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2026.01.28
【執筆者プロフィール】
はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。
長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。
Blog: https://xshmblog.com
第31回 旅館風の外観を目指す
家づくりにおいて、家の第一印象を決める「外観」は非常に重要なポイントです。今回は、わが家がこだわった「和モダンな外観」のコンセプトから、実際に採用した外壁素材、そして1年が経過して分かった木部の経年変化についてまとめてみます。
「ホテルライク」よりも「旅館ライク」な雰囲気
わが家が買った土地は、静かな住宅街の一角です。夫婦で共通していたのは「ホテルライクな格好良さよりも、旅館のような落ち着きが欲しい」という想いと、あまり周りの家から浮きたくない(笑)でした。
そこで、理想とする「和」の雰囲気を得意とする工務店を探し、モデルハウスや完成見学会をいくつか巡って依頼先を決めました。外観デザインは、設計はもちろんですが「選ぶ素材」や「外構」で大きく印象が変わります。自分の好みの素材を扱い慣れている業者さんに依頼するのが、成功への一番の近道だと感じています。
施工事例や完成見学会などから、想とする「和」の雰囲気を得意とする工務店を探して契約。
外壁選びの決め手は、好みとメンテナンスコスト
外壁の検討段階では、ガルバリウム、焼杉、そとん壁の3つが候補に挙がりました。それぞれにメリットがありますが、最終的にわが家が選んだのは「そとん壁」です。
一番の理由は、将来のメンテナンスコストでした。そとん壁はコーキングがなく、性質上塗り替えも不要な耐久性が高い素材です。
また、設計当時はインフレの影響で金属価格が上がっており、以前なら安価な選択肢だったガルバリウムと、高価なイメージのそとん壁の価格差がほとんどなくなっていました。「高いから無理」と諦めず、その時々の市場状況を含めてプロに相談してみることの大切さを実感しました。
ガルバリウム、焼杉、そとん壁の3つの候補から選んだのは「そとん壁」。
木部の経年変化
アクセントとして取り入れた天然木は、設置環境によって劣化の進み方が驚くほど違いました。
まずは、南側の窓にある「レッドシダーの戸袋」。ここは庇(ひさし)があるおかげで雨に当たらず、強い直射日光も遮られています。数年経っても色はそこまで落ちていません。
1階の掃き出し窓の戸袋には天然木のレッドシダーを塀は杉板を採用。
庇のお陰で、1年半で激しく色が落ちることはありませんでした。
対照的なのが、南側の「杉板の木塀」です。雨ざらしで一日中日差しを浴び続けるため消耗が激しく、いわゆるシルバーグレーへの変化が早く進んでいます。同じ南向きでも、建物の影に入る時間の長い駐車場の塀は、色落ちが穏やかです。
2カ所に杉板でつくった塀を設置。
道路に面した木塀は、すっかりシルバーグレーに変化してしまいました。
長時間、建物の影に入る駐車スペースの奥の木塀の色変化は緩やかです。
「直す」か「取り換えてしまう」か、メンテナンスの考え方
わが家の塀には、比較的安価な杉板を採用しています。これは、こまめに塗装して修繕を繰り返すよりも、「傷みが激しくなったら、その部分だけ新しい板に取り換える」という前提で設計したからです。
「いかに長持ちさせるか」という視点も大切ですが、劣化しやすい場所にはあえて交換しやすい素材を選び、「古くなったら取り換える」という考え方を持つのも良いかもしれません。



























