イエマガ:木にこだわりのある大工さんが建てた家だけあって、アイランドキッチン、床、ダイニングテーブル…すべてきれいな木目の木材が使用されていますね。
奥さま:キッチン、ダイニングの家具は、すべて造りつけで、木材や色目、仕上げ方法については、ほとんどお任せしたのですが、床材だけは、勉強のためにまわったハウスメーカーのモデルルームでメープル材を使った床を見て、とてもきれいだったので、これにしたいとお願いしました。
ご主人:メープル材や外壁の一部に貼る木材は床に置いて、木目がきれいに揃うようにパズルのように並べてから貼ってましたね。すごいこだわりだなぁ、と感心しました(笑)。
イエマガ:お二人の4つの希望のひとつ、アイランドキッチンも大工さんの造作なんですね。
奥さま:実は、キッチン自体は、壁付きのシステムキッチンなんです。それをリビングに向けてアイランドに配置して、木の枠とカウンターを造作してもらっています。造作キッチンよりお値段も安くできますし、それに、システムキッチンは収納や使い勝手がよく考えられているんですよね。
イエマガ:リビングやダイニングから見えるところをきれいに木材で囲われているので、わかりませんでした!
食器や電化製品も見えない、とてもすっきりしたキッチンですが、希望されたことを詳しく教えてください。
奥さま:キッチンだけは、どうしてもアイランド型にしたいというこだわりがありました。もう15年ぐらいお菓子教室に通っていて、家でお菓子を焼くことが多いんです。その分、収納するものもたくさんありますし、オーブンも邪魔にならないようにおけること。
それと、遊びに来てくれた人と、一緒にお菓子をつくりながらお話したり、食べたりできるキッチンにしたいと思っていました。
ご主人:いつかは、お料理教室のようなものを家でしたいとも言ってたんです。それも視野に入れて一所懸命に考えていましたね。
奥さま:オーブンの置き場所、お菓子を焼いて、それを冷ます場所に、これまでの住んでいたマンションでとても使いづらくて苦労していたんです。だから、どれだけ道具があって、どこになにをしまうと便利か、どうすれば使いやすいかをいろいろ考えました。
木製の枠を取り付けたキッチンは、実は壁付き配置用のシステムキッチン。
カウンターを挟んで、お客さまとおはなししながら、わいわい料理をする時間が楽しみという奥さま。
「システムキッチンの収納部分には、たくさんのお鍋、フライパン類、調味料が入れられて、取り出しやすくて満足」と奥さま。
もともと、壁付きの造作収納家具とキッチンの間の幅は、70センチで決まっていたが、ご主人からの「自分も料理する」という意見で、90センチに変更。
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