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2024.03.13
サンゲツ【後編】/住まいのショールーム体験隊
前編ではたくさんある壁紙の中から機能性とデザイン性からの絞り込み方についてのお話でした。今回の後編では、色柄を楽しむアクセントクロスと間取り全体を考えたお部屋ごとの壁紙選びのポイントについてのショールーム取材レポートをお届けします。
■取材先/サンゲツ 大阪ショールーム
https://www.sangetsu.co.jp
壁紙の色・柄を楽しむ
サイト上で壁紙についてのアンケートを取ると、遊び心のあるものや気に入った柄のものを取り入れたいという人が増えてきていると感じます。サンゲツのショールームでも、どこか1カ所にアクセントクロスを貼りたいという方が、多くなってきているそうです。
どの壁紙にするか具体的に決まっていないけれど、アクセントを取り入れたいという場合には、ベースとなる壁紙と色を変える、質感を変える、柄ものを入れる等の組み合わせを一緒に考えてもらえます。また、先にアクセントをどれにするか選んでから、ベースとなる壁紙を検討すると、全体的なイメージがまとまりやすいのでおすすめとのこと。
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サンゲツ 大阪ショールーム。「モリス クロニクルズ」の壁紙、カーテン、ラグをあしらった部屋。
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カタログ『MORRIS CHRONICLES』(1,090円/㎡ 税別)
近年アクセントクロスのトレンドになっているのは、「自然素材」の柄。タイル、石目調、木目調にデザインされたもの。高い印刷技術で、見た目は自然素材そのもの。触ってみないと分からないほどです。
キッチン等の水まわりのアクセントにはタイル調、テレビの背面の壁には大きめの石目タイル調が人気。焼きもの・石材タイルは建材も施工も費用が高くなりますが、壁紙ならよりリーズナブルにコーディネートできますね。
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トイレに貼られた緑色のタイル柄の壁紙。
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スタイリッシュな横長のタイル柄。
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ほかにもたくさんのタイル柄の壁紙を実際に見ることができました。
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家事室をパステルカラーで明るい部屋に。
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キッチンのカウンターと天井にグレーのコンクリート柄を。設備のイメージに合わせて選ぶのもおすすめ。
根強い人気のスタイル
自然素材以外では、インテリアに合ったおしゃれな色・柄を取り入れたいという方に人気の高い「北欧」デザイン。シックなカラーの幾何学模様や花柄をはじめ、北欧と日本風を掛け合わせた「ジャパンディ」スタイルの部屋にも合うデザインが揃っていました。
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北欧デザインの壁紙。色味もシックでどの部屋にも合いそうです。
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カラフルで個性的な柄は、扉のないクローゼットの内部に貼られるという方が増えてきているそうです。
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見ているだけで楽しい気分になる花柄。
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凹凸のある壁紙。ジャパンディスタイルにぴったり。和室にも合うデザイン。
迷ったときのプランニング方法
家のどこからどのような順番で壁紙を決めていけば、スムーズに進められるかもお聞きしました。
ショールームでは、まずは間取りを基に壁紙を決めるお部屋をリストアップします。
進め方に決まりはないのですが、玄関・廊下・リビングなどのパブリックスペースは、一続きの空間として同じイメージに仕上がるようにプランニングするとスムーズとのこと。
次に書斎や子ども部屋等のプライベートスペースか、水まわりのスペースに進みます。それぞれのスペースごとに機能性を重視したり、個性を出したりと、好みに合わせて一部屋ごとに選んだり、パブリックスペースと同じにして全体的にまとまった印象したりすることもあるそうです。そのお家によって進め方が異なりますが、選び方のポイントは前編をご参考に。
ものを選ぶシーンがたくさんある家づくりですが、特に選択肢が多い壁紙。豊富な種類からできるだけ楽に、また後悔することなく選ぶためのヒントをたくさん教えていただきました。
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モデルルームのコーディネート例。トイレ・洗面でいくつもの壁紙をコーディネートすることもできます。