外観について、デザインと素材について３回に渡って見てきました。今回からは家の外観に重要な影響を与える「外構」ついて考えたいと思います。（バックナンバーはこちら）

外構って、家の設計をお願いする建築士さんが考えてくれるのでしょうか？それともまた別の会社を探さないといけないのでしょうか？イエ美さんご存知ですか？

わたしのまわりで家を建てた人は、家を建築してくれた会社に、まとめてお任せしたと言っていましたが、口コミのアンケートを見ると、ほかにも自分で外構を工事してくれる業者を探すという人も多いようです。

なるほど〜。外構を別の会社にお願いしという人のほうが多いですね！

すごい。自分でしたという人もいますね！？
マイ子さんは、どんな外構にしたいかイメージは決まっているんですか？

家の外観も決まっていないし、どいういう風にしたいかまったく決まっていません。イエ美さんは？

わたしが一番にイメージしたのは、緑があって、レンガとか石畳みがある玄関アプローチです。石がふんだんに使われた外構がいいな、と憧れていました。

素敵ですよね。石畳み。植栽が自然な感じで咲いているところも。

こんなに植栽を育てられるのか？不安を感じますが、おしゃれで、すごくナチュラルなイメージですね。

外構と一言でも言っても、
・門やアプローチ
・敷地の仕切り
・お庭
・駐車スペースなど

一般的には、全部含まれていると思いますが、実はわたしも、玄関アプローチ以外は、ほとんどイメージできていません。

玄関まわりは、こだわったデザインをされている実例があったので、とても参考になりました。枕木もすごく好みです。

参考にしたというどちらの写真も玄関ドアに続く「小径」という雰囲気が共通してますね。

そうなんです。ほかにも緑一杯の景色に似合う枕木の実例もありました。こちらの方は、費用を抑えるために枕木を自分で手配したんですって。

“枕木２５本分。外構費用の玄関アプローチ部分に使用した、枕木は施主支給しました。単価で約1500円の違いでしたが、25本も使えばそれなりの節約にはなりました。”

家の外壁材にもあってますね！
枕木は、和風の家に似合いますね。

確かに…。こちらの家のようなレンガは、いろんなデザインに合いそうですよ。しかも驚きのDIYですって！

“自分でDIYでつくりました。レンガ敷のアプローチです。”

これが自分でできるとは！
レンガもいいですね。アプローチにつながったウッドデッキも魅力的です。

次は、石の乱張りのお宅です。小径ではなく、広い面に敷くならこのタイプも憧れます。テーブルなど置きたくなりますね。

“一部をタイルの乱張りにしました。気に入っています。コンクリートは時が立つと見栄えが悪くなるので、全面に使用すればよかったと思っています。”

意外ですね。コンクリートのほうが、汚れが目立たないように思いましたが、自然石のほうがきれいに保てるんですね。

そうみたいですね。車を駐める駐車スペースに敷いたコンクリートにタイヤの跡がついてしまった、というコメントがいくつもありました…。

なんと。
外構も勉強することいっぱいですね！

本当に。目を引く玄関まわり以外に、駐車スペース、リビングなどの掃き出し窓に面した庭的なスペースに、フェンスや植栽なども考えないと…。

さらに実例と、最後に外構業者にかかった費用や依頼方法なども勉強しましょう！