っていた以上に高額になりやすいので注意しましょう。
また、断熱施工に対応していないダウンライトを選んだ場合、天井の断熱材をカットされてしまい、断熱性や気密性が低下する原因となる可能性があるので、施工会社によくご確認ください。