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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

18)間接照明後付けDIY編【徹底シミュレーション! PR記事】

2024.03.27

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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電気工事士の資格なしでできる照明の追加

引っ掛けシーリングに取り付けるシーリングライトやペンダントライトを除き、ダウンライトやブラケットライトのほか、いわゆる建築化照明と呼ばれる建物と一体化した間接照明は、ハウスメーカーや工務店が提携する電気工事業者が取り付け工事を行います。

これらは建物内部に張り巡らされた100Vの配線を直接接続するため、第二種電気工事士の資格が必要です。

そのため、間接照明のDIYと言うと難しく感じられるかもしれません。しかし、市販のLEDテープライトを使えば比較的簡単に実現可能です。費用も数千円ですし、LEDテープの電源はコンセントから取ることで、電気工事も不要で、資格も必要ありません。

ただし、LEDテープライトは照明メーカーの照明器具と比較すると明るさが劣るため、補助的な照明として導入されることをオススメします。

わが家には何カ所か私自ら間接照明を設置した場所がありますので、間接照明導入のポイントについて解説します。

書斎のデスクと棚にDIYで施した間接照明。

書斎のデスクと棚にDIYで施した間接照明。

間接照明に必要なものは後から揃えられますが、コンセントは設計当初から計画しておく必要があります。

間接照明に必要なものは後から揃えられますが、コンセントは設計当初から計画しておく必要があります。

間接照明DIYに必要なもの

LEDテープライトを使った間接照明DIYに必要なものは、LEDテープライト、LEDテープライトに対応したACアダプタ、電源を取るためのコンセントの3つだけです。このうち、コンセントだけは後から用意することが難しいため、ハウスメーカー・工務店との打ち合わせ時に決めておく必要があります。

コンセントは間接照明を設置したい場所の近くに設置する必要があるため、あらかじめどういった場所に間接照明を設置したいのか考えておく必要があります。

間接照明DIYに向いている場所

間接照明の設置が効果的なのは、棚や吊戸棚の下部、収納内部です。天井に取り付けた照明の影になったり、手元が暗くなりがちで、間接照明を導入することで実用性も上がるため、オススメの間接照明設置場所です。そのほか、テレビの背面に設置すると一気に雰囲気がよくなるため、オススメです。

わが家で取り付けた場所は、ウォークインクローゼットの内部、スタディースペースの造作シェルフの下、書斎の造作シェルフの下、書斎の本棚の棚板です。

間接照明あり・なしで比較すると、同じ場所でもかなり違う印象であることが分かると思います。

コンセントは設置場所と近い場所に設置していますが、コンセントが目立つ場所の場合はACアダプタを隠すための箱を置いたりしています。

間接照明がない状態。

間接照明がない状態。

間接照明を点灯したとき。

間接照明を点灯したとき。

間接照明を取り付けたわが家のウィークインクローゼットでは、ACアダプタは箱で隠しています。

間接照明を取り付けたわが家のウィークインクローゼットでは、ACアダプタは箱で隠しています。

こちらはダイニングのスタディスペース。間接照明を消したとき。

こちらはダイニングのスタディスペース。間接照明を消したとき。

こちらは棚の下に取り付けたLEDテープライトを点灯させたとき。

こちらは棚の下に取り付けたLEDテープライトを点灯させたとき。

LEDテープライト選びの注意点

LEDテープライトは、楽天市場やAmazonといったインターネット通販で簡単に購入可能です。LEDテープライトには24V、12V、5Vといった電圧の種類があり、それに対応したACアダプタが必要ですが、LEDテープライトとACアダプタがセット販売されている商品が手軽です。その際、電気用品の安全確保について定めた法律である電気用品安全法を満たしていることを示すPSEマーク付きのACアダプタを選択するとよいでしょう。

LEDテープライトは、最も単純なACアダプタに接続すれば点灯するもののほか、リモコンが付属するもの、調光調色対応など様々な商品が販売されているので、用途にあわせて選択できます。必要な長さにハサミでカットして使用することができるので、設置場所にあわせた長さのテープを購入してください。

LEDテープライトが丸見えで気になる方は、LEDテープライト用のカバーを取り付けると建築化照明のような見た目にすることができます(楽天市場やAmazonで「LEDテープライト カバー」で検索してみてください)。

ポイントは操作方法

後付けDIYの間接照明のポイントは操作方法です。ON/OFFの操作がしにくいとせっかくの間接照明も使わなくなってしまいます。個人的にはSwitchbotプラグのようなスマートプラグとの組み合わせがオススメです。

タイマー機能が使えたり、AmazonEchoなどのスマートスピーカーによる音声操作やスマートフォンアプリで操作することもできるようになり、利便性が上がります。わが家のスタディースペースや書斎の間接照明は、スマートスピーカーで操作できるようにしています。

また、壁付けスイッチは照明や換気扇のON/OFFだけでなく、コンセントへの通電もON/OFFできることはご存知でしょうか。スイッチをONにすればコンセントが通電して利用できるようになり、スイッチをOFFにすればコンセントの通電が遮断されて、コンセントに刺している照明や電気器具は動作しなくなります。

コンセントの打ち合わせ時に、間接照明取り付け用のコンセントを壁付けスイッチや人感センサーと連動して通電する仕様にしておけば、LEDテープライトを通常の照明器具のように壁付けスイッチでON/OFFすることができるようになります(人感センサー内蔵のスイッチであれば人感センサーに反応してコンセントが通電、LEDテープライトが点灯します)。

LEDテープライト間接照明は手軽でオススメ

LEDテープライトは、費用・設置の両面で手軽に間接照明を後付けすることができます。雰囲気も実用性もアップさせることができます。

繰り返しになりますがコンセントやスイッチは事前の打ち合わせ時に決めて置く必要がありますので、間接照明を設置したい場所を想像しながらコンセント・スイッチを決めるようにしましょう。

LEDテープライトを使った間接照明についてより詳しく知りたい方は、私のブログで詳細をまとめていますのでご覧ください。

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