土地と建物 わが家の予算の決め方
サポーター発口コミ
難しい建物の予算管理
♦ 工事中の変更に注意
自分達の希望を全て詰め込んだ間取りで、それにかかる建築費用全体を算出。自己資金と融資可能額から返済金額を銀行に相談しました。
月々の返済金額は、当時住んでいた借家の家賃相当額と同等以下で計算してもらい、最終的な融資額を決定しました。
そこから先は、オーバーしそうな設備をダウングレードor変更して納めました。それでも最終的な精算は、建築しながら変更した部分や材料が響いてオーバーしてしまいました。
土地は義父が全て造成してくれたので、土地と建物の費用配分で悩むことはありませんでしたが、建築許可の際に地上げした部分に玄関が掛かることになり、その部分だけ基礎を深く敷設しないと建築許可が下りないと指導がありました。結果、その部分だけ工事代が上がってしまいました。
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予定外の工事(基礎)、壁→扉、引違い窓→掃出し窓+ウッドデッキ、壁材の変更(クロス→漆喰)という変更。
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これに対し、350万円のオーバーとなりました。
ハウスメーカーや工務店の担当者さんとの意思疎通と現場見学は、マメにした方が後々の無用なトラブルや意図しない工事の変更をしなくて済みます。それが費用の増加に繋がりますので。
また、現場確認時に気になったことは現場の大工さんに聞いてみると良いと思います。自分もマメにしたつもりですが、それでも建てた後に取り返しのつかない部分は、いくつかありました。
(福岡県・あっきーさん・男性)
♦ ハウスメーカーの見積もりを見て
戸建住宅新築に必要な費用について全く分からなかったので、まずは展示場でのハウスメーカーの見積を見て、果たしてその金額が用意できるのかどうか考えました。
転勤前に購入していたマンションのローン残高が残っていたので、まずは物件の売却が必須となり、マンションは購入価格の3割ほどで処分することになりました。
本当に欲しい土地と建物の、リーズナブルな金額というものが最後まで分かりませんでした。つまり、当初見積は安く、途中で追加工事としてどんどん金額がふくらんでいくのです。
予算というものをきちんと考えずに進めると、どんどん高くなってしまうので、あらかじめ適切な予算を考えるのは良いことだと思う反面、あとで振り返って不満が残るのも困るので、気が済むまで欲しいものを…というのもありですね。
(茨城県・ぱんだんさん・男性)
♦ 時間を掛けて予算管理を
自営業ですので新規店舗の出店のために貯金をしていました。新規店の出店か、わが家の立て直しか迷ったのですが、時代的に店舗の規模の拡大は難しいと考えて店舗の縮小とわが家の立て直しを決断しました。わが
家の立て直し数年前に弟が近所で家を建てたので、ある程度の予算は立てやすかったですね。貯金もほぼ満額ありましたから予備費として500万円借りただけで済みました。
やはりより良いものが欲しくなりますから、どうしても予算は天井知らずになりやすいものです。そこで大活躍してくれたのが間取り・住宅デザインソフトです。約2年間かけて間取りの決定と予算のあらましを立てられたので本当に助かりました。
お世話になった設計士曰く、たいていのお客さんは設計に2カ月程度ですぐに工事に入るです。設計に半年程度かけてくれれば会話の機会も増え、もっと顧客を理解できるのに…と言っていたのが印象的でした。
高価な買い物ですから、準備期間は長めの方が良いでしょう。
(神奈川県・ハルクルさん・男性)
♦ 外構費用を忘れずに
相続でまとまったお金が入ったので、土地と建物の割合を出来るだけ50:50にしようと思った。
一括で払うのは可能だったが自分に何かあった時のために一部住宅ローンを組んだ。
土地と建物での予算の配分では悩むことはなかったが、やりたいことを詰め込んだら建物の額がどんどんあがっていった。
建ててしまってから後悔しても手遅れなので、できる限りやりたいことを詰め込んでみて取捨選択をすることが大切ですね。
(大阪府・りゅうさん・男性)