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2023.04.26
【執筆者プロフィール】
文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。
【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。
住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com
ダイニングの配置と広さ
わが家のLDKはL字型の配置であることは以前の記事で紹介した通りです。リビングとダイニングは一体の空間でありながら、食事スペースとくつろぐスペースと明確に役割を分けた点がポイント。
リビング・ダイニング・キッチンをあわせた広さは約24畳で、そのうちダイニングスペースは7畳ほど。家族4人がゆったり座ることができる180cm×90cmのダイニングテーブルが置ける広さです。
最終的な間取り確定前には、キッチンとダイニングテーブルを横並びに配置する間取りも検討しましたが、スペースの関係上、最終的にはオーソドックスにダイニングテーブルをキッチンの正面に置く並びを選択しました。キッチンとダイニングを連結させると配膳や片付けがスムーズなメリットがあるため、今でも未練が若干残っています。
スタディースペース
ダイニングスペースの隣には、リビング学習用のスタディースペースを設けています。
私たち夫婦が子どもの頃は勉強は自分の部屋ですることが一般的でしたが、最近ではリビング学習をすることが増えているとのこと。バンダイが行った調査(※1)では自宅のリビング・ダイニング」で宿題に取り組む小学生が約7割という結果が出ています。
リビング学習(※2)では、親が子どもの学習状況を把握できるほか、家族のサポートを受けながら学習することができるため、子どものモチベーションの維持や学習の効率化に繋がると言われています。また、ダイニングテーブルで勉強することに比べてスタディースペースは集中しやすいほか、食事をする際に勉強道具を片付ける必要がありません。
私たちの子どもたち(現在妻が双子を妊娠中です)がどこで勉強するかはまだ分かりませんが、幸いダイニングに余裕があったために、リビング学習に対応できるようスタディースペースを設けることにしました。
もちろん、子どもだけではなく両親もパソコンや読書・勉強スペースとして活用することできます。
※1バンダイこどもアンケートレポートVol.257「小学生の宿題に関する意識調査」結果(2020年2月26日プレスリリース)
※2子どもが個室ではなく、リビングやダイニングで勉強すること。
リビング階段
わが家の2階LDKと3階はリビング階段で繋がっています(猫の脱走防止のため、1階と繋がる階段とLDKは引き戸で仕切っています)。
階段の上にはFIX窓を設けて、日中は階段から明るい光が入るようにしました。以前も紹介しましたが、住宅密集地では高窓を有効活用することで隣家や道路からの視線を遮りつつ採光を確保することが可能です。
リビング階段にはデメリットもあり、上下階のそれぞれの音が聞こえるほか、空調が少し難しくなります。
夏場は3階のエアコンで2階までよく冷えますが、冬は床暖やエアコンで暖めた2階の空気が3階に流れてしまいます。特に冬場の空調が気になり、階段部分にロールスクリーンを後付けで設置することに。設置後は冬場も快適になりました。
どんなふうに過ごしたいのか?
注文住宅の打ち合わせするにあたっては、「LDKは××畳が欲しい」といった要望をしがちです。絶対的な広さももちろん大切ですが、個人的には家族のライフスタイルやどのようにその空間で過ごしたいのかといった目的を伝えることが重要だと感じています。
広さを実現したとして、希望する生活が手に入るかは別です。例えば、来客が多いのであれば、来客人数にあわせた椅子やダイニングテーブルを置けるスペースにする必要があるかもしれません。
ライフスタイルをハウスメーカーや工務店の担当者と共有することで、より理想の家になるのではないかと思います。