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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

45)注文住宅で考えたいホームシアターの音響計画【徹底シミュレーション! PR記事】

2026.06.17

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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内蔵スピーカーだけでは物足りない

ホームシアターの満足度を考えるうえで、映像・画面の大きさと同じくらい重要なのが「音」です。大画面でも音が薄いと、どうしても迫力に欠けてしまいます。映画館らしい没入感を作るには、音響が欠かせません

最近のテレビやプロジェクターは、内蔵スピーカーの性能も向上しています。ただ、どうしても限られたスペースにスピーカーを内蔵させているため、音響性能には限界があります。

テレビは薄型化により大きなスピーカーを内蔵しにくく、プロジェクターは本体の位置から音が出るため、前面の映像と音の位置がずれる点が大きな違和感に繋がります。プロジェクターから音が出ますので、当然広がりやサラウンド感もありません。

せっかくのホームシアターであれば、外部スピーカーを考えるのがおすすめです。

手軽さならサウンドバー、本格派ならAVアンプ

もっとも手軽に音を改善できるのがサウンドバーです。テレビの下に置くだけで、音の厚みや聞き取りやすさは大きく向上します。サブウーファー付きやDolby Atmos対応のモデルもあり、配線も比較的シンプルです。

ただし、実際に部屋の後方にスピーカーを設置する本格的なサラウンドとは別物です。手軽さを重視するならサウンドバー、映画館のような没入感を求めるならAVアンプと複数スピーカー、と考えると分かりやすいでしょう。

わが家の事例

わが家では、セカンドリビングとリビングの両方に複数のスピーカーを入れています。

約8畳のセカンドリビングでは、前方左右、センター、後方左右のサラウンドスピーカーをすべて天井埋め込みにしました。スピーカーを床置きにすると動線の邪魔になりやすいためです。

サブウーファーはラック内に設置し、5.1chのサラウンド環境となっています。フロントスピーカーまで天井にあると違和感が出るのではないかと心配していましたが、実際には問題ありませんでした。むしろ見た目がすっきりして、満足度は高いです。

セカンドリビングの5.1chのサラウンド・スピーカーは天井に5つ埋め込んでいます。

セカンドリビングの5.1chのサラウンド・スピーカーは天井に5つ埋め込んでいます。

ラックの下段にAVアンプとサブウーファーを置いています。

ラックの下段にAVアンプとサブウーファーを置いています。

リビングでは、フロント左右にトールボーイスピーカーを置き、センタースピーカーとサブウーファーはテレビボード内に隠して配置しています。

さらに天井にスピーカーを6つ埋め込み、Dolby Atmosに対応した立体音響を楽しめるようにしました。上下左右後方から音が回り込むため、映画やライブ映像では包まれるような感覚があります。

天井にスピーカーを6つ設置しています。上下左右後方から音が聞こえるように計画しました。

天井にスピーカーを6つ設置しています。上下左右後方から音が聞こえるように計画しました。

AVアンプ構成は配線計画が重要

AVアンプと複数スピーカーを使う場合は、スピーカーの設置場所、AVアンプの収納場所、ケーブルの通し方まで、事前に考える必要があります。

わが家では、リビングのトールボーイスピーカー用に、オーダーテレビボードの両端の底面へスピーカーケーブル用の穴をあけておきました。センタースピーカーとサブウーファーはテレビボード内に隠し、天井スピーカーの配線はテレビボード側から壁内、天井内へCD管を通して見えないようにしています。

セカンドリビングの天井埋め込みスピーカーも、AVアンプを置く壁面から各スピーカー位置まで、あらかじめ配管を通しました。

このように天井スピーカーの穴の位置や配管ルートまで、打ち合わせ段階で決めておいたことが重要です。

テレビボードの両端の底面へスピーカーケーブル用の穴を開け、センタースピーカーとサブウーファーは内部に設置。

テレビボードの両端の底面へスピーカーケーブル用の穴を開け、センタースピーカーとサブウーファーは内部に設置。

天井のスピーカーへの配線は、テレビボード側から壁内を通り、天井へ配線を伸ばしています。

天井のスピーカーへの配線は、テレビボード側から壁内を通り、天井へ配線を伸ばしています。

一方で、配線の自由度を重視するなら、ワイヤレス対応のサラウンドシステムも選択肢になります。JBL BAR1000のようにリアスピーカーを分離できるサウンドバーや、Sonos、SONY、DENONなどのワイヤレスサラウンド対応製品であれば、後からでもサラウンド環境を作りやすくなります。ただし、電源は確認が必要です。

音響は設計段階から考える

ホームシアターは画面の大きさだけでなく、音響にもこだわると映画館さながらの環境を自宅で楽しめるようになります。手軽さを重視するならサウンドバー。本格的な没入感を求めるならAVアンプと複数スピーカー。どちらが正解というより、使い方や部屋の条件に合わせて選ぶことが重要です。

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