間取り用語集
この間取り用語集では、家づくりに役立つ間取りに関する専門用語をやさしく解説しています。
オーニング窓(おーにんぐまど)
オーニング窓とは、上下に複数並べて設置された横長いガラスが、ハンドル操作によって連動して外部に開くしくみの窓のこと。窓の下部分が外向きに開くため、急な雨などが室内に入ることもなく、通風や換気に有効的。風呂場、トイレ、マンションの廊下などに設置されることが多い。
各ガラスに窓枠がついているため、1枚のガラスサイズは「ルーバー窓」などと比べて大きい。そのため、連結されるガラスは4〜5枚程度が一般的となる。
さらに、各ガラスに窓枠があることで、閉鎖時に他のガラスとの隙間が生まれず、部屋の気密性と断熱性を維持することが可能になる。
また、すりガラスなら外部からの視線を気にせずに開放できるなどとメリットが多いが、窓格子などはつけられないため、防犯上の観点からはすぐれていないといえる。