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2026.04.01
【執筆者プロフィール】
はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。
長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。
Blog: https://xshmblog.com
第34回 外構の設計とデザイン
わが家が建っている土地は39坪です。都心へのアクセスも悪くない場所では、この広さの土地を買うのも大変でした。私は家を建てるからには庭が欲しかったので、この決して広いとは言えない土地の外構計画も、最大限に土地を活かすために家の計画の初期段階から進めていました。
よく計画された外構は建物を引き立ててくれる
家を建てるためのパートナーとして、ハウスメーカーや工務店などの業者を選ぶ際に、住宅展示場や完成見学会に参加された方も多いと思います。
特に住宅展示場ですが、あの建物群がなぜあんなにもカッコよく見えるのでしょうか。元から展示用の仕様がたくさん盛られている建物であるからということはもちろんですが、やはり手入れの行き届いた外構の存在も大きいはずです。
建物を建てた後からなんとかしているのではなく、自分の土地の建物と、かつ周囲の建物と調和するように作られた外構は、やはり建物や街並みを引き立てる力があります。
自宅に当てはめてもそれは同じで、やはり住宅の設計と並行して、外構の計画もある程度固めていくと、その土地の仕上がりが変わってきます。
わが家の外構ない時の建物外観写真。
外構が完成すると土地のイメージが大きく変わりました。
日当たり良好の南面接道の土地で生じる課題
建物の設計と同じタイミングで外構を進めることが必要な事例として、採光に有利な南面接道問題が挙げられます。
土地の南面に道路があり東西に長い土地は評価されやすい土地でもありますが、実際は採光用の窓と道路が近くなるケースが多くなりがちで、日中は結局カーテンをずっと閉めているということも少なくありません。
建物だけで先行して計画していくと、サッシの工事が始まった段階で道路との視線が気になり始めても、対策方法が無いということも多いです。
やはり建物は外構とセットで考え、フェンスの高さと窓の高さを調整することや、もしかすると南面の窓をやめてしまい別の方法で採光を行うなどの判断にも繋がり、結果的に暮らしやすい設計になるはずです。
【早めの外構計画で実現】
・道路と窓の位置関係を外構計画に取り込める
・道路から室内への視線を遮るフェンス、塀等の計画ができる
南面接道に面したLDKの大きな窓から道路を見たところ。通りを行く人の視線が気にならない設計です。
外と中を分けるのも、外と中を繋げるのも外構
わが家は外に繋がりのある家を目指していたので、1階リビングでLDKに大開口の窓を設けました。
そして、わが家はまさに東西に長い南面接道の土地だったので、南面に採光用、そして外との繋がりのための大開口窓を儲けると、通行人から家の中が丸見えです。
工務店さんとの最初の打ち合わせの段階で小さくてもいいから庭が欲しいということは伝えていたので、ファーストプランの時点でそれが反映されており、プランでは南面に大開口の窓を設け、道路との境界に高い塀を設置することに決まりました。
住宅と同時に外構も計画していたため、希望していた1階南面のLDKと庭がファーストプランから反映されていました。
塀の素材にも色々ありますが、外壁の「そとん壁」に合わせた和風スタイルとして、杉板を大和張りという方法で設置することに。※参照:「第31回 住宅街に溶け込む和風の外観を目指す」
【早めの外構計画で実現】
・外を感じる大開口の窓
・室内に繋がった視線を気にせずに過ごせる庭
・外壁材に合った素材で土地全体をデザイン
このように、建物の開口部の弱点を克服するものも外構計画ですし、建物の雰囲気を引き立てるのも外構計画です。
外構計画はぜひ、大まかな形だけでも良いので住宅設計の段階で考えた方が良いと思います。



























