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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

33)もう一度家を建てたい【徹底シミュレーション! PR記事】

2025.07.16

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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屋外に一切干さない

わが家は洗濯物を屋外に一切干さない、完全室内干しです。

当初はバルコニーにホスクリーンという物干し竿を固定する金物を取り付けていましたが、全く使わなかったために半年程度で撤去してしまいました。

完全室内干しを検討しているが不安な方に、4年間暮らしたリアルをお伝えします。

わが家の洗濯の流れ 設備選び

脱衣所で服を脱ぎ、脱衣所内にあるランドリーバスケットに服を入れています。ランドリーバスケットは2つ用意し、乾燥機を使う衣類と、室内干しで乾燥させたい衣類を分けています

脱衣所内にドラム式洗濯機があり、ランドリーバスケットから衣類を投入。洗濯をします。

乾燥機を使う衣類は、洗濯機の上の「ガス式乾燥機乾太くんに投入。ガス式の乾太くんは50分程度で乾燥が完了します。ドラム式乾燥機の2分の1から3分の1の時間で乾燥が終わるため、複数回の洗濯も余裕です。ガスが必要という条件はありますが、子どもがいる家庭には非常にオススメの設備です。

乾燥機に掛けられない衣類は、脱衣所の天井に設置している「ホシ姫サマ」に掛けて干しています。室内用の物干し設備には、ホスクリーンやエアフープといった取り外しのできる物干し金具、固定式のアイアンバーといったものがあります。

・室内干しはたまにしか利用しない
(邪魔にならないように取り外せるようにしたい)
→ホスクリーン、エアフープ
・室内干しを常時利用する(通路の邪魔にならない場所)
→アイアンバー
・室内干しを常時利用する(通路の邪魔になる場所)
→ホシ姫サマ

というように選ぶのがいいと思います。わが家の脱衣所は3畳程度と狭く、回遊動線の通路も兼ねているため、使わないときは天井に収納でき、使いたいときは降ろせるホシ姫サマを採用しました。電動タイプにしたので、壁のスイッチで簡単に上げ下げできます。

大半の衣類は乾太くんに入れてしまうこともあり、家族4人では十分な洗濯物を掛けることができます。

2階のキッチン、階段ホールからもアクセスできるランドリースペース。

2階のキッチン、階段ホールからもアクセスできるランドリースペース。

ランドリーバスケットは2つ。乾燥機を掛けるものと室内干しい分けています。ドラム式の洗濯機の上に幹太くんを設置。

ランドリーバスケットは2つ。乾燥機を掛けるものと室内干しい分けています。ドラム式の洗濯機の上に幹太くんを設置。

常時+通路の邪魔になる場所に干すため、使わないときは天井に収まる「ホシ姫サマ」を採用しました。

常時+通路の邪魔になる場所に干すため、使わないときは天井に収まる「ホシ姫サマ」を採用しました。

ホシ姫サマは、壁に付けたスイッチで物干し竿が上げ下げできる電動式を選びました。

ホシ姫サマは、壁に付けたスイッチで物干し竿が上げ下げできる電動式を選びました。

除湿機3時間で乾燥

室内干しをしている間は乾燥させるため、除湿器を稼働させます。除湿機にはデシカント式、コンプレッサー式、その両方を備えたハイブッリド式の3タイプがあります。

デシカント式は冬場に強く夏場は苦手、コンプレッサー式は夏場に強く冬場は苦手、ハイブリッドは通年利用が可能という特徴があります。

わが家は通年室内干しをするために、ハイブリッド式を選びました。タイマーは3時間にセットしており、完璧に衣類の乾燥が完了します。日光で乾かした特有の匂いはありませんが、生乾き臭も一切ありません。

ランドリーバスケットと洗濯剤等を入れるワゴンの横にハイブリッド式の除湿機を設置。

ランドリーバスケットと洗濯剤等を入れるワゴンの横にハイブリッド式の除湿機を設置。

除湿機の排水ホースを洗濯機の排水ホースに合流させて自動排水させています。

除湿機の排水ホースを洗濯機の排水ホースに合流させて自動排水させています。

ランドリールームから隣のファミリークローゼットへ

乾燥が終わった衣類は、脱衣所の隣のファミリークローゼットに収納しています。畳んでしまう衣類やアイロンがけが必要な衣類は、脱衣所に設けたカウンターで作業しています。

居室(寝室)にもクローゼットは設けていますが、着用頻度の低いお出掛け着や季節物の衣類の保管場所となっています。普段使いの衣類はファミリークローゼットに収納していますが、2畳弱のファミリークローゼットは家族5人ではさすがに狭いと感じています。

洗濯に関する動線がすべてまとまっている今の間取りは気に入っていますが、広さだけは後悔ポイントであるため、次の家づくりでは改善したいと思っています。

ちなみに、布団や毛布はどうしているかと言うと、毛布やシーツ、クッション、枕などは乾太くんで乾燥させています。乾太くんの乾燥能力は非常に強力なので、厚手の毛布であっても乾燥させることが可能です。布団は布団乾燥機を使用。

今のところこれで困っていませんが、布団などは3階のバルコニーに干すことも可能です。

乾いた衣類はランドリールームと繋がったファミリークローゼットへ。洗濯の作業スペースが1カ所にまとまっていて間取り・動線としては大満足。

乾いた衣類はランドリールームと繋がったファミリークローゼットへ。洗濯の作業スペースが1カ所にまとまっていて間取り・動線としては大満足。

天板の下にアイロン台がしまってあるカウンター。カウンターの上の戸棚は造作のタオル入れになっています。

天板の下にアイロン台がしまってあるカウンター。カウンターの上の戸棚は造作のタオル入れになっています。

室内干しのメリット

室内干しのメリットは、天候・時間帯に左右されず、外気を気にせず洗濯ができるという点です。雨の日や夜間であっても洗濯ができますし、花粉も付くことがないため、日中洗濯をすることが難しかったり、アレルギーに敏感な方には非常にオススメです。

もう1つのメリットは、動線設計がしやすい点です。室内干しの場合は、脱ぐ・洗う・干す・畳む・しまうを最短距離で配置しやすい。考慮するスペースが脱衣所/ランドリールーム/クローゼットだけで済むからです。

それに対し、外干しの場合は、これにバルコニーやテラスが加わります。一般に南側にはLDKを配置することが多く、北側に設置することが多い水回りとの動線が長くなりがちな上に、クローゼット・各居室の配置も考慮する必要があります。

4年間暮らして室内干しに不満はなし

今のところ室内干しの生活に全く不満はなく、むしろ洗濯がいつでもでき、動線を短くできるメリットを強く感じています。注文住宅でも大人気の乾太くんと併用することで、圧倒的な家事楽生活を送れています。

これから室内干しを検討する方は、安心して室内干しを選択してください。

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