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「 間取りと家電とレイアウト」 バックナンバー

失敗しない冷凍庫選び  vol.33

2026.10.21

【執筆者プロフィール】

間取りの中で、家電に関するレイアウトをみなさんと一緒に考えていく連載です。レイアウト例、家電の成功と失敗の口コミ、コンセントの配置等、家電にまつわるトピックを取り上げていきます。
文・図:まっしんはやぶささん https://blog.kisekinomyhome.com//イエマガ編集部
間取り図:株式会社ホームプランニング1000 https://www.megasoft.co.jp/madori/

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外形サイズと据付スペースの確認

セカンド冷凍庫の設置の際に、「本体の外形寸法」だけを見て計画するのは避けましょう。

本体の周囲には、放熱のための据付スペースを確保する必要があります。

これを考慮しないと、購入後に設置できない、または設置できても放熱不足で故障リスクが高まるという問題が起きます。以下に、タイプ別の外形寸法の目安と、設置時に考慮したいスペース(本体外形に追加で必要なスペース)を整理しました。

※ 外形寸法や放熱スペース、扉・フタの開閉に必要な空間は、製品によって異なります。上表は計画段階での目安です。購入前には必ず製品の仕様書・据付説明書をご確認ください。
※ 据付スペースと扉開閉スペースは、あくまで最小限の目安です。前面・上部の空間が食品の出し入れしやすさに十分かどうかは、別途考慮しましょう。

※ 外形寸法や放熱スペース、扉・フタの開閉に必要な空間は、製品によって異なります。上表は計画段階での目安です。購入前には必ず製品の仕様書・据付説明書をご確認ください。
※ 据付スペースと扉開閉スペースは、あくまで最小限の目安です。前面・上部の空間が食品の出し入れしやすさに十分かどうかは、別途考慮しましょう。

特に注意したいポイント

● 前開き式:ドアの開閉スペースを忘れずに

前開き式は、ドアを手前に引いて開けるため、ドア幅と同等以上の前面スペースが必要です。通路が狭い場所や、向かい合わせに家具がある場合は要注意です。また、左開き・右開きのどちらが使いやすいかも設置場所に応じて確認しましょう。

前開き式、チェスト型、スライド扉型。タイプ別の注意点を参考に。

前開き式、チェスト型、スライド扉型。タイプ別の注意点を参考に。

● チェスト型:上部の開口スペースが最重要

チェスト型の最大の制約は「上部にフタを開けるためのスペース」です。棚の下への設置はもちろん、天井が低い場所も設置できない場合があります。フタが全開した状態で、本体高さに加えて十分な上部空間が確保できるか、製品の仕様を確認しましょう。

● スライド扉型:上部スペースが少なくてもOK、ただし出し入れのスペース確保に注意。

スライド扉型は上部への開口が不要なため、棚の下などにも設置しやすいのが利点です。ただし、扉を開けられても、中を覗き込んだり、食材の出し入れに十分なスペースを確保できるか確認する必要があります。

ポータブル冷凍・冷蔵庫という選択肢

ここまでご紹介してきた3タイプは、いずれも「家の中に据え置く」ことを前提にした製品です。しかし、セカンド冷凍庫を検討する際、「ポータブル冷凍・冷蔵庫」という選択肢もあります。

【ポータブル冷凍・冷蔵庫とは】
家庭用コンセント(AC100V)または、車のシガーソケット(DC12V/24V)やポータブル電源からの給電で動作する、容易に移動可能な小型冷凍・冷蔵庫です。20〜40L程度のコンパクトなサイズが中心で、重量も10〜20kg前後の製品が多くなっています。

ポータブル冷凍・冷蔵庫は、20〜40L程度のコンパクトなサイズが中心です。

ポータブル冷凍・冷蔵庫は、20〜40L程度のコンパクトなサイズが中心です。

家の中での活用

「電源を確保できて、使用環境の条件を満たせば、置き場所を柔軟に変えられる」というのが最大の特徴です。据え置き型とは異なり、ダイニングテーブルの下、廊下の片隅、キッチンの隅など、日々の動線上に柔軟に設置できます。

● 必要なときに必要な場所へ動かせる(来客時にリビング→片付け時にパントリーに移動など)。
● 将来的に設置場所を変えたくなっても対応できる。
● 小型で比較的移動しやすい製品もあり、頻繁に移動する場合は持ち手やキャスターの有無を確認する。

シガーソケットから電源を取れる機種は、長距離ドライブや車中泊で冷凍食品や飲み物を冷蔵・冷凍したまま運べます。車のバッテリー上がりを防止する「低電圧保護機能」を搭載した製品は、より安心して利用できます。キャンプや釣りなどのアウトドア用途にも一台で対応できるため、特にアウトドアを楽しむ家庭には一台で多用途をカバーできる選択肢です。

「まず試しに使ってみたい」「複数の場所で使いたい」「アウトドア用途も兼ねたい」という方にとって、ポータブル型は柔軟性の高い選択肢です。

※製品によって注意したいこと
・据え置き型に比べると庫内容積が小さく、大量ストックには向かない。
・据え置き専用に比べて静音性が低い場合がある。
・製品によって常設使用を推奨されない場合あり、
家庭用コンセントでの使用時も、延長コードやタコ足配線は避け、壁のコンセントへ直接接続することが推奨される。
・設置の柔軟性は高いが、放熱スペースは製品の仕様に従う。

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