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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

39)スマートフォンとスピーカーで家電を制御【徹底シミュレーション! PR記事】

2025.12.23

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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まず、Wi-Fiネットワークに接続

前回解説したように、スマートホーム対応機器はそれぞれの方法でWi-Fiネットワークに接続されることになります。

Wi-Fi内蔵機器であれば直接Wi-Fiに接続可能ですが、赤外線(IR)リモコンやZigbee対応機器をWi-Fiに接続するためには、専用のスマートリモコンやハブが必要です。※前回の「主な機器の接続方法」表を参照

スマートリモコンやハブがWi-Fiに接続することで、間接的にこれらの機器もネットワーク経由で操作が可能になるのです。

なお、同じスマートLED電球であっても、私が愛用している+StyleのLEDスマート電球はWi-Fi接続、PhilipsのHueやIKEAのトロードフリはZigbeeというように、接続方式が違うことがあるので注意が必要です。

スマートフォンでタイマー設定

各スマートホーム機器は、メーカーごとに専用のスマートフォンアプリが用意されているので、スマートフォンから各種設定が可能です。

アプリでは、ロボット掃除機であれば掃除を開始するスケジュールや掃除する範囲などの設定が可能ですし、温度センサーの温度が設定値以下になったら(または設定値以上になったら)エアコンをオンにするといったような設定が可能です。

わが家では、朝4時半にロボット掃除機が掃除を始めるように設定していたり、今の時期はクリスマスツリーのイルミネーションの点灯時間を制御しています(平日は朝と夕方~就寝まで点灯)。

スマートフォンに各スマートホーム機器専用のアプリをダウンロード。

スマートフォンに各スマートホーム機器専用のアプリをダウンロード。

わが家のお掃除ロボットは、スマホのアプリで朝4時半に動き出す設定に。

わが家のお掃除ロボットは、スマホのアプリで朝4時半に動き出す設定に。

スマートスピーカーで

タイマーやセンサー連動ではなく、エアコンや照明などをマニュアルで操作したいときもあります。そんな時に便利なのがスマートスピーカーです。スピーカーに向かって話しかけるだけで、機器を操作することができます。

代表的なスマートスピーカーとしてAmazon EchoシリーズGoogle NestシリーズApple HomePodシリーズなどがありますが、わが家は汎用性と価格の面からAmazon Echoシリーズを使っています。

Echoシリーズに搭載されているAmazonが開発したクラウドベースのAI音声認識サービスが「アレクサ」です。各アプリからアカウントをアレクサに紐づけることで、Amazon Echoシリーズのスマートスピーカーを使って、各機器が音声操作できるようになります。

例えば、「アレクサ、リビングのテレビを消して」「アレクサ、寝室のエアコンを23度に設定して」「アレクサ、リビングの照明をシーン1にして」「アレクサ、玄関のカギを開けて」といった使い方です。

各アプリのアカウントをアレクサに紐づけるとスピーカーで制御できるようになります。

各アプリのアカウントをアレクサに紐づけるとスピーカーで制御できるようになります。

複数の操作をまとめて設定

アレクサの機能で特に便利なのは、「定型アクション」という機能です。これは、複数の操作をまとめておき、一度に実行できる機能です。
わが家では「アレクサ、ホームシアターの開始」という一言で、下記の一連の動作が実行されるようになっています。

電動スクリーンを下げる

セカンドリビングの間接照明をオフにする

セカンドリビングのダウンライトの照度を最小にする

FireTVスティックを起動する

FireTVスティックのホームを表示する

プロジェクターの電源をONにする

セカンドリビングのダウンライトの照度を最小にする(念のための再実行)

各メーカーのアプリでもこのような設定は可能ですが、それはあくまで同一アプリで制御している機器だけの連携です。アレクサアプリでは、メーカーの垣根を越えて連携させることができます(上記の例では、照明+スクリーン、FireTVスティック、プロジェクタと3つのアプリに跨って制御しています)。

「アレクサ、ホームシアターの開始」と言うと、3つのアプリと連携して行なわれる一連の動作。

「アレクサ、ホームシアターの開始」と言うと、3つのアプリと連携して行なわれる一連の動作。

このように、スマートスピーカーを起点に音声で指示することによって、複数のアプリをいちいち起動することなく、各機器を簡単に操作することができます

Echoシリーズのマイクはななかな優秀で、少し離れた場所から声をかけても問題なく反応してくれます(2階リビングで音声操作したことをリビング階段で繋がっている3階のEchoがまれに受け取ってしまうことがあるほど)。

多機能スマートスピーカーは、各部屋で使用

もちろん、スマートスピーカーには音楽配信サービスの音楽を流してBGMにすることもできますし、タイマーや目覚ましに使うこともできます。

特にキッチンではタイマー機能が便利で、わが家ではキッチンタイマーを全く使わなくなりました(「アレクサ、3分のタイマーをセットして」などで使えます)。

スマートスピーカーは非常に便利ですし、定期的に行われるAmazonのセールでは大幅に値引きされることも多いので、各部屋に置くといいでしょう。実際わが家では、すべての居室に置いています。

次回はわが家で実際に使っている機器の中から特にオススメな機器を紹介したいと思います。

ダイニング・キッチンに面したニッチ収納の壁にAmazon Echoシリーズのスピーカーを取り付けています。

ダイニング・キッチンに面したニッチ収納の壁にAmazon Echoシリーズのスピーカーを取り付けています。

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