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「 屋根裏部屋がほしい!」 バックナンバー

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固定階段付きロフトを考える【屋根裏部屋がほしい!15】

2021.02.19

【片流れ屋根の場合】

これまで屋根裏部屋ロフトを分けてご紹介してきました。もしかして、ロフトと聞くと各部屋の中につくる小さな空間というイメージはないでしょうか?

実は、各部屋を横断するような広い小屋裏空間を利用すれば、とても大きなロフトになります。さらに、固定階段を付けることで、吹き抜けの開放感と屋根裏へのアクセスしやすさを両立できます。

2階リビングや平屋であれば、リビングに繋げることで、ダイナミックな演出にもつながることや、空調を一体化できることで、ロフトもとても過ごしやすくなるメリットがあります。

また、平屋のプランを検討中なら、あえて屋根裏収納の天井高を制限せずに2階建てとする(11回)ことで、平屋ならではの床面積を生かした大きなロフトをつくることもできます。

隣の部屋にも続く広い小屋裏をリビング等の部屋につなげてロフトにすることができます。

隣の部屋にも続く広い小屋裏をリビング等の部屋につなげてロフトにすることができます。

2階リビングや平屋プランであれば、屋根裏収納をロフトとして活用できる可能性があります。吹き抜けに固定階段を設置すれば、空間の有効活用にもつながります。

2階リビングや平屋プランであれば、屋根裏収納をロフトとして活用できる可能性があります。吹き抜けに固定階段を設置すれば、空間の有効活用にもつながります。

平屋プランの場合、屋根裏の天井高の制限をしなくて済む2階建て扱いとするのも魅力的です。屋根勾配をそのままロフトまで連続させることで、より一体感の演出となり、屋根裏の使い勝手も高くなるでしょう。

平屋プランの場合、屋根裏の天井高の制限をしなくて済む2階建て扱いとするのも魅力的です。屋根勾配をそのままロフトまで連続させることで、より一体感の演出となり、屋根裏の使い勝手も高くなるでしょう。

このように屋根裏収納をリビング等につなげて、ロフトとすることができます。

このように屋根裏収納をリビング等につなげて、ロフトとすることができます。

【切妻屋根の場合】

前述のような片流れ屋根の勾配天井を生かしたロフトは、確かに広々とした空間が魅力ですが、誰もが採用されたいとは限りません。

土地の事情や外観の好みで切妻屋根を採用する場合や、照明計画や断熱への考慮の都合で、天井を平らにしたいという考えもあるでしょう。

特に勾配天井は、工事費が高額になることも多いので、予算への影響も悩ましいところです。

そんなときでも、切妻屋根の中央部分を上手く使えば、小屋裏空間と部分的な吹き抜けを組み合わせたロフトを作ることはできます。リビング全体にかかるような勾配天井にしなくても、吹き抜けの高い位置からの採光や採風効果は十分得られるでしょう。

切妻屋根も天井の高い中央スペースを上手に使えば、屋根裏収納と吹き抜けを組み合わせたロフトを実現可能です。

切妻屋根も天井の高い中央スペースを上手に使えば、屋根裏収納と吹き抜けを組み合わせたロフトを実現可能です。

切妻の小屋裏空間を活用したロフトの間取り。

切妻の小屋裏空間を活用したロフトの間取り。

切妻屋根の中央を使った吹き抜けとロフトの上に窓をつければ、かなり高い位置から採光ができます。

切妻屋根の中央を使った吹き抜けとロフトの上に窓をつければ、かなり高い位置から採光ができます。

開閉できる窓を採用すると、高低差を生かして風を通せるのも嬉しいですね。

開閉できる窓を採用すると、高低差を生かして風を通せるのも嬉しいですね。

収納スペースが増えるだけでなく、開放感のあるLDKに。

収納スペースが増えるだけでなく、開放感のあるLDKに。

部分的な吹き抜けでも、立体的な空間の広がりや採光による開放感は、十分得られます。

部分的な吹き抜けでも、立体的な空間の広がりや採光による開放感は、十分得られます。

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