家づくりの先輩たち「イエマガサポーター」に聞いた成功・失敗の体験談や口コミ情報。
遮熱、通風、侵入抑止の機能を持つ「外付けブラインド」のおはなしです。>>
主力メーカーの発電量、初期投資の回収年数を見積書を基に徹底比較。>>
文・写真 株式会社サンワカンパニーhttps://www.sanwacompany.co.jp
住宅設備機器や建築資材等の販売および、物件の企画から空間のコーディネートまでのトータルプロデュースを行う。デザイン性と機能性に優れた自社開発商品の評価は高く、国内外で数々のデザイン賞を受賞。2017年から、重量鉄骨造の建築ユニット「クラスコ」の生産・販売も手がける。
空が見え、光が降り注ぎ、風が通る開放的な空間、アウトドア・リビング。テーブルや椅子を置いてお茶や食事を楽しんだり、くつろいだり、と庭をリビングのように使うライフスタイルには憧れますよね。
これから3回にわたって、アウトドア・リビングづくりに必要なアイテムについて解説していきます。
まずは、土台となるデッキ・テラスについて。次に新築時に検討しておきたい設備、最後にガーデン・ファニチャーや、より快適なスペースにするための人気のアイテム等をご紹介する予定です。
アウトドア・リビングをつくる際に、まず重要となるのは、土台となるデッキの材質選び。デッキ材は大きく分けて、天然木、樹脂材、タイルがあり、それぞれ特長があります。
天然木のデッキ材は、クルーザーに使われるイタウバやウリンなど、耐久性、防蟻性の高い木目の詰まった南洋材が人気です
天然木ウッドデッキの魅力は、無垢の肌触り。裸足で自然の質感を楽しみたい方におすすめです。また、スギ、ヒノキなどの柔らかい樹種の場合、外装木部用の木材保護塗料等で着色して楽しむこともできます。
施工して半年ほどで色落ちしますが、材質に問題はありません。長く使えるので、経年変化が楽しめる素材といえますね。より状態を長持ちさせたいというときは、ワックスを塗るなどの定期的なメンテナンスをおすすめしています。
樹脂製ウッドデッキの素材は、木粉と樹脂を混ぜ合わせたもの。メンテナンスの必要がほとんどなく、天然木と比較して色落ちしにくいのが特長です。
また、長さや幅のバリエーションが豊富なので、施工場所に合わせてピッタリサイズを選ぶことができます。値段も手頃なのものもあって、人気の建材ですね。
ただ、プラスチックを含んでいるので、日当たりの良いところでは高温になる可能性があります。日よけをつけるか、高温時には直接触れないよう注意が必要です。
最近は木調ブラウン系に加えて、ヨーロッパやリゾート感の出る白やベージュのデッキ材も多く見られるようになってきました。
タイルの魅力は、色落ちせず、メンテナンスがしやすい点です。汚れたら、ブラシでゴシゴシこすって水洗いでき、火が落ちても燃えることもないので、気がねなく使えます。バーベキューなどを楽しみたい方には、おすすめの素材ですね。
また、室内も同じタイルで仕上げれば一体感が生まれ、より広いリビング空間が実現できます。
屋内・屋外の両方に使えるタイルは磁器質だけですが、種類は豊富です。最近は、製造に使うインクジェット技術の発達により、木調や石目調などの模様が入ったタイルが続々登場しています。
その精度は高く、一見すると本物の木や石かと見紛うほどリアルです。同じ商品でも、柄パターンにバリエーションがあり、同じ柄がくり返し並ぶことがないので、天然に近い仕上がりになります。
形は正方形から、フローリング風に貼れる長方形まであり、サイズもいろいろ。最近は大きいサイズも使われるようになり、イタリアでは巾3mというサイズのタイルも流通しています。。
イエマガで人気のキーワード 間取り:「間取り」のもくじ >> 太陽光発電:太陽光発電のある家 >> |
キッチン:わが家のキッチンプラン >> |
土地探し:土地探しの10のコツ >> 地盤改良:調査と口コミ >> 業者選び:業者との出会い >> 構造・建材:耐震ワンポイント講座 >> |
マンガ:おうち大好き >> お役立ち:家づくりノート >> |
|||||