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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

15)セカンドリビング  デザイン編【徹底シミュレーション! PR記事】

2023.12.20

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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セカンドリビングはカフェのように

わが家の3階のセカンドリビングのコンセプトは、

「休日ゆったりくつろげるカフェ空間」
「電動スクリーンとプロジェクターを備えたホームシアター」

です。妻のイメージはスターバックスをイメージしたとのことです。

空間の印象を決める床材は、カフェ風にピッタリな永大産業のウォルナットの銘樹ヘリンボーン(挽板)を採用しました。ヘリンボーンは端材がたくさんでてしまうこと、施工に手間がかかることから通常は高額な費用になりますが、銘樹ヘリンボーンは複数のフローリング材をパネリングしているため、ヘリンボーンの中では比較的安価に施工できるフローリングです。

3階につくった約6.3畳のセカンドリビング兼シアタールーム。

3階につくった約6.3畳のセカンドリビング兼シアタールーム。

複数のフローリング材をパネリングした「銘樹ヘリンボーン」。

複数のフローリング材をパネリングした「銘樹ヘリンボーン」。

内装はブラウン系で落ち着いた雰囲気に

壁のクロスはルノンのRH-7742というブラウンよりのベージュとし、天井は同じくルノンのRH7745というダークブラウンのクロスを採用しました。室内側の窓枠をブラックにすることで、メリハリのある空間になります。

ダウンライトのカバーもダークブラウンで塗装することで、ダウンライトが目立たないようにしています。グレアレスタイプしているため、眩しさを低減しています。

壁紙はベージュ、天井はダークブランを採用。

壁紙はベージュ、天井はダークブランを採用。

あまり住宅では一般的ではない色ですが、事前にマイホームデザイナーのパースで検討していたため、不安なく選択することができました。

あまり住宅では一般的ではない色ですが、事前にマイホームデザイナーのパースで検討していたため、不安なく選択することができました。

ダウンライトのカバーは、ダークブランに塗装しました。

ダウンライトのカバーは、ダークブランに塗装しました。

アクセント壁には、住友林業では人気のオプションであるウォルナットのウッドタイルを採用しました。天井には電動スクリーンとあわせてコーニス照明を仕込んでいます。ウッドタイルの凹凸と間接照明の相性は抜群です。

ハウスメーカーのオプション、ウォルナットのウッドタイルをアクセントに。間接照明でタイルの陰影が楽しめます。

ハウスメーカーのオプション、ウォルナットのウッドタイルをアクセントに。間接照明でタイルの陰影が楽しめます。

プロジェクター&スピーカー

セカンドリビングはホームシアターを兼ねており、プロジェクターとの距離を計算した上で120インチの電動スクリーンを導入しました。スクリーンを巻き上げた状態では、折り上げ部分に収納されるため、電動スクリーンの存在を意識することはありません。

20インチの電動スクリーンをアクセントタイルの壁面に設置。

20インチの電動スクリーンをアクセントタイルの壁面に設置。

使わないときは、折上げ天井に収まって、見えないようになっています。

使わないときは、折上げ天井に収まって、見えないようになっています。

天井にはスピーカーを5つ埋め込むことで、5.1chのサラウンドを実現しています。スピーカーを床置きすると邪魔になってしまうため、天井に埋め込むことにしましたが、音響的にも不自然さがなく満足しています。

スピーカーの位置と穴の大きさ、スピーカーケーブルを通すためのCD管について打ち合わせを行い、引き渡し後にスピーカーを自ら取り付けました

スピーカーは天井に5つ埋め込んで、5.1chのサラウンドを。自分で取り付けました。

スピーカーは天井に5つ埋め込んで、5.1chのサラウンドを。自分で取り付けました。

プロジェクターは天吊りにしました。最近は持ち運び可能なタイプのプロジェクターもありますが、毎度のセッティングが不要で、機器が邪魔にならず配線もスッキリするのがメリットです。プロジェクターを天吊りするためには、天井補強とコンセント、HDMIケーブルを通すためのCD管が必要です。スピーカーもそうですが、CD管で天井・壁内にケーブルを通すことでスッキリした見た目にすることができます。

こうしたコンセントやケーブル配管は、自由に設計することが可能な注文住宅ならではです。後からの対応は難しいため、ホームシアターを計画する場合は、綿密な打ち合わせが必要です。

知識があれば自分たちだけでも問題ありませんが、知識がない場合は機器選定から機器配置までホームシアターの導入を専門的に支援するインストーラー(導入設置業者)を頼るのも手です。

わが家は、持ち運べるプロジェクターではなく天井に吊すタイプを選択。コンセントやケーブルを天井・壁面内に隠せるのに見た目はすっきりしますが、ハウスメーカーのオプションと細かな打ち合わせをする必要があります。

わが家は、持ち運べるプロジェクターではなく天井に吊すタイプを選択。コンセントやケーブルを天井・壁面内に隠せるのに見た目はすっきりしますが、ハウスメーカーのオプションと細かな打ち合わせをする必要があります。

セカンドリビングのインテリア

セカンドリビングには、エアコンを設置せず、隣の書斎のエアコンで空調を賄う形にしています。書斎とは建具で完全に仕切ることはせず、格子スクリーンでゆるく仕切る形としています。これによって、セカンドリビングから目立つエアコンをうまく隠すことができました。

セカンドリビングには、ウォルナットのリビングチェアとオットマン、サイドテーブルを採用しました。オットマンと組み合わせることで、より寛ぐことができるようにしました。

サイドテーブルにはコーヒーを置き、リビングチェアにゆったり座りながら見る映画は最高のひと時です。注文住宅を建てて本当に良かったと思っています。

正面の奥が書斎です。壁はつくらずに格子スクリーンで仕切っています。これでセカンドリビングにエアコンを設置せずにすみました。

正面の奥が書斎です。壁はつくらずに格子スクリーンで仕切っています。これでセカンドリビングにエアコンを設置せずにすみました。

映画を見ながらくつろげるリビングチェアとオットマンを選びました。

映画を見ながらくつろげるリビングチェアとオットマンを選びました。

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