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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

10)キッチン デザイン編 【徹底シミュレーション! PR記事】

2023.07.19

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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キッチンの設備選び

私たち夫婦はともに料理が好きなため、家づくりのなかでもキッチンは特にこだわった場所です。

キッチンはインテリアとしても重要な存在となるため、使い勝手に加えてデザイン(意匠性)も重視しました。さらに、予算も無限というわけにはいかないため、費用も軽視できません。

私たちが建てた住友林業では、LIXIL、トクラス、クリナップのキッチンが標準仕様となっており、3メーカーのキッチンであればどれを選んでも金額に差はありません(これらに加えて追加費用を払えばキッチンハウスなども選択が可能)。

キッチンにLIXILを選んだ理由

ハウスメーカーは住宅設備メーカーと提携し、面材など一部の仕様を限定した上でキッチンの大量仕入れを行っているため、高コストパフォーマンスでハイグレードなキッチンを導入することができます。

私たちはLIXILのリシェルSIを採用しました。標準3メーカーの仕様のなかで、LIXILのみキッチンのワークトップにセラミックを採用することができたこと、ミーレ社製の食洗器が導入できたことが理由です(クリナップにはセラミックトップを採用したキッチンも存在しますが当時の住友林業向け仕様にはありませんでした)。

セラミックトップは、傷・汚れ・熱に強いのが特徴で、耐熱性はフライパンやオーブンから出したトレーをそのまま載せることができるほど。料理好きな私たち夫婦にとって非常に魅力的で、実際使ってみてセラミックトップにして本当に良かったと感じています。

同時に入れたミーレ社製の食洗器はわが家で導入してよかった設備NO.1です。海外メーカーの食洗器は、高価ではありますが、国産食洗器にはない多くのメリットがあります。

具体的には、フロントオープン式による食器の出し入れのしやすさ、60cm幅モデル(大容量収納)、洗浄力の強さ(予洗い不要)、余熱乾燥(省エネ)といった点です。

また、ハンズフリー水栓や掃除のしやすいレンジフード、リンナイの多機能ガスコンロデリシアといった便利設備も導入しました。

熱に強いセラミックトップは、オーブンから出したものをそのまま載せても大丈夫。

熱に強いセラミックトップは、オーブンから出したものをそのまま載せても大丈夫。

ミーレ社製の食洗器は、食器類の出し入れ、容量、洗浄力等、導入してよかったと思う設備No.1です。

ミーレ社製の食洗器は、食器類の出し入れ、容量、洗浄力等、導入してよかったと思う設備No.1です。

キッチンのカラーはどうする?

キッチン本体は、グレーとダークブラウンの中間のようなグレーズグレーというカラーを選択しましたが、採用するにあたって懸念がありました。わが家はフローリングにウォルナットとあらかじめ決めていましたが、ウォルナットは床材の中では暗いカラーで、キッチンも暗いグレーズグレーにしてしまうと、インテリア全体として暗すぎるのではないかと心配していたのです。

グレーズグレーでは暗いと考えた妻が推したのがアッシュグレインという少し明るいカラー。

インテリアの色で迷ったときにも、マイホームデザイナー(3Dシミュレーションソフト)が便利です。フローリングや壁紙といった内装部材の色・テクスチャのほか、配置したキッチン設備や家具などの色・テクスチャも自由に変更が可能です。

この機能を使えば、キッチン本体にアッシュグレインに近い色合いの木目調の壁紙のテクスチャを設定することで、アッシュグレインのキッチンを再現することができます。

実際に採用した濃いめのグレー。

実際に採用した濃いめのグレー。

濃いグレーと迷った明るめの色。

濃いグレーと迷った明るめの色。

悩んだ末に選んだグレーのキッチン。こちらは実物を見た上で、インテリアが暗くなりすぎないことを納得して決めました。

悩んだ末に選んだグレーのキッチン。こちらは実物を見た上で、インテリアが暗くなりすぎないことを納得して決めました。

ウォルナットとグレーズグレーのキッチンの組み合わせの展示場があったために、実際に見学してウォルナットとグレーズグレーの組み合わせでも問題ないことを確認した上でグレーズグレーに決めましたが、実物を見ることができないウォルナットとアッシュグレインの組みあ合わせをパースで確認できたのはマイホームデザイナーならではです。

キッチンスペースはフローリングではなく、フロアタイルにしましたが、これもマイホームデザイナーのパース上で見切り位置やカラーの確認を行いました。

カップボードのこだわり

わが家は食器や調理器具が多く、またパントリーを持たないために幅3450mmという大容量のカップボードを採用しました。さらに、フロアキャビネットに加えて吊り戸棚も設置しています。

フロアキャビネットの奥行きが650mmに対し、吊り戸棚の奥行き450mmと異なるため、吊り戸棚部分の背面の壁を200mmふかすことで、出面を統一することで余計な凸凹をなくし、綺麗に見せています。

ふかした壁部分には間接照明を設置。フロアキャビネットと吊り戸棚の間に貼ったタイルを柔らかい光が照らします。また、吊り戸棚の下は影になるため、間接照明を入れることで明るさを補う役割もあります。

背面の吊り戸棚とキャビネットは、ふかした壁にタイルを照らす間接照明を付けました。アクセントタイルが引き立ちます。

背面の吊り戸棚とキャビネットは、ふかした壁にタイルを照らす間接照明を付けました。アクセントタイルが引き立ちます。

3Dパースソフトで理想のキッチンを

もちろんハウスメーカーでもパースの作成は可能ですが、毎回の打ち合わせのたびにもらえるわけではなかったり、自由に自宅で色を変更できるというわけではなかったりします。

自分のPCとマイホームデザイナーを使うことで、自宅で好きなだけシミュレーションができるのは非常に便利です。

是非使ってみてください。

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