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「 マイホームへようこそ!」 バックナンバー

❷イギリスの色使いと装飾を手本に ~海外ドラマ『ダウントン・アビー』をテーマに~

2023.12.20

❷イギリスの色使いと装飾を手本に

イ:中古マンションを買われて最初のリフォームされたのですか?

Kさん:そうです。中古マンションの壁紙や床をリフォームしてから売却するというお話だったのですが、イギリス風に変えるつもりだったので、そのままでいいとお話ししたら、100万円値引きしてくださいました(笑)。

イ:引っ越された当初にリフォームされたときには、どのようなイメージだったのですか?

Kさん:今回と同じインテリア・コーディネーターのみねぎしさんに、床はオーク材で、壁は白系・ベージュ系、廊下は黄色にというようなイギリス風に仕上げていただいて、とても気に入っていました。でも、家は3回建てないと…と言いますが、本当にそうだと思います。

理想の家にしてもらいましたが、イギリスのドラマ『ダウントン・アビー』、『シャーロックホームズ』にもでてくるのですが、本当は以前からずっと赤い壁にしたいと思っていました。でもどんな風になるか不安だったので、最初のリフォームの時にはその勇気がなかったんです。

イ:キッチンとLDKに面した個室の赤、廊下の青は、思い切った色使いですね。

Kさん:イギリスでは、赤の間、青の間、黄色の間という部屋ごとにテーマカラーがあって、いろんな色が使われているんですよ。その中で、実際に訪れて、幸せを気分を感じて想像できるようになったので、今回は赤色を使ってもらいました。青色は以前に訪れた美術館みたいにしたくて色を指定して塗ってもらいました。

イ:確かに。玄関の扉を開けた途端にヨーロッパの美術館の雰囲気。海外に来たようで驚きました。

Kさん:わたし自身も未だに玄関を開けた瞬間に感動します。

イ:壁紙だけでなく、建具もモールディングも英国調。イメージにぴったり合うものをオーダーされたのですか?

Kさん:そうです。以前はよくある普通の白いマンションのドアだったのですが、今回のリフォームで変えてもらいました。新しいものと交換するだけで簡単な作業かと思ってたら、枠も変えないといけないということで、工事3カ月かかって、仮住まいを借りて全部荷物を移動させてました。

玄関ドアを開けたところ。きれいなブルーの壁にたくさんの絵画。

玄関ドアを開けたところ。きれいなブルーの壁にたくさんの絵画。

リビングに面した部屋は扉を取って、LDKと繋がった空間に。一つ一つお気に入りのものに囲まれた空間。

リビングに面した部屋は扉を取って、LDKと繋がった空間に。一つ一つお気に入りのものに囲まれた空間。

本棚は実は壁紙。収納の扉になっています。

本棚は実は壁紙。収納の扉になっています。

Kさん:あと、絨毯も!本当は床材は絨毯が好きだったんです。それもシンプルな無地のカーペットより、こういう柄のものが。色も赤でとても気に入っています。

イ:カーテンもゴージャスですね。

Kさん:絨毯とカーテンの合せ方も、みねぎしさんからこの2つが合うと教えていただいて、少し疑っていたのですが、実際に合せてみるとぴったりで驚きました。インテリアは好きですが、そのあたりは、プロのアドバイスは必要だと思いました。

イ:カーテンレールが隠されているので、高級感がでていますね。

Kさん:リビングのソファの後ろの屏風も、みねぎしさんから屏風を置きましょうという話をされたときに、さすがにそれは合うのかな?と思いましたが、確かにダウントン・アビーの中にも日本的なインテリアを取り入れている部屋があるから…相談しながら探して、北海道の古物商からアンティークのものを購入しました。

やっぱり和風のものもいいですね。ここがすごく落ち着く空間になったので、これを置いて良かったです。

イ:屏風を飾るという発想はさすがプロですね。

Kさん:屏風の後ろの壁は、コンクリートで重たい絵は飾れないし、一部にでも日本のインテリアを入れられて良かったと思います。

インテリアコーディネーターさんからすすめられた屏風のあるリビングスペース。

インテリアコーディネーターさんからすすめられた屏風のあるリビングスペース。

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