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「 夢のマイホーム奮闘記」 バックナンバー

第21回 パントリーと+αの収納をつくる【夢のマイホーム奮闘記】

2025.08.06

【執筆者プロフィール】

はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。

長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。

Blog: https://xshmblog.com

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第21回 パントリーと+αの収納をつくる【夢のマイホーム奮闘記】

家を建てる際、多くの人が「収納」に頭を悩ませます。特にキッチンまわりは、調理器具や食品ストック、日常使いの細々としたものまで、収納したいものが多岐にわたります。

そんな中で注目されるのが「パントリー」です。わが家では、リビング・ダイニングと一体感を出すデザインのキッチンに合わせ、生活感を隠しつつ機能性も追求した約1畳のパントリーを設けました

この狭いながらも大活躍しているパントリーの設計におけるこだわりと、この面積では叶えられなかったこと、そしてそれらを補うための工夫についてご紹介します。

効率的な収納と動線

パントリー計画で最も重視したのは、

「効率的な収納」
「キッチンからのスムーズな動線」

でした。頻繁に使う調味料や乾物、大きな調理家電、そして災害時のための防災備蓄品など、収納したいものは明確でした。これらのアイテムが必要な時にすぐに取り出せるよう、キッチンからのアクセスが良い配置を理想としました。

今回は、キッチンにつながった扉無しのパントリーとその横につくった+αの収納をご紹介します。

今回は、キッチンにつながった扉無しのパントリーとその横につくった+αの収納をご紹介します。

限られたスペースの中で、何をどのように収納すれば最も使いやすいかを徹底的に考え、日々の家事効率を上げるための中心となる場所として、パントリーを位置づけました

叶えられなかったこと①

1畳という面積では、どうしても叶えられなかったこともあります。その一つが、冷蔵庫をパントリーの中に収める計画でした。冷蔵庫をパントリー内に配置できれば、LDKの景観がさらにすっきりとした空間を演出できたでしょう。

しかし、1畳のパントリーで冷蔵庫まで収めようとすると収納量を犠牲にしなければならず、断念しています。

パントリーのサイズは約1畳。

パントリーのサイズは約1畳。

調理台・シンク・冷蔵庫からすぐの配置に。

調理台・シンク・冷蔵庫からすぐの配置に。

限られた空間を最大限に活用

わずか1畳という限られたパントリー内部のスペースを最大限に活用するため、様々な工夫を凝らしました。まず、両短辺の壁には、天井まで目一杯の可動棚を設置しました。これにより、収納するものの高さに合わせて棚の位置を自由に調整でき、無駄なスペースをなくすことができました。

パントリーの両短辺の壁には、天井まで可動棚を設置。

パントリーの両短辺の壁には、天井まで可動棚を設置。

キッチン側から見た棚の配置。

キッチン側から見た棚の配置。

叶えられなかったこと②そしてプラスαの収納

もう一つは、収納量の限界です。洗剤やキッチンペーパーなどの日用品のストックは、一つ一つのサイズが大きく、パントリーだけではすべてを収めきることができませんでした。そこで、この課題を解決するために、パントリーの裏側に当たる壁面に新たな収納スペースを設けました。

玄関入って正面にある扉付きの収納。日用品を入れれるためにつくりました。

玄関入って正面にある扉付きの収納。日用品を入れれるためにつくりました。

次回にこれらの収納をどのように使っているかご紹介します。

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