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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

27)外構のデザイン【構造物編】【徹底シミュレーション! PR記事】

2024.12.18

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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元々あったフェンスの再利用

わが家の外構は、前回記載の通り、接道する道路から見える場所にはお金をかけ、それ以外は極力費用を抑えた計画としています。

コストを抑えた点として、建て替え前のメッシュフェンスの再利用です。私たちが購入したのは古家付きの土地で、家屋のほか隣地の境界にはメッシュフェンスがありました。

家屋はもちろん解体したのですが、境界のメッシュフェンスは劣化があまり気にならなかったこともあり、一部再利用することにしました。

外観に影響のないメッシュフェンスの再利用範囲は、3D間取り作成ソフト(マイホームデザイナー)を活用することで事前にシミュレーションすることができました(※)。

道路から見える境界壁は、ブロック塀への吹付塗装仕上げとする一方で、道路からあまり見えない境界壁は以前のメッシュフェンスを利用することで20万円程度の節約になりました。

元からあったフェンス(赤丸印)と道路側はブロック塀への吹付塗装仕上げに(青丸印)。

元からあったフェンス(赤丸印)と道路側はブロック塀への吹付塗装仕上げに(青丸印)。

正面の門袖

正面の造作門袖も吹付仕上げです。建物外壁と同じ吹付塗装とすることで、建物と外構の統一感を持たせました。住友林業の独自吹付塗装が使えるのは、提携外構業者ならでは。

造作門袖は天空率の関係から1.2mの高さ制限ができてしまいました。1.2mの高さではインターホンを利用するには低すぎたため、インターホン用に「サンワカンパニー・オスポール」を採用しています。

外壁と門袖は、同じ吹付塗装で仕上げることで統一感を出しました。

外壁と門袖は、同じ吹付塗装で仕上げることで統一感を出しました。

正面の門袖は高さ制限があったので、境界際の門袖の側にインターホンを設置しました。

正面の門袖は高さ制限があったので、境界際の門袖の側にインターホンを設置しました。

アプローチの階段と照明計画

アプローチ部分は浮き階段としています。通常の階段よりも費用はかかりますが、スタイリッシュなデザインになります。

最後に照明計画です。アプローチの階段の蹴込には間接照明を入れることで、邸宅感を演出してみました。

シンボルツリーであるアオダモとイロハモミジには下からスポットライトを当てることで、壁や軒天に枝や葉の影が投影されるようなっています。

階段の蹴込みに入れた間接照明とシンボルツリーの下には、スポットライトを。

階段の蹴込みに入れた間接照明とシンボルツリーの下には、スポットライトを。

これら照明は明るさセンサーで制御されているため、暗くなると自動点灯します。いちいちスイッチでON/OFFは煩わしいので、外構照明はセンサーにすることをオススメします。

ライトアップされたイロハモミジ。

ライトアップされたイロハモミジ。

※使用したソフトについて

わが家はマイホームデザイナーを利用して、建物のシミュレーションを行いましたが、マイホームデザイナーでは外構の作成も可能です。マイホームデザイナーのパースと実際に完成した写真と比べてみても遜色がないことが分かります。

マイホームデザイナー14で利用できるデータセンターには門柱や植栽、フェンス、デッキなど豊富な外構3Dデータが揃っており、購入後半年は無料で素材をダウンロードできます。それらを並べることでかなりリアルな外構の再現が可能です。
もしマイホームデザイナーを利用するのであれば、建物だけでなく外構のシミュレーションにも活用してみてください。

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