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「 住まいのショールーム体験隊」 バックナンバー

キッチンハウス/住まいのショールーム体験隊 第3回

2022.08.10

第3回 キッチンハウスの家具のように見せるセミオーダープラン

LDK一体型の部屋の中で、キッチンは一番スペースをとる存在感のある設備です。また、ダイニングと対面式に設置して、どこからも目に入るアクセスの良い位置に置かれることが多いでしょう。

そんなキッチンが、ほかのインテリアやグリーンに馴染む家具調のデザインなら、妥協なくLDKを一体感のあるコーディネートに仕上げられます。

インテリアにこだわる人たちに、キッチンハウスのオリジナル素材、「エバルト」が注目されています。第3回目は、キッチンに適した耐久性も備えたうえに、まるで自然素材のような色調やテクスチャーの素材と暮らしに合わせて選べるレイアウトをショールームで体感してきました。

■取材先/株式会社TJMデザイン(キッチンハウス)
https://www.kitchenhouse.jp/

伺ったのはキッチンハウスの神戸ショールーム。

伺ったのはキッチンハウスの神戸ショールーム。

「エバルト」で好みに仕上げる

お話を伺ったのは、キッチンハウスの「ベーシック」についてです。このシリーズは、カラー29色 ✕ レイアウト6タイプ ✕ 収納3タイプから選ぶセミオーダーでプランをつくっていきます。

【主なプラン内容】
●標準価格にキッチンとカップボードが含まれる
●29種類のカラーバリエーションを自由に組み合わせ
●Ⅰ型、デュエ等のレイアウト6タイプから選べる
●カップボードは3タイプから選べる

中でも注目すべきは、カラーバリエーションの多さ。ワークトップ、扉材、カップボード、それぞれに好きな色・柄を選べるところが特徴です。

ショールームには、29色のカラー見本があり、エバルトの木材のようなリアルな凹凸感や石材調のテクスチャーを体験できます。ワークトップ・扉材等はそれぞれに違った色を合わせることができるので、その場で組み合わせの印象を確認できます。

ショールームには、29色のカラー見本があり、エバルトの木材のようなリアルな凹凸感や石材調のテクスチャーを体験できます。ワークトップ・扉材等はそれぞれに違った色を合わせることができるので、その場で組み合わせの印象を確認できます。

落ち着きのあるブラウン、グレー系カラーが人気。上「メルクリオ」、下「ベトングレー」の見本。

落ち着きのあるブラウン、グレー系カラーが人気。上「メルクリオ」、下「ベトングレー」の見本。

エバルト(R)とは、キッチンハウスが自社の国内工場で、海外から輸入したメラミン樹脂を加工し、オリジナルの建材として開発・製造を行なう商品の名称です。

メラミン樹脂は、硬度が高く耐久性・耐熱性・耐水性に優れ、ヨーロッパでは、キッチンの化粧板に使われる主流の原材料。この特性を活かした独自の技術により、豊富なデザイン、木目や石材のような質感が創り出されています。

エバルトに触ってみると、人工的な素材とは思えない細かくナチュラルなエンボス加工が施されています。

エバルトに触ってみると、人工的な素材とは思えない細かくナチュラルなエンボス加工が施されています。

ワークトップは、エバルト「ルーナ」、ダイニングテーブルは「サンドオーク」。

ワークトップは、エバルト「ルーナ」、ダイニングテーブルは「サンドオーク」。

家族に合ったレイアウトを選ぶ

前掲のキッチンは、Ⅰ列のペニンシュラタイプ+オプションのダイニングテーブルが連結されたものですが、キッチンハウスでは、

①ペニンシュラ
②ペニンシュラ(ダイニングテーブルの連結有り)
③アイランド
④デュエ
⑤デュエアイランド(ダイニングテーブルの連結有り)
⑥壁付け

の6タイプのレイアウトから選択することができます。

①ペニンシュラは、片側を壁に付けた対面式Ⅰ列タイプ。

①ペニンシュラは、片側を壁に付けた対面式Ⅰ列タイプ。

【②Ⅰ列ペニンシュラ(ダイニングテーブルの連結有り)】こちらのダイニングテーブルの連結方法は、「切り欠き連結型」。キッチンに合わせてダイニングテーブルの端を切り込んだ形状になっています。

【②Ⅰ列ペニンシュラ(ダイニングテーブルの連結有り)】こちらのダイニングテーブルの連結方法は、「切り欠き連結型」。キッチンに合わせてダイニングテーブルの端を切り込んだ形状になっています。

