家の外回りの「外構」…と言えば、前回・前々回にご紹介した道路から玄関までのアプローチに、車が必要なら駐車スペース。
そして忘れていけないのは、外での楽しみが増えるお庭。今回は、庭の活用方法について考えます（バックナンバーはこちら）。

家の外にくつろぎの空間があるなんて、なんて素敵なんでしょう。お庭のある家に憧れているという人、多いのではないでしょうか？もちろん、私もです。

リビングやダイニングの掃き出し窓の前にお庭があるといいですよね！

マイ子さんがイメージしているお庭ってどんな感じですか？ウッドデッキ？芝生？花壇？

どれもいいですね。正直、決められません（笑）。雑紙やおしゃれなお家のお庭をを見れば見るほど、どれもいいな〜と思ってしまいます。

緑やお花、きれいに芝生敷いたお庭を見ると、「気持ちよさそう！」〜と思いますし…

『家での楽しみ♪』
“庭にある芝生の手入れ。 家の購入後1年ほどほったらかしにしてしまい、２年目からまめに手入れをするようになりました。夏場は毎週末に芝刈りをして、きれいになった芝を1人で眺めて自己満足に浸っています。（岐阜県・たけぞおさん・男性）”

こちらの縁側のある和風の庭を見たときは、縁側でごろり。これが理想だ！とも思いましたし、テーブルが出せるようなウッドデッキもいいなぁと…（笑）。

確かに（笑）。
私なりに、口コミを読んで考えてみたのですが、庭の使い方は

・地面を土のまま「お庭」として利用するタイプ
・デッキやタイルを使って「室内風」にして利用するタイプ

に分かれるようです。さらに、さきほどの縁側の方みたいに両方派と、敷地いっぱいに家を建ててまったく庭はいらない派も。

両方派なんて広さが必要ですよね。でもできたら最高。

では両方を叶えたという方の口コミを見てみましょう。

“【庭の広さ】
ウッドデッキと地面を併せて30平米というところです。地面（芝）としては10平米だけくらいです。
【新築時に希望したこと】
子どものプール遊びができることと、夏の照り返しを防ぐためできるだけ緑のじゅうたんを…と思っていました。
【庭の使い方】
庭は実際には眺めているだけで、テーブルを出したり遊んだりするのは大きくつくったウッドデッキです。
【設置した設備・アイテム】
常緑樹と落葉樹をそれぞれ１本ずつ植えています。西側を落葉樹にして冬の採光を確保したつもりです。
【改善したいこと】
シダ・コケ・最終的には虫の発生やカビなどという、歓迎できない問題がありますので、できるだけ清潔を心がけています。狭くてちょうど良いのかも知れません。少しでも緑があると癒やされます。 （茨城県・ぱんだんさん・男性）”

なるほど…30平米…広いお庭ですね！
理想的ですが、これだけ広さはとれないかも。

やっぱり家の中と同様に、限られたスペースで何をしたいか、はっきりさせないといけませんね。

ちなみに前回、庭に車３〜４台を駐めたいと希望していた連載「こだわりママ」の話がでましたが、結局、庭のほとんどを駐車スペースに、残りはこのようなデッキをリビングと和室に繋げてつくられてますよ。

そうでしたね！軒付き（屋根付き）で主に洗濯物干し場として利用するためのデッキですね。

私はたくさんお友だちに遊びに来てもらいたいので、デッキもそのときに活用できるとうれしいです。こんなパティオも素敵。

土のままにしておくのと違ってお金は掛かりそうですが、生活空間としてうまく活用できるならつくる価値はありますね。

そうそう。予算のこともありまからね。家の中の物の金額もよく分かっていませんが、外構はまったく…検討付きません。

じゃあ、次回は外構の検討の最後に、外注への依頼方法や、予算などのみなさんの実例をみていきましょう。