2024.12.25
【執筆者プロフィール】
はじめまして。さわおと申します。2022年に家を建てよう! と決意をし、紆余曲折を経て2024年の夏にようやく新居へ引っ越すことができました。引っ越す頃に息子も生まれ、家族3人で楽しく暮らしています。
長い家づくりの中で経験した失敗や大変だったこと、そしてそれをどうやって乗り越えたかについて、連載を通して家づくり中の方へ届けることで、誰かの悩みや問題を解決できると嬉しいなと思いながら、この記事を書いています。
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第8回 ランドリールーム・水回りの間取りと動線
浴室、ランドリールーム、水回りを計画する際は、家事動線とメンテナンス性に重きを置きました。
わが家では水回りを1階、ファミリークローゼットを2階に設置しています。本当はファミリークローゼットも1階にまとめて最短動線を実現したかったのですが、スペース的に叶わず。
それによって面倒さが増しそうな家事を「がんばらなくても続く」仕組みによって不便さを可能な限り圧縮しました。
私はとにかく面倒くさがりなので、「うわ、面倒くさい!」と一瞬でも思ってしまったらおしまいです。とにかく負担にならない仕組み、を考えて水回りを計画しています。
面倒が減る収納プラン/1階にも衣類収納
ファミリークローゼットは2階、洗濯・乾燥は1階。これでは乾燥後に服を2階へ持ち運ぶのが手間になります。
そこで、洗濯物を
「外出時に着るガス乾燥機NGの服」
「ガス乾燥機で仕上げるタオル・パジャマ・下着類」
に分けることにしました。
外出用の服はハンガーで干した後、そのままハンガーにかけたまま2階へ。乾燥機で乾かすものは、1階の収納に雑に放り込める仕組みにしました。
隙あらば収納
ランドリールームの中には、タオルやハンガー、洗剤などを収める小さい収納を設置しました。
2畳未満の非常に狭いランドリールームですが、この天井まである造作家具のおかげで、収納量に困ることは今のところなさそうです。
導入した設備「ガス乾燥機」
新築を建てる方にとってはもう定番になっているであろうガス乾燥機です。
時短効果が抜群、ということもありますが、天候・季節に左右されずに一定の時間で衣類を乾かせるということが一番の強みだと思います。
また、私はアウトドアが好きなのですが、アウトドアでよく使われる防水・撥水素材は、熱をかけながら乾かすと機能回復にも効果があるため、その点のメリットも大きくて導入しました。
洗面台は造作で
洗面台は収納力を重視しましたが、収納を大きくするだけでなく、いかに面倒くささを感じずに片づけができるか、という点にも腐心しました。
とくにドライヤーはコードの出し入れ、コンセントの抜き差しなど、使用時に煩わしさを感じる要素が多いため、収納方法については気を付けました。
とにかく面倒くさくない、時短よりも手間を減らすことを意識して工夫をちりばめたランドリールーム、水回り。次回は実際に住んでみての使用感をレポートします。