イエマガ：先ほど、家の外壁にも木材を使われたと言われていましたが、それもお二人の希望だったのですか？

奥さま：わたしが、外壁に木材が使われている家に憧れていたので、どこかに入れて欲しいとお願いしました。

ご主人：ここにも大工さんのこだわりがあったようで、ヨットなどに使われる濡れてもくさりにくいセランガンバツという木材を探して持ってきてくれました。これなら、外壁に使っても汚れにくく、くさりにくいだろうと。この木材をリビング前のウッドデッキにも使ってもらっています。

イエマガ：木材の焦げ茶と白のきれいな和モダンのデザインに仕上がっていますね。

奥さま：そうなんです。壁もきれいに吹き付けくれたのですが、作業をしている方から、基礎の部分もグレーに吹き付けてもいいですか？と聞かれて（笑）。ここがきれいに塗られているのと塗られていないのとは大違いと…。

ご主人：きれいに基礎部分も吹きつけてもらったのですが、回りをしばらく土のままにしていたので、雨で泥が跳ね上がって、汚れてしまったのが申し訳なくて。今は砂利を敷いていますが、これは家を建てる方に、早めに砂利を敷くことをお勧めしたいですね…。

奥さま：本当にいろんな場面で職人さんのこだわりが見えました。いい大工さんに会えて、本当に良かったと思います。

イエマガ：使いやすさを追求されたキッチンはもちろん、照明、外観、建材と至るところに、施主の方とつくり手のセンスと技が融合した素敵なお宅でした。楽しいお話ありがとうございました。