オプションのダイニングテーブルは、3種類のサイズがあり、配置は、キッチンと連結タイプと独立タイプから選べます(価格はどれも+154,000円)。

オプションのダイニングテーブルは、3種類のサイズがあり、配置は、キッチンと連結タイプと独立タイプから選べます(価格はどれも+154,000円)。

③回遊できる動線が魅力のアイランド。

③回遊できる動線が魅力のアイランド。

どのレイアウトを選んでも同価格。キッチン本体サイズも2パターン用意され、自由に組み合わせていくことで、オーダーメイドさながらのキッチンができあがるというシステムになっています。

ショールームのスタッフの方のおすすめレイアウトは「デュエ」。シンクとコンロが2列に分かれたレイアウトです。

コンロとシンクの間に立てば、振り向くだけでほとんど動かずに洗い物と調理が同時進行でき、2人のときは背中合わせで作業をすると、お互いのスペースの邪魔をしません。また、2つの作業台の幅を合わせると、Ⅰ列のペニンシュラ・アイランドより、1m近くスペースが広くなるところも利点です。

また、壁側で調理することで匂いや煙が、ダイニング・リビングに広がりにくいという効果もあり、使いやすさから、キッチンハウスの一推しのレイアウト。

展示されたキッチンで、一人で調理するとき、家族が加わったときの動きを確認してみてください。

④壁付きにコンロ付きカウンター、対面にシンク付きカウンターを配置するデュエ。
デュエのシンク側W1850とコンロ側W1700を合わせるとW3550。ペニンシュラのw2600と比べると950ミリ、作業スペースが広くなることになります。

④壁付きにコンロ付きカウンター、対面にシンク付きカウンターを配置するデュエ。
デュエのシンク側W1850とコンロ側W1700を合わせるとW3550。ペニンシュラのw2600と比べると950ミリ、作業スペースが広くなることになります。

こちらのシンクとコンロの間の通路幅は1メートル。2人が背中合わせで作業するときの感覚も確かめられます。

こちらのシンクとコンロの間の通路幅は1メートル。2人が背中合わせで作業するときの感覚も確かめられます。

家族で料理する場所にゆとりがあるデュエ。使い方に合わせてレイアウトが検討できます。

家族で料理する場所にゆとりがあるデュエ。使い方に合わせてレイアウトが検討できます。

カップボードもセット。3タイプから選べる

おしゃれなキッチンを選んだら、食器や家電をしまう収納も同じメーカー・同じデザインで揃えたくなりますね。でも、全部揃えると、お値段が気になるところ…。システム収納を組み合わせたら、予算を超えてしまった、というお話もよく聞きます。

しかし、キッチンハウス・ベーシックには、標準価格が含まれていて、その種類や仕様の組み合わせも自由度が高いのです。これは、消費者として解りやすく安心の価格設定だと思いました。

収納は、中壁面収納の「フルトール」、カウンター+吊り戸棚の「フルセパレート」、両方を組み合わせた「ハーフトール」の3種類があり、収納量・使い方によって、細かな選択ができます。

こちらは、フルトール。扉を閉めれば、レンジや炊飯器等の家電も隠せる背面収納です。

こちらは、フルトール。扉を閉めれば、レンジや炊飯器等の家電も隠せる背面収納です。

扉を開けたところ。開き扉が、側面に収まる「垂直フリッパー扉」。

扉を開けたところ。開き扉が、側面に収まる「垂直フリッパー扉」。

取材を終えて

29種類のカラーから素材が選べるキッチン…シックなモダン、北欧風やブルックリンスタイルまで、幅広いインテリアに似合うカラーが揃えられていることと、実際に触れてマットで柔らかい風合いに驚きました。

これだけの色があれば、インテリアに合わせた組み合わせを考える時間も楽しく、満足度の高いキッチンに仕上がります。

また、展示されているセットを拝見して、家具店をいくつもまわってダイニングテーブルを探さなくても、こちらでキッチンと同じエバルトで揃えたコーディネートができることも大きなメリットだと感じました。

ショールームで一気にキッチン・ダイニングのイメージができあがっていくことでしょう。

デュエアイランドとダイニングテーブルを組み合わせたプラン。キッチン・カップボード・ダイニングテーブルをブラウン系のシックな色合わせでコーディネート。

デュエアイランドとダイニングテーブルを組み合わせたプラン。キッチン・カップボード・ダイニングテーブルをブラウン系のシックな色合わせでコーディネート。

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