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2022.09.07
土地を最大限に活用する
イ:ハウスメーカーに最初に希望として伝えたことはどんなことですか?
Kさん:駐車スペースが欲しいこと、広いリビングが欲しいことは伝えていました。この広さの土地でそれらを叶えるには、1階にビルトインガレージ、2階にリビング、子ども部屋や書斎等、そのほかのほしいスペースを確保するために、3階建てになると思っていました。
イ:それでは、1階から詳しく拝見させてください。1階には、道路に面したインナーガレージ。外観は、石柄でグレーのスタイリッシュなタイル貼りが印象的です。道路から目を引くかっこいいデザイン。これはご自分で選ばれたのですか?
Kさん:タイル貼りは設計担当の方から提案を受けました。いろいろなタイルを見て、玄関まわりとインナガレージ部分と2種類のタイルを使っています。インナーガレージ部分は大伴タイルのほうが映えると思ったので、インナーガレージ部分は、大判のものを選びました。
あまり大きいと金属で固定しながら施工するため、費用が高くなるそうです。接着剤で付けられる範囲で大きいサイズのタイルを採用しました。
奥さま:それ以外の外壁は、住友林業の標準仕様の吹付塗装ですね。
イ:さて中にお邪魔しますと、玄関ドアを開けると正面のエントランスホールの壁も、同じくグレーのタイル貼り。外観とイメージが統一されてますね。
そして、玄関土間の両サイドには、収納(A)とインナガレージに続く通路(B)(C)。通路はコートや靴の収納スペースとなっているのですね。
Kさん:そうですね。1階もそのほかのスペースは、家族が増えても後で足りないということがないようにつくりました。
通路を収納として使ったり、階段下の空間をライトアップして、奥行きを感じるようにしたり、スペースをできる限り活かしたエントランスホールにしました。
イ:玄関横に洗面台(D)。帰ってすぐに手が洗えていいですね。落ち着いた色合いのタイルがインテリアに馴染んでいます。
奥さま:この隣がトイレ(E)、その横が寝室になっています。
イ:寝室もグレーで統一。壁付けブラケットの間接照明とタイルの陰影がラグジュアリーな雰囲気。リラックスできる大人の空間という感じですね。
Kさん:この家は落ち着けるホテルのような空間にしたいと思っていたので、ダーク系の色合いでシックなデザインの素材で合わせました。
そのタイルは、もともとは少し明るめのグレーの壁紙をアクセントとして採用していたのですが、できあがってみると、ほとんど色の違いが感じられず、アクセントになっていなかったんです。それで、急遽、エコカラットタイルに変えてもらいました。
奥さま:印象が全然違うので、エコカラットに変えて良かったです。