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2024.09.18
【執筆者プロフィール】
文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。
【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。
住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com
①照明器具を制御するためのメインスイッチ
スイッチで制御するものの代表格が照明機器です。わが家では、基本のコンセント・スイッチとしてPanasonicのアドバンスシリーズを採用しています。ホワイト、グレー、ベージュ、グレーと場所にあわせた色がラインナップされており、設置する場所にあわせて色を変えています。
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マットな質感でスイッチの形状は、フラット・薄型デザインです。
②寝室の4路スイッチ
寝室の枕元は、PanasonicのSO-STYLEというデザイン性の高いスイッチを採用。SO-STYLEはアドバンスシリーズと比較して値段が高いのが難点ですが、コンセントも同じプレートに取り付けができるといったメリットがあります。

寝室には、コンセントが付けられるタイプを(PanasonicのSO-STYLE)。
寝室は、照明を入口の壁スイッチに加えて左右両サイドの枕元のスイッチでも操作できます(3か所で操作できるスイッチを「4路スイッチ」と呼びます)。ベッドに寝てる状態で夫婦どちらでも照明が操作できるので非常に便利です。
スイッチは後述するパイロットスイッチ付きを除けば、基本的に「ほたるスイッチ」としています。オフの状態でスイッチが点灯するため、夜間に操作しやすいのが特徴です。
③リビングはいくつもの照明をひとつのパネルで
リビングは多数の照明器具が集まる場所で、それぞれが調光対応であるため、通常のスイッチを使うとスイッチだらけになって、見た目や使い勝手が悪くなってしまいます。
そこでわが家はPanasonicのシーンコントローラを採用しています。1つのボタンで複数の照明のコントロールができ、6シーンまでワンタッチで照明を変更することができます。
わが家では、明るさ100%のほか、夕食後のくつろぎタイム用やホームシアターでの映画鑑賞用など複数のシーンを登録して利用しています。
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調光を6シーンセットできるコントローラー。
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④室内以外の共用部分は人感センサー
わが家では玄関ホール、トイレ、洗面台、ウォークインクローゼットなど長時間滞在しない場所は、すべて人感センサーで制御しています。
人感センサーは、壁付けスイッチのほか、ダウンライト内蔵、天井付けの子機など様々なタイプがあります。動線を考えながら、最適なセンサーをタイプを選びました。
多少費用は増額になりましたが、いちいちスイッチを操作する必要がないのでかなり満足度が高いポイントです。
ちょっとした後悔としては、センサー内蔵のダウンライトにした場所は、スイッチを操作することはほとんどないので、収納内など目立たない場所に設置してしまっても良かったと感じています。
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こちらはセンサー内蔵のダウンライト。
⑤換気扇連動のトイレのスイッチ
1階のトイレは、センサー式かつ換気扇連動・ほんのり点灯モード対応のスイッチを採用しています。1階のトイレは寝室に近く、夜間明るくて目が覚めてしまわないよう、夜間は照度を落として照明を点灯させるというスイッチです。
換気扇も連動しており、人がいなくなってからしばらくしてから換気扇がオフになります。
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夜間照度を落として点灯し、換気扇も自動的に消えるようにコントロールできるスイッチ。
⑥夜間消えるタイマー照明
また、玄関ホールのダクトレールのスイッチには、Panasonicの開けたらタイマーというスイッチを採用しています。
スポットライトは階段照明やディスプレイ照明も兼ねているため、日中はオンになるようにし、就寝する深夜~早朝まではオフとなるようにしています。
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スイッチの蓋を開けるとタイマーがセットできるスイッチ。
⑦外構は明るさセンサー
外構照明は、スイッチのほか、別途屋外に明るさセンサーを使っています。暗くなると自動で外構照明が点灯するようになっています(もちろん室内のスイッチでもオフにできます)。
⑧照明以外のスイッチ
スイッチは、照明だけを制御するものではありません。特定のコンセントの通電も制御することができます。
例えば、電気自動車充電用のコンセントなど家の外に取り付けたコンセントは、何の対策もしてないと第三者が勝手に使用する盗電のリスクがあります。
盗電を防ぐために、使わないときはスイッチで通電をオフにすることができます。スイッチがオフの状態ではコンセントにプラグを差し込んでも電気が流れないため、使用することはできません。
また、換気扇についても壁付けスイッチで制御することが可能です。わが家では猫のトイレを置くスペースに換気扇を取り付けてあり、スイッチで制御できるようにしています。
なお、屋外や換気扇といった動作が分かりにくいものをコントロールするスイッチには、パイロットランプ付きのスイッチを採用すると、スイッチONの状態で赤く光るので便利です。
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作動中に赤く光るパイロットランプ付きスイッチ。
スイッチは種類が多くて奥が深い
わが家では多数のスイッチを場所や機能、デザインによって使い分けています。記事では紹介しきれませんでしたが、3階のホームシアター用にはDAIKOの赤外線スイッチも採用しています。
わが家では採用していませんが、スマートスピーカーなどに連動するスイッチなどもあり、一口にスイッチといっても様々な種類のスイッチがあります。
ハウスメーカーや工務店任せにせず、自分で照明機器メーカーのカタログを見てみると、「これが欲しかった」というようなスイッチに出会えるかもしれません。