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「 間取り・デザイン徹底シミュレーション!」 バックナンバー

26)外構業者をどうするか問題【徹底シミュレーション! PR記事】

2024.11.20

【執筆者プロフィール】

文・写真:Kikorist
都内で暮らす30代の会社員。家族は妻と双子の娘と猫。2021年秋に住友林業で念願のマイホームを建てました。

【マイホームへようこそ28回】で登場した我が家のこだわりポイントや検討の過程を詳しくお伝えします。

住友林業との家づくりやライフスタイルに関するブログを運営中。 blog https://kikorist.com

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外構の面積(30坪×30%=9坪)

わが家は都内の約30坪の土地に家を建てました。建蔽率は60%ですが、準防火地域の耐火/準耐火建築物は10%の緩和が受けられることから70%の容積率をほぼ限界まで利用して建てています。

つまり、30坪×30%=9坪とビルトインガレージのコンクリート部分が外構工事ということになります。わが家ながら改めて土地の小ささを感じます。

外構工事にかけられる予算も限りがあったので、道路沿いから見えない部分は極力コストを削減しました。

節約ポイント

具体的には…

◎道路沿いから見えない部分の境界壁は解体前の既存メッシュフェンスを再利用
◎同じく北側の隣地はブロック2段積みのみとして思い切ってフェンスはなし
道路正面以外の地面は砂利敷き(高額になるコンクリートを採用しない)

といった点。

道路から見えない部分以外のコストカット策として、わが家はあえて宅配ボックスを設置していません。わが家が通販ヘビーユーザーのため、宅配ボックスを1~2個置いたところで役に立たないだろうと判断(結果として正解でした)。

ファザード部分のこだわり【坪庭】

こだわったのは道路沿いのファサード部分です。

◎アプローチ奥のアイキャッチとなる坪庭

アプローチの奥の坪庭は自宅を出入りする際に必ず目にする場所です。イロハモミジを中心に、景石を配置。築山を作り、苔を貼って日本庭園風にしました。このような庭にしたいと外構担当に写真を送付していたので、イメージ通りに仕上がり大満足。施主と担当者の認識の相違をなくすためにも、写真で共有するのは有効です。

初夏はさわやかな緑、秋は真っ赤なイロハモミジと季節感を感じられる、小さいながらも素敵な庭園となりました。

イロハモミジと苔を貼った築山を配置した日本庭園風。

イロハモミジと苔を貼った築山を配置した日本庭園風。

寝室から坪庭を見たイメージパース。

寝室から坪庭を見たイメージパース。

【シンボルツリー】

◎シンボルツリーとして高さ7mのアオダモを採用したほか植栽は豊富に

植栽は上記のイロハモミジのほか、中心のアオモダモだけは当初から決めていました。3階建てでタイル外壁部分の面積の広さに負けないようアオダモは比較的背の高い7mの木を採用

そのほかは、常緑樹と落葉樹をバランスよく入れること、花や実で季節感を感じられる樹種を入れたいという要望をもとに、外構業者から提案をいただいた樹種から選定しました。

【採用した植栽】
坪庭の植栽:セイヨウイワナンテン、オタフクナンテン、センリョウ、アオダモの下:アセビ、シャクナゲ、クチナシ、センリョウ、カラタチバナ
ガレージの横:ヤマボウシとシャクナゲ、アジサイ

3階建てに似合う背の高い樹種「アオダモ」を選択。常緑樹・落葉樹を足して植栽豊かなエントランスになるように依頼しました。

3階建てに似合う背の高い樹種「アオダモ」を選択。常緑樹・落葉樹を足して植栽豊かなエントランスになるように依頼しました。

アプローチには当初ソヨゴを植えていたのですが、土や日当たりとの相性が悪いのか枯れてしまい植え替えること3回(外構会社の植栽保証に感謝)。現在はナツハゼを植えていますが、秋冬は落葉して寂しくなってしまうので、常緑樹のほうがよかったかなと少し後悔しています。

ソヨゴが3回枯れてしまったため、現在はナツハゼに。

ソヨゴが3回枯れてしまったため、現在はナツハゼに。

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