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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

49) 太陽光・蓄電池の後付け工事 見積依頼から工事までの流れ

2026.10.28

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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前回まで、わが家が導入した太陽光パネルと蓄電池の選び方を紹介しました。今回は、見積から工事の流れを紹介します。

見積依頼では図面が役立つ

まずは複数の施工会社へ見積もりを依頼しました。太陽光や蓄電池は、同じメーカーでも施工会社によって提案内容や金額が変わります。最初からメーカーを指定するのではなく、希望する設備や設置条件を伝え、提案を比較することにしました。

その際に役立つのが注文住宅の図面です。平面図や屋根伏図、電気図面があれば、屋根に設置できるパネルや配線の経路を検討しやすくなります。ただし、屋根伏図があれば机上検討は可能ですが、実際のパネルの配置確定は現地確認が必要でした。

また、わが家ではエネファームを設置しているため、一般的な太陽光・蓄電池だけの住宅とは回路や一部の機器構成、見積が変わりました。私が依頼した施工会社は図面から気付いてくれましたが、エネファームのある家では、事前に施工会社に伝えておくとスムーズです。

見積もりを取るときには、設計図面が役立ちます。

見積もりを取るときには、設計図面が役立ちます。

最終的にわが家が採用したのは、長州産業の太陽光パネル。

最終的にわが家が採用したのは、長州産業の太陽光パネル。

こちらも長州産業の「Smart PV multi」全負荷対応型ハイブリッド蓄電システム。

こちらも長州産業の「Smart PV multi」全負荷対応型ハイブリッド蓄電システム。

価格だけで決めない施工会社選び

見積書を見る際には、金額だけでなく、補助金申請への対応、メーカー保証と施工保証の内容を確認しました。太陽光パネルや蓄電池は工事が終わればそれでおしまい、という設備ではありません。

特に気になるのは、屋根に関わる施工保証です。わが家が依頼した施工会社の保証期間は10年で、施工が原因となる雨漏り、パネルの落下、配線の垂れ下がりなどが対象です。施工会社に瑕疵がある場合は無期限保証というのも安心でした。

また、ハウスメーカー以外で屋根工事をする場合は、既存の住宅保証への影響も確認しておきましょう。住友林業の場合、施工した部分にかかるハウスメーカーの保証はなくなります。今回は屋根が該当しますが、施工会社保証があるのでハウスメーカーの保証は無くてもよいと判断しました。

また、台風などでの災害での故障は、後付けであっても火災保険が適用になります。

実際の対応がどうなのかは、見積書だけでは分かりません。わが家では「X」で同じように太陽光を後付けした施主に相談し、対応がよかったと聞いた施工会社を選びました。

現地調査では配線と設置場所を確認

図面上では設置できそうでも、現地で太陽光パネルや分電盤、蓄電池・パワコンの設置スペースなどを確認する必要があります。

まだ引き渡しから5年の家なので、配線や機器がどうなるかといった点は綿密に確認しました。こちらからの要望や質問に対し、誠実な回答が得られるかは業者選びのポイントです。

わが家では新築時に、将来の太陽光・V2H設置を想定して、ビルトインガレージに屋外に貫通するスリーブや分電盤までの先行配管を用意していました。

蓄電池を設置したビルトインガレージの設計図。建築時に用意し置いた屋外に貫通するスリーブ(左)と分電盤までの配管(右)。

蓄電池を設置したビルトインガレージの設計図。建築時に用意し置いた屋外に貫通するスリーブ(左)と分電盤までの配管(右)。

これが役立ち、大規模な壁内工事を避けられました。そのおかげで太陽光パネルからビルトインガレージに引き込む配線を除いては大きく露出する配管もなく、その配線もカバーされて非常に綺麗な仕上がりとなりました。

新築時に後付けの予定がなくても、将来の配線ルートと機器の設置場所を少し考えておくと、後から助かると思います。

用意しておいたスリーブの写真。ガレージ右奥上にあるのが、屋外とつなぐスリーブです。エアコン用のスリーブですが、ここから屋根から下ろした太陽光の配線を引き込んでいます。

用意しておいたスリーブの写真。ガレージ右奥上にあるのが、屋外とつなぐスリーブです。エアコン用のスリーブですが、ここから屋根から下ろした太陽光の配線を引き込んでいます。

写真上、インナーガレージから見たところ。写真下は外壁側。正面からは見にくく化粧カバーをしているので、非常にきれいな仕上がりです。

写真上、インナーガレージから見たところ。写真下は外壁側。正面からは見にくく化粧カバーをしているので、非常にきれいな仕上がりです。

工事は足場から蓄電池まで複数日

設置工事は、4月7日に足場設置、8日に屋根・ダクト工事、10日が予備日、11日に足場解体、16日に蓄電池工事(全5日)というスケジュールでした。

屋根・ダクト工事と蓄電池工事は終日在宅が必要で、足場の設置・解体は不在でも可能。作業はおおむね9時から17時まで。また、蓄電池工事の前日夜までに、エネファームの発電停止が必要でした。

工事は、4月7日に足場設置、8日に屋根・ダクト工事、10日が予備日、11日に足場解体、16日に蓄電池工事(全5日)というスケジュール。

工事は、4月7日に足場設置、8日に屋根・ダクト工事、10日が予備日、11日に足場解体、16日に蓄電池工事(全5日)というスケジュール。

後付け工事で大切だったこと

太陽光・蓄電池の後付けは、機器を選んで終わりではありません。図面や既設設備を正しく伝えること、見積金額だけでなく施工保証や担当者の対応も確認すること、そして工事日程や在宅の必要性を把握することが大切でした。

次回は、設置後の発電量や実際の使い方、使ってみての満足度について紹介します。

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